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鼓動する石版 C 自然文明 (2) |
呪文 |
自分の山札の上から1枚目を、マナゾーンに置く。そのカードがクリーチャーであれば、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+2000される。 |
DM-28で登場した自然の呪文。
《フェアリー・ライフ》がS・トリガーを失った代わりに、マナに置いたカードがクリーチャーの場合に、自分のクリーチャーのパワーが+2000される能力が追加された。
《フェアリー・ライフ》とこちらではどちらが良いかとは言えない。
例えば、相手がビートダウンまたは【速攻】系統だった場合、S・トリガーからチャージをして大型クリーチャーに繋げる前者の方が有効。逆に、相手が光等のブロッカーを並べてあまりブレイクして来ないデッキなら、ランダムながらパンプアップで強行突破が狙えるこちらの方が有効。
《フェアリー・ライフ》と使い分けるというより、あちら4枚に加えてこちらも足し、序盤の動きを安定化させる使い方がメインになるだろう。
4枚から5枚になっただけでも初手に引き当てる確率は3%ほど上昇するため「コスト2のマナブーストからコスト4のカードにつなげる」事を前提とした動きを行える確率が大きく上がり、間接的に《フェアリー・ライフ》の評価上昇につながったほどである。
とはいえ《霞み妖精ジャスミン》の登場は痛く、積んでも9枚目以降の初動ブーストとなってしまった。双極篇では《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》まで登場。デッキタイプを選ばずマナブーストできる汎用カードとしての立場は、完全に失われた形になった。
それでもマナブーストを絡めながらビートしていくデッキなら、それらより優先されることもあるだろう。《ゼンメツー・スクラッパー》等の火力耐性も向上し、ブロッカーに返り討ちされにくくなるのはあちらには無い利点と言える。
パンプアップはオマケのように感じられるが、登場した頃の環境では《威牙の幻ハンゾウ》のパワー低下や《地獄スクラッパー》の火力を耐える手段として考慮された。また、《青銅の鎧》などの非力なウィニーを殴り返しに使えるようにしてくれた。
2012年全国大会「G-1(ガチンコワン)グランプリ」決勝トーナメントレギュラークラス・優勝を果たした【ミラクルとミステリーの扉】に1枚投入されていた。
「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」4位入賞を果たした【5色ジャックポット・エントリー】にピン挿しされている。
だが、山札からブーストする自然単色の初動2コストマナブーストが充実した新章デュエル・マスターズ以降はめったに見かけないカードとなっている。
しかし時は流れて超天篇環境では、【青赤緑ミッツァイル】で9枚目の初動ブーストとしてピン挿しされることが多くなる。このデッキはマナドライブ6の条件を達成させてから動きだす構築となっており、従って2→4→6のマナカーブを確実に達成することが必須となっているためである。しかしそれでも《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》が採用するプレイヤーも多い。この辺りは好みだろう。
ただ、《ジョラゴン・オーバーロード》が登場すると、最大値の高さの違いから若干型落ち感が出てきた。