DM Wiki (旧EUC版)

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《ヘブンズ・フォース》

ヘブンズ・フォース UC 光文明 (2)
呪文
S・トリガー
コストの合計が4以下になるように、好きな数の進化ではないクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。

DMR-21で登場した呪文

《ヘブンズ・ゲート》を髣髴とさせる名称だが、《フェアリー・ギフト》にも近い性質を持つ。
最速で使えば2ターン目に4マナ溜まった状態と同じように非進化クリーチャーを出す事ができ、しかも文明の縛りもない。《連鎖庇護類 ジュラピ》といったコスト1〜2のクリーチャーをばらまいて一気に打点を揃える事も可能だが、ここはやはりコスト4のクリーチャーを早期に出したい。
【赤白レッドゾーン】など、4コストクリーチャーを軸にしたデッキに、《閃光の守護者ホーリー》などの優秀なトリガーとともに採用できる1枚である。白黒赤など3色のタイプではさらに早出しできるクリーチャーのレパートリーが増えるので、覚えておいて損はない。
S・トリガーも持っているので、相手ターン《終末の時計 ザ・クロック》《転々のサトリ ラシャ》などをコスト踏み倒しすれば相手クリーチャー攻撃を防げる点も大きい。

これ程汎用性の高い能力を持つにもかかわらずレアリティが比較的集めやすいアンコモンなところも嬉しい限り。

また久々に登場したヘブンズの名を持つ呪文でもある。《天門の精霊キバッテ・キャット》はちょうどコスト4であり、このカードでだしながら手札損失を補ってくれるかもしれない。

ルール

環境において

革命ファイナル環境では【サザン・ルネッサンス】【赤白レッドゾーン】で使用された。先攻2ターン目に打つ場合は相手がまずコスト踏み倒しメタを出していないはずなので、そうした場面を考えてコスト踏み倒しメタへの対策を切るという構築もあり、これは現在でも変わらない。

新章デュエル・マスターズ環境ではコスト踏み倒しメタ、とりわけ《異端流し オニカマス》が普及した影響でそれほど目立たないカードであった。

双極篇環境では、手札消費が激しくなる性質から【赤白“轟轟轟”ブランド】の必須パーツとして採用されていた。《“轟轟轟”ブランド》を早出ししたいために手札《“轟轟轟”ブランド》1枚だけになるように調整する目的で使うケースもあり、結果として1コストクリーチャー1体しか呼び出さないケースも珍しくない。この頃の環境では《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》のようにマナゾーンカード指定のコスト踏み倒しメタが主流であり、このカードマナが4枚溜まればすり抜けてしまう。速攻でも4マナ位ならギリギリ貯められる領域だろう。そこまで貯めなくても、《ナゾの光・リリアング》《奇石 ミクセル》などの2コストクリーチャーを2体踏み倒すプランもとれるため、隙が少ない。

【赤白“轟轟轟”ブランド】ミラーマッチ対策として、相手の《ヘブンズ・フォース》を封殺するために《正義の煌き オーリリア》で出されることも。この《正義の煌き オーリリア》を採用した型では、《フェアリー・ライフ》《フェアリー・シャワー》などのマナブースト手段、《ドンドン吸い込むナウ》《ジ・エンド・オブ・エックス》などの除去手段、《龍装艦 チェンジザ》の呪文を踏み倒す能力なども、最速2ターン目から封じることができてしまうため、【チェンジザダンテ】にも強く出れるようになった。

【赤白“轟轟轟”ブランド】での実績や、文明を問わない汎用性の高い踏み倒し性能から、殿堂入りの予想が多くのプレイヤーから立てられていたが、GR召喚手段が登場した超天篇になると、コスト踏み倒しメタに引っかかることと今引きで引くと弱いこと、相性の良い《正義の煌き オーリリア》の刺さる呪文中心のデッキへのメタは同時期に登場した《音奏 プーンギ》で十分なこと等が考慮され、《ヘブンズ・フォース》を採用しない【赤白“轟轟轟”ブランド】も登場。その空いた枠は、《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》《KAMASE-BURN!》で埋められるようになり、このカードは再び成りをひそめることに(その後、《“轟轟轟”ブランド》の殿堂入りによって【赤白“轟轟轟”ブランド】が消滅)。

しかし、《暴走獣斗 ブランキー》が登場したことにより、【赤白レッドゾーン】での復権を果たす。

その他

関連カード

フレーバーテキスト

  • プロモ(P38/Y17)
    煌龍は帰ってくる。新たな正義を、その身に宿し。

収録セット

参考