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《ソウル・アドバンテージ》

ソウル・アドバンテージ R 闇文明 (6)
呪文
自分のシールド1枚につき相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
※プレミアム殿堂(2009年4月15日付けで殿堂入り、2009年12月19日付でプレミアム殿堂に昇格)

DM-28で登場したの凶悪ハンデス呪文

その名のとおりハンドアドバンテージを奪うためのカードである。
ハンデスできる枚数は自分のシールド枚数に依存する。一見不安定なようだが、初期状態では5枚のハンデスができるため、コントロールデッキ相手の中盤では実質的に6コスト《ロスト・ソウル》となっていた。

捨てさせる枚数だけでなく撃てる速さも重要なハンデスカードにおいて、《ロスト・ソウル》よりも単純に1マナ軽いということ以上に、1ターン早く撃てること自体が何よりの強み。
こちらが先攻の場合マナブーストから撃てば、相手が4マナしかたまっていない=5コスト帯のカードを使えていない内に手札を0にさせてしまうこともザラ。

反面、ビートダウン系デッキ(特に【速攻】)に対しては、序盤にシールドが少なくなっていくため微妙なスペックのカードに成り下がる。
しかし、そもそも比較対象の《ロスト・ソウル》【速攻】には木偶の坊ではあるので、重量ハンデス呪文としてはこの点は仕方ないか。

むしろ、相手の大量ドローコンボがハマったりなどして、ハンドアドバンテージ差をつけられすぎた劣勢の局面を挽回しにくいというのが、《ロスト・ソウル》に対して最も劣っている部分だと言える。
終盤の局面になると、特にコントロールデッキが相手の場合、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》《魔弾オープン・ブレイン》《ストリーミング・チューター》他のドローソースがきちんと回っているならば、3、4枚程度のハンデスでは大して効果を上げない場面も多い。
《ロスト・ソウル》ならば確実に手札を0にさせることができある程度の仕切り直しができるのだが、このカードでは焼け石に水の場面も多々ある。

総じて、安定感は《ロスト・ソウル》に劣るが、シールド4枚以上の状態でぶち込めれば即ゲームの帰趨を左右するほど強力なカードであることは間違いない。

当然、シールド追加を行うカードと相性がいい。

環境において

  • このシールド依存の能力は、実は環境にとても左右されやすい。比較的コントロール色の強いデッキが環境を支配していた戦国編環境神化編環境はまさにこのカードが活躍しやすい環境だった。一方、革命編環境以降は環境の高速化により「この呪文が打てる頃にはシールドが2枚以下」ということが当たり前になってきた。
    高速化により「『コントロールであればぜひとも入れたいカード』といった感じではなくなったが故に殿堂解除してもいい」と思われがちだが、先述の通り環境に依存する能力のため、仮に殿堂解除した後環境の低速化が始まった際には、再び猛威を振るう可能性がある。
    • その為、このカードは禁止と無制限を行ったり来たりするような不安定なスペックのカードと言える。(実際にはプレミアム殿堂から解除されることはないのであろうが)

その他

  • 登場から1年未満で殿堂入りしたカードとしては、初。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DM-28
    身を守る楯にこそ、心を砕く刃が眠る。

収録セット

参考