DM Wiki (旧EUC版)
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《暗黒の騎士ザガーン》 †
暗黒の騎士ザガーン SR 闇文明 (6) |
クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 |
W・ブレイカー |
DM-01で登場したデーモン・コマンド。
初期のスーパーレアにありがちな準バニラファッティ。
オーバースペックなカードが増えた今では、カードパワーだけで判断すれば、明確な採用理由を見いだすことはできない。
実用を考える場合、《減退の魔将スクリューマー》や《葬英雄 ゲンセトライセ》という上位互換が存在する。前者の能力は強制、後者はドラゴンメタに引っかかるものの、いずれもこちらを優先して採用する理由にはほど遠い。
デーモン・コマンドに拘らなければ、同じコマンドの《ZEROの侵略 ブラックアウト》もいる。
上位互換とまではいかなくとも、闇の6マナW・ブレイカーには《黒神龍ワリー・Go・イネーガー》や《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》を始め、優秀な効果持ちが多い。
このようにスペックは平凡そのものではあるが、かの覇王ブラックモナークに太鼓判を押されている初出時のフレーバーテキストには妙な人気があり、根強いファンが多数存在している。その為か、後述のように再録やツインパクト化が行われたり、派生カードが登場していたりする。
- 名前の元ネタは、カードイラスト上の特徴を鑑みても、『ゴエティア』に登場する悪魔、ザガン(Zagan)と考えられる。いわゆる「ソロモン72柱」の悪魔のうちの1体であり、グランド・デビルも同様の元ネタを持つ。
悪魔学的にはザガンはグリフォンの翼を持った牡牛の姿で描かれる。確かにこのカードにも角が描かれている。またアニメやゲーム等でCG化された際や、《「一方的に勝つに決まっている」》のイラストでは、翼が描かれている。
尤も、悪魔学の方のザガンは愚者を賢くしたりあらゆる金属を貨幣に変えたりできる存在であり、単調でつまらんスペックのこちらよりも遥かに能力に秀でているのだが。
フレーバーテキストについて †
その他 †
- アニメ「VSR」第8話では架空の特撮番組『デュエマ戦隊デュエマーファイブ』の敵役として登場している。
- 北米版デュエルマスターズである「Kaijudo」においても《Zagaan, the Bone Knight》として収録されている。訳すなら《骸骨の騎士ザガーン》といったところか。
Kaijudoではテキストが変更されて日本語版とはまったくの別物となるカードも多いが、このカードはなんと6マナ・パワー7000のW・ブレイカーで種族もデーモン・コマンドに相当する"Shadow Champion"と、ほとんど変更なくカード化されている。
フレーバーテキストも"Were I to dispatch him to field, he would overwhelm the enemy in an instant. And where is the joy in that?" —Dark Lord Megaria(意訳:私が奴を現場に派遣したら、奴はすぐに敵を圧倒する。こんな喜ばしいことがどこにあろうか。)と、発言者こそ違えどほぼ同様の内容となっている。
- それに加えて、デュエルマスターズの英語版カード《Zagaan, Knight of Darkness》においても、フレーバーテキストで"If I were to send him to the field, he'd overwhelm the enemy in an instant. Where's the fun in that?" -Ballom, Master of Death(意訳:余が奴を戦場に出したら、奴はすぐに敵を圧倒する。こんな楽しいことがどこにあろうか。)と言及されており、《覇王ブラックモナーク》だけでなく《暗黒皇女メガリア》や《悪魔神バロム》にも一目置かれている事がわかる。
もっとも、当時カードとして存在しない覇王ブラックモナークの名前を出して混乱を招くのを防ぐために発言者を差し替えた可能性は否定できないが。
関連カード †
収録セット †
参考 †