DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 《デーモン・ハンド》 †
確定除去であり、アンタッチャブル以外なら確実に1:1交換に持ち込めるため、単純にして強力。 後にS・トリガーでなくなった《チェイン・スラッシュ》が登場したものの、この種の除去カードは概してS・トリガー付きの方が便利なため、使用率はこちらが圧倒的に高く、長きに渡って闇の定番除去カードとして活躍した。 主なライバルは《地獄門デス・ゲート》。一時期は立場が危ぶまれたが、あちらはスピードアタッカーや進化クリーチャーを多用するデッキに対して効果が薄いという弱点があるため、こちらにも採用の余地は十分にある。 その後も墓地肥やしが付いた上位種の《デビル・ハンド》やマナ武装達成によって《デーモン・ハンド》以上の破壊力を発揮する《魔狼月下城の咆哮》が登場した。だが、前者はそこまで墓地肥やしが必要なものでもない、後者は黒単でしか使えないといったことからこのカードは問題なく使われていた。 つまり多色構成のデッキならば、《デーモン・ハンド》の方が使いやすいことも多いということ。特に自然と組み合わせると2→4→6の流れからの手打ちもしやすくなる。 デュエマ黎明期より13年ほど経過したDMR-17で、ついにクリーチャー版の《デーモン・ハンド》である《凶殺皇 デス・ハンズ》が登場。《デーモン・ハンド》はコストが1軽い、《邪眼皇ロマノフI世》、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、《龍素知新》、《目的不明の作戦》で唱えられる、《暴走龍 5000GT》、《龍世界 ドラゴ大王》、《単騎連射 マグナム》、《時の法皇 ミラダンテXII》などに引っかからないという点があるものの、あちらのクリーチャーが残るという点はかなり大きい。 【オールデリート】では、そのデッキ自体マナが伸びるので6コストで手打ちする機会がある点、デッキコンセプト上打点を残す必要が無い点、《時の秘術師 ミラクルスター》の能力によってついでのように回収できる点などから、《凶殺皇 デス・ハンズ》の登場後も優先して採用されていた。 その後1コスト上にスーパー・S・トリガーを持つ《冥王の牙》が登場。手打ちだとこのカードと同じ効果しか発揮しないながらも、スーパー・S・トリガーが発動すると闇の非進化1体をリアニメイトできる。除去と展開を同時にこなすハイスペックなS・トリガー呪文として、今後はそちらが闇のデッキの定番になっていくだろうことが予想される。 上記のように厳しい立場ではありながらも、《邪眼皇ロマノフI世》の圏内であるなどコスト6のS・トリガー呪文としては長らくアイデンティティを保ち続けてきたカードだが、DMRP-06ではついにこのカードと全く同じコスト・効果・名前を呪文面として持つツインパクトである《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》が登場。もはや完全上位互換と言って差し支えなく、《斬隠オロチ》などのクリーチャーであることがデメリットになりうるカードを使わない限り、完全に出番を譲ることになるだろう。
サイクル †DM-01に収録された6コストのS・トリガー呪文。
関連カード †
フレーバーテキスト †
収録セット †デュエル・マスターズ †
デュエル・マスターズ プレイス †参考 † |