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爆殺(ばくさつ)!! 覇悪怒楽苦(ハードラック)

爆殺!! 覇悪怒楽苦 R 火文明 (9)
呪文
スーパー・S・トリガー
相手のクリーチャーを、コストの合計が8以下になるよう好きな数選び、破壊する。
S−自分の山札の上から5枚を見る。その中から、火の進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選び、その2体をバトルさせる。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

DMRP-02で登場した呪文

相手のクリーチャーコストの合計が8以下になるよう好きな数選び、破壊する。さらに、スーパー・S・トリガーが発動すれば自分の山札の上から5枚を見て火の進化ではないクリーチャー1体をコスト踏み倒ししつつ、そのクリーチャーを相手のクリーチャー1体と効果バトルをさせる効果を持つ。

ついに出た《めった切り・スクラッパー》上位種である。《超戦龍覇 モルト NEXT》《蒼き団長 ドギラゴン剣》等、《めった切り・スクラッパー》では全く対処できなかった中堅フィニッシャーにまで手を延ばすことができる。《めった切り・スクラッパー》そのものが手打ちに値する呪文ではないことを考慮に入れれば、実質的にほぼ上位互換と表現して差し支えないだろう。

スーパー・S・トリガーで踏み倒せるクリーチャーは、火の非進化であればなんでも構わないので、《偽りの王 ヴィルヘルム》《偽りの王 モーツァルト》《龍世界 ドラゴ大王》でも出すことができる。しかも効果バトルのおまけつきなので、格段に防御力とカウンター性能が高い。まさに一発逆転の切札といえる。

ルール

環境において

効果判明当初からこのカードの評価はそれほど高くなかった。というのも、結局のところシールドゾーンに埋まっていなければ大きなお荷物である点は従来のスクラッパー類と変わりない。火はシールド操作が最も苦手なので、狙ってスーパー・S・トリガーを発動させることは難しいだろう。選んで破壊するため、新章デュエル・マスターズ環境から双極篇環境に跋扈していた《異端流し オニカマス》に対処できないというのもマイナスポイントであった。ブロック構築では《ハンマー・ストライク》が優先されるケースもあるかもしれなかった。

この呪文自体が《ボルシャック・ドギラゴン》と相性が悪く、確実性の面でも《ボルシャック・ドギラゴン》より劣っている。採用する場合は、より効果的な使い方ができるように、構築の段階から練り直しが必要な防御札といえる。超天篇あたりで《ボルシャック・ドギラゴン》がよく環境で見られるようになったことから、《ボルシャック・ドギラゴン》との兼ね合いを考える限りではこの点が重くなった。

一応軒並み低コストであるGR召喚に対してはよく刺さり、多くの場合2体はGRクリーチャー除去できる。【ジョーカーズ】系統の場合、3体処理することも現実的で、場合によっては4体退かせる。この点では超天篇になって評価が見直されたと言える。《異端流し オニカマス》が赤青ビートダウン系統以外で中々見なくなったのも大きい。

ここまで露骨に有能な呪文でも、カードプール環境次第で大きく評価が変わってしまう好例である。

その他

  • ハードラック(hard luck)とは、英語で「不幸」「不運」を意味する。相手からすれば最後にこんなものを踏んでしまったら不運以外の何物でもないだろう。

サイクル

DMRP-02で登場したスーパー・S・トリガー呪文サイクル

関連カード

収録セット

参考