《カミカミ・カーニバル》

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カミカミ・カーニバル　C　闇文明　(5)

呪文

S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）

相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-5000する。（パワー0以下のクリーチャーは破壊される）

《ポイズン・ティー》の上位種で、前弾のDMR-19で登場した《生死の天秤》や《狼牙獣銃拳》のあからさまな完全下位互換。
オーバースペック気味のコストパフォーマンスを誇る《生死の天秤》はともかく、同じコモンで元々採用率の低い《狼牙獣銃拳》にも劣るというお粗末なスペックのため墳墓避け候補にすらならない。

呪文であるため、クリーチャーのイラストレーターを参照する《ハムカツのイラスト百烈ペン》での差別化も不可能。このカードのイラスト自体はとてもユニークなだけに非常に惜しい。

通常環境はおろか、革命編のブロック構築やPauper（コモン限定構築）でもお目にかかる事はまずないだろう。

似たような境遇の呪文に《チャッチャケ・トラップ》や《クルクル・トラップ》が挙げられる。特に後者はこのカードと同じく前弾に完全上位互換となる《網斧の天秤》が収録されたばかりである。

カード名の「カミカミ」はタカラトミー社員の「カミカミ王子」を髣髴させる。Deadmanが《龍覇ザ＝デッドマン》としてカード化されたように、このカードもカミカミ王子が元ネタなのだろうか。
- ちなみに公式の対戦動画では、カミカミ王子が作った「闇単デスゲイト」デッキのレシピにこのカードが含まれていたが、残念ながら登場しなかった。

カードイラストでは謎のクリーチャーが《トリガラ・ダシッチ》を丸呑みにしようとしている。また、周りにはそのクリーチャーに齧られたと思われる大量の《団子の玉ミタラス四兄弟》の残骸も。