《フェニックス・ライフ》

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フェニックス・ライフ　P　光/自然文明　(4)

呪文：フェニックス

自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置き、もう1枚をマナゾーンに置く。

文明こそ異なるが、同コストの《フェアリー・シャワー》と比べてS・トリガーが無くなった分、手札補充がシールド追加に変わった事で【速攻】に対して耐性が付いた。どちらでも次には6コストに繋がるため、《フェニックス・ライフ》で有用なS・トリガーを埋められたなら、《サイバー・N・ワールド》や《龍覇 M・A・S》に繋がるこちらのほうを優先したい場面も多い。

ただし、直接的な手札補充には繋がらないため、終盤には腐りやすいのが玉に瑕か。

実はこの効果は、《極太陽シャイニング・キンジ》のアタックトリガーと全く同じ。実用上は、軽くなった《無頼聖者スカイソード》だと思われがちだが、《スカイソード》はブーストが先であり、かつ増やしたシールドは自分で確認できない等、使い勝手が大きく異なる。

わざわざフェニックスとこれ見よがしに書かれているため誤解しやすいが、《ザ・ユニバース・ゲート》でこのカードがめくれてもエクストラターンは得られない。実は《ザ・ユニバース・ゲート》の条件は「フェニックス1体につき」であり、「体」とカウントする「クリーチャー」のフェニックスしか追加ターンの数に入らないためである。
- コンボを意識して「フェニックス」を追加したとも考えられなくもないが、同時収録されたDMX-21版の《ザ・ユニバース・ゲート》ではテキスト修正はされておらず、表向きにしたカードの順番を変更してはならないという注釈文が追加されたのみである。

DMEX-03で再録された際、フレーバーテキストでは《天体妖精エスメル》なるクリーチャーの名が。恐らくだが、設定上はこのクリーチャーがこの呪文の主であると思われる。名前はエスメラルダがフェニックス使いであったことからなる、いわゆるセルフオマージュだろう。彼女のクリーチャーカードはまだ存在しない。
- 同じ立場のキャラクターとして《透明妖精リリン》や《応援妖精エール》や《忍者妖精ユリカマ》がいる。《フェアリー・ライフ》から《霞み妖精ジャスミン》が、《ダーク・ライフ》から《悪魔妖精ベラドンナ》が派生したように、彼女達のクリーチャー版も大いに期待されるところである。