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終焉の禁断 ドルマゲドンX FFLC 闇/火文明 (999) |
最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する) |
相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。 |
このクリーチャーに封印を付けることはできない。 |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。 |
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。 |
禁断爆発前⇒《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》 |
※殿堂入り |
※カード名の「エックス」の表記は、実際のカードでは特殊文字、公式カードリストでは「X」
DORMAGEDDONX FFLC Darkness/Fire (999) |
Final KNDN Creature 999999 |
ΩTB |
ΩWhen this creature gets KNDN BGBGed, your opponent puts a seal on each of his creatures. |
ΩYour opponent can't put seals from creatures into his GY. |
ΩThis creature can't be sealed. |
ΩWhenever this creature would leave the BZ, you may put 2 of its KNDN Core cards under this card instead. If you do, put one of your shields into your GY. |
ΩIf this card is anywhere other than the BZ, destroy all the creatures then you lose the game. |
禁断コア KNDN Core | ||
禁断コア KNDN Core | 禁断コア KNDN Core | |
最終禁断 クリーチャー Final KNDN Creature | ||
禁断コア KNDN Core |
注釈:禁断爆発後のイメージ
DMR-23で登場した最終禁断クリーチャー。
《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》が禁断爆発した後の姿であり、規格外のコスト・パワーを持ち、登場と同時に強力な全体除去を放つ。それに加え、自身に対する封印の無効化と、置換効果で合体した禁断コアを2枚下に送ることによる最大2回の除去耐性を持つ。
持つ能力は全体的に《伝説の禁断 ドキンダムX》を彷彿とさせ、制圧力、耐性等はそちらに比べ大幅に強化されている。
禁断爆発によってこの面へと裏返ると、まず相手のクリーチャー全体に対し封印1つを付けさせる。
ここまでは《伝説の禁断 ドキンダムX》にも出来ることだが、その次の能力によって、相手は封印を墓地に置くことができなくなる。
これにより、相手は正規の手段での封印解除ができなくなり、《龍脈術 落城の計》等の封印を墓地以外へ送るカード指定除去を搭載していない限り、クリーチャーを棒立ち状態で放置させることができる。
除去耐性も持ち合わせ、バトルゾーンを離れる際に、自身を形成する禁断コア(サイキック・セルの《ドルマゲドンX》版のようなもの)を2枚下に置くことで除去の回避が可能。その後でシールドを1枚墓地に置くことになる。
初期状態で禁断コアは4枚あるため、最大2回は自ら身を守ることができる。イメージとしては、《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》のメテオバーンが近いだろう。
そして《ドルマゲドンX》自身への封印の付加を一切遮断する。
相手の《ジ・エンド・オブ・エックス》等から守ることができるのは強みだが、除去を封印に変換する強力なD2フィールド《Dの禁断 ドキンダムエリア》と(表の面共々)絶望的に相性が悪いのが泣き所。
ただし、これがなければ《ドキンダムエリア》と併用することで除去不可能な無敵のクリーチャーと化してしまうため、それを回避するための処置かもしれない。
これらの除去耐性をもってしてもバトルゾーンを離れてしまうと、場のクリーチャーをすべて破壊しゲームに敗北する。
状況誘発するタイプなので、何らかの方法で敗北回避能力させてもふたたび「バトルゾーン以外にいる」という状況になった時点で敗北が確定する。
またバトルゾーンを離れた時点で全クリーチャーを道連れにしてしまうため、自身の特異性によるデッキ構築難度の高さから見ても、敗北回避能力を作動させつつの再召喚は《伝説の禁断 ドキンダムX》よりもはるかに難しい。
2回までの除去耐性はそれなりに頑丈であるが、1回除去を受けるたびにシールドが減ってしまうため、それを利用して攻め込まれて負けてしまわないよう、禁断爆発したら速やかな勝利を目指そう。
ここでは、このカードの表面である《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》についても解説する。
《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印を外す条件が「コスト5以上」「1ターンに1度」という2つの制約が重く見られ、環境の高速化が進みきった革命ファイナル環境では、封印を外す前にゲームが終わってしまうと多くのプレイヤーから考えられ、DMR-23発売前の事前評価はイマイチだった。
しかし、発売後は同弾で登場した《終断δ ドルハカバ》を始めとする相性のいい周辺パーツが豊富だったため、赤黒で構成された【ドルマゲドンX】が確立した。この【ドルマゲドンX】は発売直後のCSでも準優勝し、発売前よりこのカードの評価は上がった。
また、【モルト NEXT】や《時空の支配者ディアボロス Z》が投入されたデッキでも採用された。これまで、この2つのデッキは《伝説の禁断 ドキンダムX》が採用されていたが、《テック団の波壊Go!》の登場によって《伝説の禁断 ドキンダムX》が望まぬタイミングで禁断解放される危険性が高まったため、こちらが採用されることが多くなった。また、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》のスレイヤーを付与する能力は【モルト NEXT】に投入されている《熱血龍 バトクロス・バトル》と相性が良かった。《時空の支配者ディアボロス Z》も、何度も無償で覚醒させてもらえるため相性が良かった。
ただのフィニッシャーではなく、《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の方で特定のカードをサポートするために使われたり、禁断爆発はあくまでサブプランと考えて使われることも多く、入るデッキは意外と多かった。
革命ファイナルのラスボスと言うべき存在。
実は《伝説の禁断 ドキンダムX》も、ドラゴン・サーガの黒幕の《龍覇 ザ=デッドマン》も、革命編のランド大陸に争いを招いた元凶とされる《伝説の正体 ギュウジン丸》さえも《ドルマゲドンX》に利用されていた。
初めて世界に飛来した《ドキンダムX》が世界に悪意をばら撒くことによって、《龍覇 ザ=デッドマン》は力に溺れ、《伝説の正体 ギュウジン丸》は才能に溺れたが、それも《ドルマゲドンX》がそう仕向けたものだった。
禁断の力を吸収し、《レッドゾーン》からパワーアップした《ブラックアウト》によって目覚め、《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》をいともたやすく倒し、《ドギラゴン剣》のファイナル革命の力さえも、圧倒的なパワーを有する《ドルマゲドンX》にはまるで歯が立たなかった。
しかし、ドレミ団とダママ団、そしてテック団によって、力が集められた《ドギラゴン剣》は《龍の極限 ドギラゴールデン》へとし変貌し、極限ファイナル革命で《ドルマゲドンX》の禁断コアを切り離すだけで決定打とはならなかった。
しかし、カレーパンとなった《ハムカツマン》を食べ、強大な力を手に入れた《ドギラゴールデン》の最後の猛攻によってついに敗れる。