《悪魔神ザビ・リブラ》

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悪魔神ザビ・リブラ　R　闇文明　(5)

進化クリーチャー：デーモン・コマンド/エイリアン　6000

進化－自分の光または自然のクリーチャー1体の上に置く。

W・ブレイカー

相手の呪文の効果によって自分の他のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。

大抵こういう能力は自身が狙われて終わるのがオチだが、ビートダウンで他のクリーチャーとともに攻め込めば除去の手を向けさせられるのでなかなか厄介。このカードから先に殴り始めれば《デーモン・ハンド》や《めった切り・スクラッパー》を踏んでも味方の身代わりに出来る。

進化元は光か自然のクリーチャーならば何でもよいので非常に幅が広い。白黒緑のデッキだけでなく、白黒や黒緑など、どちらか片方しか使わないデッキでも十分に働いてくれる。自然ならば《青銅の鎧》や《進化の化身》など、cipを使い終わったウィニーからきれいに繋がる。光ならば《束縛の守護者ユッパール》や《ガガ・ピカリャン》などが狙い目だろう。

ややテクニカルな構成にはなるが、文明の合うデッキでは助っ人のアタッカーとして大いに役立つだろう。

隣に《光器クシナダ》を置いたり、《ペトリアル・フレーム》をクロスした場合には非常に頑丈な布陣を敷くことができる。そうした場合には《デーモン・ハンド》や《ミリオン・スピア》など、ほとんどの除去呪文を腐らせることができる。

余談だが、登場から現在までほとんど使われていなかった《悪魔神ゲドラ》の居場所が更に少なくなってしまった。一応能力の範囲で差別化はできているが、進化元の条件、範囲の差を考えると使うには厳しい。

フレーバーテキストを見ると、自然文明のフィオナの森がまたも狙われようとしている。基本セットの頃から背景ストーリーでは度々被害に遭っているため、非常に不憫な話である。