DM Wiki (旧EUC版)

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暗黒皇(ダーク・カイザー)グレイテスト・シーザー》

暗黒皇グレイテスト・シーザー SR 闇/火文明 (6)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000
進化V−自分のナイト・クリーチャーまたはドラゴンのいずれか2体を重ねた上に置く。
このクリーチャーか攻撃する時、自分の墓地にある闇または火の呪文を、コストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
T・ブレイカー

DM-31で登場した進化Vアーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト

アタックトリガー墓地呪文コスト踏み倒しできる。
《邪眼皇ロマノフI世》進化・強化版ともいうべきスペック

対象はまたはの呪文で、合計7コスト以下になるように好きな数を選べるようになっている。そのため、似たような性能の《ロマノフI世》や《邪神C・ロマノフ》と違い《無双と竜機の伝説》《ガンヴィート・ブラスター》《英知と追撃の宝剣》《テック団の波壊Go!》などの強力な7マナの呪文の踏み倒しが可能。

特に《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》との相性はよく、アタック・チャンスと合わせて1回の攻撃で2連発できる。

小型呪文を連打することもできるので、《ゴースト・タッチ》《ドリル・スコール》を複数放つこともできる。

また進化クリーチャーであるため、《邪眼皇ロマノフI世》にあった攻撃するまでの1ターンのタイムラグがなく、確実に1回は能力を発動できるのが心強い。

ただ、《邪眼皇ロマノフI世》と違って自身の能力で呪文を墓地に落とせないため、できれば何らかの墓地肥やしと併用したい。
特に《時空の嵐ストームXX》進化元にもなるのでシナジーは良好。

単純に呪文が多いデッキで、それまで使った呪文を再利用しながらフィニッシャーとする中速ビートダウンに組んでも十分に強力。
積極的にこのカードを生かすなら、《ドリル・スコール》《エマージェンシー・タイフーン》《カラフル・ダンス》《プライマル・スクリーム》などで墓地を肥やしてから出すとよい。このカード自身を墓地に落として《魔光蟲ヴィルジニア卿》で進化することもでき、1ターンのタイムラグがあるが、《貴星虫ヤタイズナ》で墓地からの召喚も出来る。《魔光ドラム・トレボール》などもいい繋ぎ役になる。

《崩壊と灼熱の牙》《無限掌》を同時に唱え、複数回攻撃・呪文連射・大量除去を1ターンでこなすタイプも存在する。

踏み倒しで唱えた呪文山札の下に置く効果は置換効果ではない。よって、チャージャーを唱えた後の処理としては、マナゾーンを経由してから山札の下に置くというのが正しい。

5コストの《闘龍鬼ジャック・ライドウ》サーチでき、そのまま進化元になれるので、バトルゾーンにもう1体進化元があれば次のターンに流れるように進化できる。

《邪眼皇ロマノフI世》に比べればピーキーであるが、強力なカードであり、フィニッシャーとして十分に強力。専用デッキについては「【グレイテスト・シーザー】」を参照。

背景ストーリーでの活躍

戦国編戦国武闘会の参加者の一人であり、《超聖竜シデン・ギャラクシー》に破れ準優勝を飾る。ただし戦国武闘会でこのクリーチャーが放ったとされる《超銀河弾 HELL》はこのクリーチャーの能力では唱えられない、恐らく効果に頼らず自分の実力のみで唱えたのだろうがそれが原因で暴走したのだろうか。決勝では《超銀河剣 THE FINAL》を装備した《超聖竜シデン・ギャラクシー》によって彼を守ろうとしたナイト共々引き裂かれた。

彼の放った《超銀河弾 HELL》が「時空の裂け目」を作り、そこから押し寄せた太古の軍勢と大戦争になったり、その戦争でできた「超次元の穴」が文明間の悲惨な争いを起こしていることなど、彼は知る由もないだろう(言い換えればすべての元凶だが)。

  • さらに、開発主任K氏のTwitterにおいて「アルカクラウンアンノウンである」「聖鎧亜王家での作戦での成功と失敗からエピソード1背景ストーリーに繋がる」と明言された事から、聖鎧亜王家の壊滅にも、間接的にではあるが加担している可能性すら浮上してしまった。いつになったら許されるのか、彼もの中から冤罪である事を祈るばかりである。
  • 《HELL》と《シーザー》がきっかけで長きにわたる戦乱になった事について、開発主任は「シーザーにそこまで罪を背負わせてはいけない」と《グレイテスト・シーザー》が全ての元凶であるかのような扱いに苦言を呈している。一方で「シーザーが悪くないとは言わない」とも言われており、彼の罪が許される事はなかなかなさそうである。

その他

  • グレイテスト(greatest)は英語の形容詞グレイト(great)の最上級で、「最も偉大な」の意。シーザーは、古代ローマの政治家ガイウスユリウス・カエサル(Gaius Julius Caesar)の(Caesar)の部分の英語読みで、日本語に訳せば、「最も偉大なカエサル(シーザー)」となる。ただし、シーザーは一般に代表的な「皇帝」の意味で用いられることもあり、「最も偉大な皇帝」といっても差し支えないだろう。
    また、冠詞に用いられているカイザー(Kaiser)(カイゼルとも読む)はドイツ皇帝の称号であるが、このカードの下の名前になっているシーザー(カエサル)に由来する。
  • このカードのフレームはガラスが割れているような仕様が使われており、クリーチャーが飛び出ているような表現だが、フォイルのせいでかなり見づらい。
  • イラストレーターによると、元々のレアリティはスーパーレアではなかったらしい。
  • そしてDMX-19にてDramatic Card仕様で再録された。この時期に再録が決まったのはおそらくこのクリーチャーの進化元として使えるファンキー・ナイトメアが増えたことからだろう。それを意識してか「悪夢」の文字が描かれている。決して後に起こる数々の戦争の原因を意識した文字ではないだろう……多分。
    勿論ダーク・ナイトメアも進化元として使える。

関連カード

背景ストーリーのラスボス

収録セット

参考