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英知と追撃の宝剣 SR 水/闇文明 (7) |
呪文 |
相手のクリーチャーを2体選ぶ。相手はその中から1体選んで自身の手札に加え、もう1体を破壊する。その後、自分は相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はその中から1枚選んで自身の手札に戻し、もう1枚を墓地に置く。 |
※殿堂入り |
1枚で4枚もの相手カードに干渉できる、アドバンテージの塊のようなカード。
使いどころを間違えなければ非常に強力な除去兼ランデスになる。
何も考えずに唱えても強力なことに変わりはないが、バトルゾーンのカードもマナゾーンのカードもどちらか1枚は相手の手札に残るため、コントロールデッキ同士で場が膠着した状態で使っても効果が薄い場合が多い。
また、ランデスの際には相手に擬似的なマナ回収の機会を与えてしまうため、バトルゾーン以上にマナゾーンのカードの選択には注意を要する。
よって、水のバウンス特有のタイム・アドバンテージを上手く使えるようなデッキでこそさらに輝く呪文と言える。
マナブーストから早い段階で唱えることができれば、相手の展開を一気にくじくことができ効果的である。ランデスを行いつつ、これに繋げることができたなら勝利は近い。
青黒ベースのデッキのフィニッシャーとして用いられる。タイムアドバンテージを稼ぐため、ビートダウン系デッキへ投入されたこともある。
今では強力な呪文として知られるこのカードは、意外なことに登場当時の評価は低かった。というのも、当時環境で活躍していた水や闇を使うデッキは速攻が多く、7コストが重く見られていたからである。しかし、カードプールの増加により、水と闇にもコントロール系のカードが増えていったため、このカードの評価は一気に上がっていく。
極神編に入ると、多色であることが利点になることが多かったため、このカードの使用率は一気に上がる。特に、当時では数少ない除去能力を持った多色カードであることから、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》にも対処できるカードとして評価に拍車がかかった。
そして、どんなデッキでもこのカードを連続で打たれるとほぼ逆転は不可能になることが問題視され、2009年4月15日殿堂入り。これにより、エターナル呪文サイクル内だけで2枚も殿堂入りすることになった(もう1枚は《魂と記憶の盾》)。
殿堂入り後は、1発だけなら体勢を立て直されることが多く、決定力に欠けるため、デッキに投入されないことが増えた。
しかし、ドラゴン・サーガにて、同じコスト7以下の呪文を3連発撃てるようにする《龍素記号Sr スペルサイクリカ》が登場。当然コスト7のこの呪文も連発できるようになることから、使用率は激増した。
革命編、革命ファイナルに入ると《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》、《目的不明の作戦》などといったこのカードを踏み倒せるカードが増えたことにより、さらに使用率が増加。
双極篇になるとこれを安定して手札に持って行きたいがために《クリスタル・メモリー》を1枚挿しておくケースがざらになった。