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暗黒邪眼皇ロマノフ・シーザー SR 闇/火文明 (6) |
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 13000 |
進化V:自分の闇または火のクリーチャー2体の上に置く。 |
T・ブレイカー |
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうしたら、自分の墓地にある闇または火の呪文をコストの合計が7以下になるように好きな枚数選び、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文を好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 |
DMEX-01で登場したアーマード・ドラゴン/ドラゴン・ゾンビ/ナイト。
ナイト/ドラゴン進化だった本家とは異なり、こちらは進化元が闇または火と非常に緩くなっており、種族に拘らずに使用することが可能。
逆に文明をまたいで種族で拘る場合、具体的には闇でも火でもないナイトやドラゴンは進化元には出来ない。
種族指定と文明指定では後者の方が圧倒的に縛りが緩く、ナイトやドラゴンでの種族デッキ以外での《シーザー》の採用が可能になった。
進化元が緩和された一方で、能力起動がメテオバーンになっており、効果が使用できる回数には事実上制限がついた。この為むやみやたらに呪文を唱えることはできず、能力の使い所をある程度見極める必要性が生まれた。
もっとも、《シーザー》が3ターン生き残ることはあまり考えらえないため、呪文コスト踏み倒し能力を利用した複数回攻撃でもしないかぎりはあまり気にならないだろう。
その後、火もしくは闇のツインパクトクリーチャーを進化元にすることで、メテオバーンの為に使ったクリーチャーを呪文の弾丸にするといったことも可能になった。戦術がまた一つ増えたのは強みになろう。
踏み倒しで唱えた呪文を山札の下に置く効果は置換効果ではない。よって、チャージャーを唱えた後の処理としては、マナゾーンを経由してから山札の下に置くというのが正しい。
また、考え方によっては進化元を墓地に送ることで墓地肥やしを行えるというメリットと見ることも出来る。例えば《黒神龍グールジェネレイド》を進化元としている場合それを墓地に落すことが出来たり、リアニメイト呪文を使う時メテオバーンに使った進化元を対象に取ることが出来る。
半面、カード指定除去で進化元を抜かれてしまうと能力が使えなくなってしまうのは本家にないデメリットである。大抵は進化してすぐ攻撃に移るため1回は能力を使えるだろうが、防御札として採用されやすい《テック団の波壊Go!》で他のアタッカーを除去するついでに進化元までまとめてバウンスされることには要注意。
種族で進化元を確保するなら本家《暗黒皇グレイテスト・シーザー》、文明で進化元を確保するならこちらを使うとよいだろう。種族に縛られない分幅広いデッキで採用が検討出来る。
本家にしろこちらにしろ、共通して言えるのは踏み倒す呪文が墓地に無ければ意味が無いということ。各種墓地肥やしなどを駆使して、登場前にしっかりとお膳立てをしておきたい。
基本的な構築は「【グレイテスト・シーザー】」を参照。