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愛恋妖精ミルメル R 自然文明 (1) |
クリーチャー:スノーフェアリー 1000 |
プレイヤーがターンのはじめにカードを引いた時、そのプレイヤーは自分自身の手札を1枚、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。 |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
DM-14で登場したスノーフェアリー。
各プレイヤーがターンのはじめにドローした時、そのプレイヤーに手札からマナブーストする機会を与えるトリガー能力を持つ。
1マナで使えるシステムクリーチャーというのが魅力。
ただし、自分だけでなく相手にも使われてしまうため扱いが難しく、普通のデッキに採用されることは少ない。
しかし2ターン目に3マナ貯める事が出来るため、何らかのコンボパーツとなる可能性を秘めている。
特に2ターン目に《メビウス・チャージャー》を使いこのクリーチャーをマナに送り、《フェアリー・ライフ》等の2コストのマナブーストカードを使えば、3ターン目には7マナたまるため、強力なハンデス呪文である《ロスト・ソウル》を打つことが出来る。
3ターン目にこれを打たれたら、ほとんどの場合巻き返すのは困難であろう。
また、《フェアリー・ギフト》と併用すれば、2ターン目から5コストのクリーチャーを召喚できる。
特に、《超電磁コスモ・セブ Λ》を出せば激しい手札の消費を補いつつビートダウンできる。
《冒険妖精ポレゴン》とともに1マナスノーフェアリーを8枚体制にし、《妖精の裏技ラララ・ライフ》を使うのもいい。
ただし、いずれの場合も事故の可能性を多分に孕んでいるので、安定してコンボを実現させることは難しい。
手札から置くマナブーストのため、手札消費が激しいのが欠点。
そのため、やはり《トリプル・ブレイン》等のドローカードでドローし、手札補充をしてから貯めたマナを一気に活用すると良いだろう。
この時、《邪魂転生》を使えば、このカードを破壊しつつ、ドロー出来るため、効率が良い。
この点から想像出来るだろうが、この手札消費の激しさ故に、ハンデスに非常に弱い。
こちらがハンデスする前に《特攻人形ジェニー》や《ゴースト・タッチ》などで相手にハンデスされる可能性もあるため、この点でも注意が必要であろう。
逆に言えば擬似的なハンデスカードとしても使える。
このカードを出すと相手はこちらが過激なマナブースト狙っているように見せられるため、相手は「置かなければ追いつけない」という思考に駆られるためである。
相手
がマナを置けばこちらは置かずに《ゴースト・タッチ》などを使えば擬似的に2ハンデスである。
何も考えずに使用するのは利敵行為に繋がるため、何らかのコンボに利用していきたい。使いこなすにはかなりの腕を要求されると言える。