DM Wiki (旧EUC版)

重要なお知らせ


デュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。
今後はデュエル・マスターズ Wiki (UTF-8版)をご利用ください。
旧EUC版は今後もこちらで保管予定です。


創造神(そうぞうしん)サガ》

創造神サガ P 水/自然文明 (8)
クリーチャー:クリエイター 9000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の、名前に《ゼン》と《アク》とあるゴッド1体のリンクを外してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から《バイオレンス・ヘヴン》または《ゴッド・ブリンガー》または《ゴッド・サーガ》のいずれか1枚を選んでもよい。山札をシャッフルする。その後、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。

DMC-57で登場した/自然クリエイター

cip能力G・リンク状態のゼン&アクG・リンクを解除することで、ゴッドに関連する10マナ以上の巨大呪文3種類のいずれか1つを山札からコスト踏み倒し唱えることができる。
また自分のゴッドバトルゾーンにいる間は、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と同様の「場を離れない」置換効果を得る。

10コスト、もしくは13コスト呪文コスト踏み倒しするcipは非常に強力だが、条件がやや厳しい。
G・リンク状態のゼン&アクが存在する段階で、戦況的にはかなり優勢な事がほとんどのはず。
そこにリンクを解除してまで巨大呪文唱えるのはオーバーキルで、メリットはあまり大きくない。
またG・リンク状態のゼン&アクが存在するほどの終盤だと、唱えたい呪文山札に残っていないこともあり、最悪の場合、G・リンクを解除したが何も起きなかった、ということにもなりかねない。

《バイオレンス・ヘヴン》の場合、G・リンクしたゼン&アクによってコストが7まで下がるため、手札から普通に唱えた方がコスト的には得。
ただし、既にゼン&アクQ・ブレイカーが通り、相手のシールドが2枚以下である場合は《創造神サガ》の能力唱える方が強力。
《バイオレンス・ヘヴン》で相手のブロッカーを吹き飛ばし、G・リンクを解除した《ゼン》《アク》それぞれで攻撃することで、そのターン中にダイレクトアタックを決められる。

《ゴッド・ブリンガー》ゼン&アクG・リンクを解除することによって実質2回のシールド追加ができ、運良くシールド内に別のゼン&アクがあればそのまま場に出して再びG・リンクさせることが可能だが、その追加されたシールドに都合良く別のゼン&アクが入ってくれるとは限らない。
より成功しやすくするには、守りを固めてシールドをなるべく多く残しておくなり、何らかの方法でゼン&アクシールドに仕込むなりすればよいのだが、そこに力を入れすぎるとプレイングがばらつき本末転倒な結果を生んでしまう。

唱えられる呪文3種類の中で最も得があるのは、コストが一番高く効果が堅実な《ゴッド・サーガ》だろう。
《ゴッド・サーガ》マナゾーンから別の《ゼン》または《アク》、もしくは両方を出せば、cipによってG・リンクを解除した《ゼン》《アク》と合わせて即座にG・リンクし直すことができる。
この方法ならG・リンクしたゼン&アク2体を同時に並べるのも容易で、一気にゲームエンドに持ち込むことができる。

cipとは逆に、「場を離れない」効果ゴッドがいるだけでいいので、cipで唱えた《バイオレンス・ヘヴン》に自身は巻き込まれない。
また、《龍神ヘヴィ》破壊対象にこのクリーチャーを選べば、事実上無償で《龍神ヘヴィ》cip能力を使えるなど、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》と同様の様々な使い方も可能。
特に《地神エメラルド・ファラオ》G・リンク状態のペガサス&レオパルドといったアンタッチャブルゴッドと共に並べれば、《魔刻の斬将オルゼキア》《超神星DEATH・ドラゲリオン》といった限られた手段でしか能力を解くことができず、そのまま殴り切ることもできる。ただし《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》等と同様、《神羅スカル・ムーン》《恐気の覚醒者ランブル・レクター》には通じないので注意。

ゼン&アクのサポートとして正統派の使い方をしても良いが、このクリーチャーの離れない効果を主体にした専用デッキを作って活躍させても相当に強い。
使い手の腕が問われるカードだろう。

  • リンクを外した時の能力は文面どおりに効果処理を行うと、山札の中にある状態の呪文を選び、唱える前に山札シャッフルすることとなる。その結果、選んだ呪文の名前を宣言しても、公開する前に山札の中に消えるという事態が発生してしまう。これにより「呪文を選んでいるが山札内にあるので非公開情報→唱える段階でようやく公開情報になる」ことからデッキに入っていないカードでも宣言できてしまったり、「カードを選び→対象呪文を宣言→カードの公開→呪文解決カード墓地へ」と処理されるべきなのに、カードの公開以降の処理が公開しながら行えない、といった弊害が生じることが考えられる。
    このため、テキスト通りの処理は行わず、選んだカードをどこでもないゾーンに保留し、山札シャッフルした後、呪文を公開して唱える処理に入ることになる。シャッフルのタイミングが変だが、そうでなければ《ゴッド・ブリンガー》山札の上からシールド追加する際、見ている順番そのままに仕込めてしまう。
    • 2014年7月28日発表の『「自分の山札を見る。その中からカードを選び、山札をシャッフルしてからそのカードを〇〇する」テキストについて』のエラッタ(2015年10月現在公式HPから削除されている)の対象であり、正式に選んだカード以外の山札をシャッフルすることになる。
  • 「サガ」の由来は、ゼンアク(善悪)との能力的関係があることからすると、恐らくは「性格」「性分」という意味を表す「性(さが)」と、映画のタイトルの読みにもある「サーガ」をかけたものだろう。「性」は他に「運命」「宿命」という意味も持つ。

関連カード

収録セット

参考