DM Wiki (旧EUC版)

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虚構(きょこう)支配者(しはいしゃ)メタフィクション》

虚構の支配者メタフィクション C 光文明 (6)
クリーチャー:デーモン・コマンド 6500
ブロッカー
相手が呪文を唱えた時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。
W・ブレイカー

DMR-07で登場したデーモン・コマンド

相手が呪文唱えると自分の呪文墓地からサルベージできる。フルクリーチャーでもなければ、呪文を使わないデッキは稀であり、相手の呪文に対する牽制となる。

各種超次元呪文《地獄門デス・ゲート》などが落ちていれば、相手はおいそれと呪文を使う訳にはいかなくなるだろう。

【クリスティ・ゲート】では有能な一枚。《クリスティ・ゲート》コスト踏み倒しできる上に、《スパイラル・ゲート》などの除去呪文に反応し、《クリスティ・ゲート》サルベージできる。破壊されてしまったならば《インフェルノ・サイン》《地獄門デス・ゲート》で対応したい。

ブロッカーということで【ヘブンズ・ゲート】に入れてもよい。ブロッカー除去された際に《ヘブンズ・ゲート》回収できるので、疑似的にブロッカー除去耐性を与えることができる。ただし、ブロッカーにはcip呪文を2枚回収できる《真実の名 バウライオン》がいるので、そちらと使い分けたい。

もちろん、コンボを考えずとも【ネクラ超次元】などの呪文を多用するコントロールに入れても強力。相手が呪文を撃ってくれれば儲け物である。

欠点は呪文以外には反応しないこと。クリーチャーなどで除去されてしまうと何もしないので、あらかじめ《解体人形ジェニー》などで危険なカードを落としておきたい。

また、あくまで相手依存なので、このカードのサルベージだけを当てにするよりは、他の回収の手段も用意しておくのがいいだろう。

少々癖はあるものの、デッキビルディング次第ではなかなかのアドバンテージを稼いでくれるだろう。

  • デーモン・コマンドのデザインコンセプトとして「相手の力を奪って自分のものにしてしまう」、というのがある。相手が[呪文を唱える(墓地に呪文が置かれる)のに反応して、墓地にある自分の呪文を回収する能力は、いかにもそれらしい。
  • メタフィクション(metafiction) とは、虚構の中に現実を取り入れて物語を展開する表現技法の事。この場合、現実とはその虚構を表示している媒体や読者の事を指す。
    MODE→CHANGEフレーバーテキストの『創られた身でしかない』を「クリーチャーは現実世界の人間によって創作された、架空の存在でしかない」と解釈した場合、立派なメタフィクションになる。
    • 字で説明すると一見理解がしづらいが、デュエル・マスターズが掲載されているコロコロコミックではよく用いられる手法である。キャラクターが「自分たちのいる世界が漫画である事を話す」「ページについて言及する」「コマ枠をいじる」等のアクションを起こしているものがそれにあたる。

関連カード

フレーバーテキスト

収録セット

参考