DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 《キング・ボルバルザーク》 †
DMX-24で登場した火/自然のアーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン。 かつてデュエル・マスターズ最強クリーチャーと謳われた《無双竜機ボルバルザーク》の調整版である。 本家と比べるとエクストラターンの取得条件がかなり厳しくなっており、他にドラゴンが必要でシールドに攻撃しに行く際には除去持ちのS・トリガーを避けなければならない。しかも、アタックトリガーではなく、攻撃の後にトリガーするため、このクリーチャー自身も攻撃中に除去されるわけにはいかない。クリーチャーを攻撃しに行くのが安全な策だが、パワー6000と7コストにしては低く、アンタップキラーでもないので、攻撃できる相手のクリーチャーがいることはなかなかない。そして、なんとかエクストラターン得てもバトルゾーンはすっからかんになってしまう。自身のクリーチャーでできる限り攻撃しておきたいがそうした場合S・トリガーを踏む危険性が高まってしまうジレンマと、エクストラターンの旨みを否定するバトルゾーンのリセットという2つの致命的欠点を抱える。これらは、エクストラターンの最大の魅力であるはずの「クリーチャーの攻撃回数が増える」ことを否定してしまっているのである。 その為S・トリガーを対策し、次に展開するカードをしっかり準備しておくことがこのカードを使用する上での最大のポイントではあるが、その壁は分厚い。 《不滅槍 パーフェクト》、《天命王 エバーラスト》、《インフィニティ・ドラゴン》と、「離れるかわりにとどまる」系のカードを駆使し、連続してエクストラターンを獲得するコンボが考案されたりもしたが、要求値の高いオーバーキルでしかない。後にすべてのクリーチャーが破壊以外では離れることがなくなる《気高き魂 不動》の登場の組み合わせが一定の終着点となったが、結局これもオーバーキルであった。 後に、公式からさすがに本家より弱体化しすぎたと判断されたのか、DMEX-01にて、新たな《無双竜機ボルバルザーク》の調整版である《無双と竜機の伝説》が登場。あちらはクリーチャーではないものの、無条件でエクストラターンを得られるため、このクリーチャーより遥かに使い勝手がいい。その《無双と竜機の伝説》も環境で大した活躍はしていないので、このクリーチャーがいかに使いにくいものなのかが良く分かる。
関連カード †フレーバーテキスト †
収録セット †
参考 † |