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大邪眼B・ロマノフ SR 闇文明 (7) |
進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000 |
墓地進化GV−闇のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 |
メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数選び墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せてから、自身の山札の一番下に置く。 |
T・ブレイカー |
DM-34で登場した墓地進化GVダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト。
攻撃時のメテオバーンで相手の手札を3枚まで無作為に山札の下に埋める効果を持つ。
山札の下に送るという最上級のハンデス効果はマッドネスや墓地利用を許さず、《聖鐘の翼 ティグヌス》や《墓守の鐘ベルリン》といったハンデスメタも無力であるため安心感がある。
墓地進化なのでバトルゾーンの状態に左右されずに召喚でき、バウンスやマナ送りでもディスアドバンテージとなりづらいため粘り強い。
破壊されればもちろん、単にメテオバーンを使い切るだけでも次の墓地進化の種になるため、2体以上並べるのも容易。
墓地に3枚の進化元をいかに揃えるかが一番の問題だが、《戦略のD・H アツト》《ボーンおどり・チャージャー》《暗黒鎧 キラード・アイ》などの墓地肥やしをうまく利用すればさほど厳しい条件ではない。
同じくハンデス効果を持ち、スペックも近い《死神明王 XENOM》はデーモン・コマンドからの通常進化だが、そちらと比べてもさほど出しにくさは感じさせない。
墓地を利用した展開という闇の得意分野であることもあり、《魔光蟲ヴィルジニア卿》《黒神龍グールジェネレイド》などシナジーするカードも多数存在。
墓地が貯まるデッキならばとりあえずピンで刺しておいても思った以上の活躍をしてくれる。
欠点はマナコストの高さだろう。革命編以降、T・ブレイカーのアタッカーが5マナ前後で殴って来るようになったため、それを考えるとやや遅い。
また、《カラフル・ダンス》が殿堂入りとなったことで、自然を入れるメリットが減っていたがDMEX-01で《カラフル・ナスオ》が登場したためそうでもなくなっている。
《ルソー・モンテス/法と契約の秤》の登場によって早出し自体は全盛期の【ヴィルジニアリアニメイト】に勝るとも劣らぬターン数で行えるように。しかし、仮に出したとしても、下準備の必要な4ターン目のアクションとしてはそれほどの脅威とはならなくなった。単体でのビートダウン手段としては物足りないため、【墓地ソース】との折衷や【デ・スザーク】の詰めとしての出張など、ロックや打点補強などにより御膳立てする必要が生まれた。
ともあれ、スペック自体は非常に良好で種族も優秀なので、デッキは組みやすいだろう。
数ある墓地進化の中でも安定した強さを持つカードであり、由緒ある「ロマノフ」の名にふさわしいカードパワーと言える。