《偽りの王ヴァルトシュタイン》

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偽りの王ヴァルトシュタイン　P　闇/火文明　(7)

クリーチャー：キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン　7000

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を墓地に置いてもよい。

自分のゼニスを召喚するコストを2少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

W・ブレイカー

1つ目の能力は、cipで凄まじい墓地肥やしをするというもの。《魔龍バベルギヌス》でリアニメイトしたり、《偽りの王カンタービレ》でターボしたりと、様々な用途が考えられる。
任意能力なので、相手の《父なる大地》などによるライブラリアウトの危険性が無いため便利。

2つ目の能力はゼニスのコスト軽減。ゼニスの最大の特徴は召喚時のみにcipが発動するというものだが、リアニメイトはすべての場合において召喚にならないので、1つ目の能力との噛み合わせは若干悪い。

このカードと特に相性のいいゼニスは《「戦慄」の頂ベートーベン》と《「謎」の頂 Z-ファイル》だろう。
両者ともに墓地を利用した能力を持ち、コストも7→8と綺麗につながる。
種族にキング・コマンド・ドラゴンを併せ持つため特に《「戦慄」の頂ベートーベン》との相性は最高である。《コッコ・ルピア》等で両者をコスト軽減すれば更に早く出せる事も。
また、《「命」の頂グレイテスト・グレート》との相性もいい。相手は《「命」の頂グレイテスト・グレート》を除去しなければ敗北に近づくが、《「命」の頂グレイテスト・グレート》を呼び出す際に、このクリーチャーを出せば、ゼニスのコスト軽減と同時に更なる選り取り見取りなリアニメイト先の確保が達成でき、除去しようがしまいが、相手にとってはつらい展開に持ち込める。できれば《魔龍バベルギヌス》と併用して、7コスト制限を無効化したいところ。場合によっては、《魔龍バベルギヌス》で《「命」の頂グレイテスト・グレート》自体を破壊してもいいだろう。

このクリーチャー自身がアンノウンであるため、《メッサダンジリ・ドラゴン》から繋げれば次のターンにはコスト11のゼニスが能力を使いつつ攻撃できる。

エピソード2時点ではゼニスはすべて無色だったが、このクリーチャーのコスト軽減ではコスト0にならないようになっている。
ちなみに、同じくゼニスだけのコスト軽減を持つ《「頂」の使者ゴールデンK》はコスト0にできる。

後に登場した《「覇道」の頂シュラ・ベートーベン》との相性も良い。このクリーチャーから繋げることができ、コスト軽減とマナブーストにより実質4コスト少なくドラゴン/ゼニスを召喚できるようになる。マナ召喚も相まって、1ターンに2体以上のドラゴン/ゼニスを出しスピードアタッカーで奇襲することも夢ではない。