《幻想の魔手カレイド》

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幻想の魔手カレイド　C　水文明　(5)

クリーチャー：ムートピア　4000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、呪文を1枚、自分の墓地から山札の一番下に置いてもよい。そうしたら、カードを2枚引く。

cipで呪文を1枚自分の墓地から山札の下に置けば2枚ドローできる。

使い終わった適当な呪文を再利用しつつドローできるので、スペック自体は悪くはない。《ハイエイタス・デパーチャ》などの3コストマナブーストから繋げてドローしたり、《フェアリー・ギフト》でコスト軽減しつつ2マナで召喚して、減った手札を元に戻すといった動きも可能。

しかし、現状《王立アカデミー・ホウエイル》ですら目立った活躍がないのに、墓地コストが必要なコスト5の2ドローでは活躍は難しいだろう。コストが被るので万が一にも【シリンダミラダンテ】における《革命龍程式シリンダ》の進化元は任せられることがない。

せめてあと1コストだけでも低ければ、《フェアリー・ライフ》を筆頭とした2コストマナブースト呪文を踏み台にして、場にクリーチャーを残しつつ2ドローを狙えたため、評価は今とはまた違っていただろう。

のちにDMRP-06にて、同コスト・同種族・同パワーかつ無条件で2ドローできる上に、G・ゼロまで持つ《超宮兵マノミ》というあからさまな上位互換が登場。
一応そちらはドローが強制であり、こちらにも《時空の賢者ランブル》の覚醒をサポートできるなどの利点は残っているが、このカードの役目はほぼ終わったといえるか。

名前の由来はカレイ。二つ名の「魔手」と合わせると仮面舞踏会を意味する「マスカレード」とも読めるが、おそらくはただの偶然だろう。
- 名前が《禁術のカルマカレイコ》を意識しているように見える。確かに杖の意匠は似ているが、あちらが来ているローブがタイトなのに対し、こちらは厚手である。