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復讐 ブラックサイコ VR 闇文明 (5) |
進化クリーチャー:デーモン・コマンド/侵略者 7000 |
進化−自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−闇のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。 |
※殿堂入り |
DMR-17で登場した進化デーモン・コマンド/侵略者。
闇のコマンド対象の侵略を持ち、cipで《スケルトン・バイス》を放つ。
中盤に出せる2ハンデスは大きくアドバンテージが取れる。進化条件が緩いため、侵略せずとも普通に《解体人形ジェニー》あたりから進化させても強い。
さらに闇コマンドから侵略でき、ハンデスによって手札を増やさせずにシールドを削ることが可能。侵略元に《勝利のガイアール・カイザー》がいることが大きく、多くの超次元呪文からアンタップキラーによる除去と共にハンデスを飛ばせるのは凶悪この上ない。《超次元リバイヴ・ホール》であれば擬似リアニメイトにもなる。
この他《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》でも呼べるため、踏み倒し手段は多い。総じて強力な1枚である。
進化クリーチャーとはいえ、かの《スケルトン・バイス》よりコストが1重くなっただけでそれなりに大きいクリーチャーがついてくる上、種族が恵まれており、さらに侵略によって実際は《スケルトン・バイス》と同じくらい、もしくは早くプレイすることができる。《スケルトン・バイス》はプレミアム殿堂入りしているにも関わらず、勝るとも劣らないこのスペックは時代の流れを感じさせる。
DMR-18期の革命編ブロック構築環境で成立した【黒単侵略】の妨害の要として最初の活躍を果たした。
革命ファイナル初期には《轟音 ザ・ブラックV》、《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》が登場して侵略が容易になり、【赤黒レッドゾーン】、【黒赤デッドゾーン】の定番侵略先となった。
DMR-23期にはさらに《終断δ ドルハカバ》を侵略元として手に入れ、同弾で登場した《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の封印解除の条件である「コスト5の闇のコマンド」といった特性が活きるようになった。
《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》からこのクリーチャーと《S級不死 デッドゾーン》に侵略し、《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》の革命チェンジで攻撃中のそれらのカードを回収する動きはDMR-23期の【ドルマゲドンX】の必勝パターンであった。こうした妨害が光ったからこそ、【緑単ループ】などの盤面と手札が命のループ系統をカモにすることができた。
弾を経るごとにスピードアタッカーを持った闇のコマンドが増えたことで侵略が容易になり、汎用性も高いことから、2017年2月26日に殿堂入りが決定した。
その後もグッドスタッフとして【ドルマゲドンX】にほぼ確定で挿されていたが、【黒緑ドルマゲドン】が確立した頃になるとより重いがよりカードパワーの高い《悪魔龍 ダークマスターズ》が好まれるようになった。新章デュエル・マスターズ以降コスト踏み倒しメタが普及して侵略による旨味を活かし辛く、進化元が必要な点から素出しでバトルゾーンに出す手間が《悪魔龍 ダークマスターズ》と変わらないのではないかと考えられるようになり、この頃になると不採用も目立っていった。《異端流し オニカマス》にバウンスされると寧ろこのカードのcipの再利用が促進されるのでコスト踏み倒しメタとして障害になりづらいが、パワー7000というのが《“轟轟轟”ブランド》や《ジョット・ガン・ジョラゴン》にバトルで負けるラインなので、たとえ着地させても継続的にビートダウンするのには心許なくなり、それらにパワーで勝る《S級不死 デッドゾーン》の方が進化コマンドとして【ドルマゲドンX】で優先されるようになった。
DMBD-09・DMBD-10期に【青黒緑デッドダムド】が成立。そちらが大流行するに伴いこのカードも主流カードとして復帰。《天災 デドダム》から3→5と繋がるため、そちらのcipで運良くサーチできたら優先して召喚あるいは侵略してバトルゾーンに出す札となった。【青黒緑デッドダムド】自体それほどマナが伸びず、寧ろ《SSS級天災 デッドダムド》をマナから侵略させることでマナが削れるため《悪魔龍 ダークマスターズ》などの重量級ハンデスとは相性が悪く、そうしたことからも需要を回復したのだろう。