DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 《フェアリーの
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フェアリーの火の子祭 C 自然文明 (3) |
呪文 |
自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をタップして自分のマナゾーンに置き、もう1枚を山札の一番下に置く。こうしてマナゾーンに置いたのが火のカードであれば、この呪文を、唱えた後で墓地に置くかわりに手札に戻す。 |
自分の山札の上から2枚を見て、片方を自分のマナゾーンに置く。置かれるマナはタップインだが、山札の上から2枚のどちらかを置けるため、スペース・チャージやマナ調節に役立つ。
最大のメリットとしては、置かれたカードの文明が火であればこの呪文が手札に戻ってくること。殿堂入りした《ガチンコ・ルーレット》のように、手札を温存したまま何回もマナブーストができるのは非常に強力である。
対抗馬は、同じく再利用可能なマナブースト呪文である《ガチンコ・ルーレット》だろう。
手札を減らさないマナブースト呪文には《ジオ・ブロンズ・マジック》や《フェアリー・シャワー》など様々な種類が存在している。
他のマナブーストと比べてもそうであるが、どれも一長一短であるため、自分のデッキに合ったものを入れたい。
登場当初は【準赤単】の概念が存在しなかったため非常に評価が低く、コストが重めでタップインなのが面倒、それこそ「《時空の賢者ランブル》の覚醒補助になら使えそうである」と全くマナブーストとしては見られていなかったほどである。
DMR-07で《ガチンコ・ルーレット》が登場すると、そちらの下位互換扱いされるようになった。
ところがドラゴン・サーガ環境で【準赤単】がトップメタになると、このカードの評価も上がった。《ガチンコ・ルーレット》が2014年3月15日付けで殿堂入りとなり、目の上のたん瘤が1つ消えるに至った。
革命編から新章デュエル・マスターズにかけて、こちらを必須カードとする【モルト NEXT】がトップメタの一角に居座っていた事実、環境の高速化とコスト踏み倒しデッキの横行によりビッグマナの立場が悪くなっている現実から、こちらを殿堂入りさせて《ガチンコ・ルーレット》を殿堂解除させるべきでないかという意見もあったほどであり、《ガチンコ・ルーレット》が登場したころとは異なり完全に評価が逆転した。
ところが双極篇になって殿堂レギュレーション改定の影響で【モルト NEXT】が環境から姿を消すと、このカードの出番も少なくなった。のちに超天篇に【モルト NEXT】の使用率はある程度回復するも、この頃になると既に登場していた《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》のおかげでメインデッキの内、呪文を《メンデルスゾーン》4枚、《フェアリー・ギフト》、《スクランブル・チェンジ》各1枚の合計6枚に絞って残りを全て火のドラゴンで固めてしまっても安定してマナブーストできるようになったため、《ボルシャック・ドギラゴン》の邪魔になるこちらを全抜きする構築もざらになった。それが、DMEX-06で《轟牙忍 ハヤブサリュウ》と《爆銀王剣 バトガイ刃斗》/《爆熱王DX バトガイ銀河》を獲得すると、構築上から理想の展開における手札要求値が上がったため、このカードの評価も持ち直した。