DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 《
|
凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1) |
クリーチャー:ドラゴノイド 1000 |
このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。 |
数少ない、毎ターン相手シールドを攻撃していくことのできる1コストクリーチャー。火文明の速攻性能の高さを体現しているカード。
他の多くの1コストクリーチャーと同じくデメリット能力が付いているが、【速攻】の先陣を切って活躍するにはそれほど妨げとならないため、他の1コストクリーチャーに比べれば格段に使いやすい。
速攻の申し子と呼べるドラゴノイドであり、火絡みの【速攻】で4枚積みされることが多い。むしろ【速攻】に火絡みのものが多い要因の1つと言っていいかもしれない。
ブロッカーを置かれればすぐ破壊されてしまう上火力にも弱いが、速さで圧倒するデッキならば、そのために相手がマナを使ってしまった=テンポアドバンテージを得たと考えることもできる。
もしも相手が1ターン目に出されたこのクリーチャーに対処できなかった場合は、【速攻】側に大きく形勢が傾くだろう。
先攻1ターン目にこのカード、後攻が1マナのブロッカー、というプレイングはDM創生期からよく繰り返されてきた伝統的な展開。いわゆる光系【クリーチャーコントロール】と【速攻】がデュエルした場合の典型的な流れと言える。昔は、そこに《火炎流星弾》が飛んでくるのもお約束だった。
ところがカードプールの増加に伴い、水系・光系・闇系の【速攻】も組めるようになったため、必ずしも【速攻】に必須のカードではなくなった。特に【サイバー青単】が環境上位にあった神化編環境、【黒緑速攻】対策の《ローズ・キャッスル》が流行していた覚醒編環境では比較的評価が低かった。
新章デュエル・マスターズの環境では1ターン目にこれを出さなくとも3ターンキルできるようになった。当時の【ビートジョッキー】など1ショットキルと速攻戦略を両立できるデッキでは、むしろ1ターン目に出して2ターン目にごり押しするのは悪手と見做されていた。
《GIRIGIRI・チクタック》登場後は2ターン目に1枚シールドを割っておくことが戦略的に重要となる場面が増えたため、《“罰怒”ブランド》デッキでの活躍も見られるようになった。