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魔光蟲(まこうちゅう)ヴィルジニア(きょう)

魔光蟲ヴィルジニア卿 C 闇文明 (5)
クリーチャー:パラサイトワーム/ナイト 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。そのクリーチャーが進化クリーチャーで、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持っていれば、コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。

DM-30で登場したパラサイトワーム/ナイト

cipクリーチャー墓地回収する。さらに、それが進化クリーチャーかつこのカードと同じ種族ならば、そのままコスト踏み倒しバトルゾーンに出すという疑似的なリアニメイトができる。

言うまでもなく進化ナイトおよび進化パラサイトワームの強力なサポートカード。《エマージェンシー・タイフーン》《カラフル・ダンス》などで墓地進化クリーチャーを落としてから出すのがセオリー。

DM-31で大幅にナイト進化クリーチャーが増えたため、さまざまな使い道ができた。特に強力なアタックトリガーを持つ《暗黒皇グレイテスト・シーザー》《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》は奇襲性が高く、相手の意表を突きやすい。

パラサイトワームデッキに入れても《魔獣虫カオス・ワーム》《黒蟲奉行》除去《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》ビートダウンなど、様々な可能性が考えられる。

墓地回収には種族に指定がないため、少々勿体ないがコスト踏み倒しを考慮せずに単なるcip墓地回収要員としても使用可能。

ルールテクニック

cipの待機中に、進化等により「このクリーチャー」の種族が変化した場合は、解決時の種族でコスト踏み倒しを行う。

環境において

他には、バトルゾーン進化元を必要としない特殊進化クリーチャーを出すこともできる。特に《大邪眼B・ロマノフ》との組み合わせは強力であり、神化編環境では【ヴィルジニアリアニメイト】メタゲームで活躍した。

非常に強力な進化サポートであったのだが、神化編での活躍が祟って殿堂入りとなった。
デッキの主軸にすることは難しくなっているため、このカードのみに頼らないデッキビルディングが必要となった。

後に《ルソー・モンテス/法と契約の秤》が登場すると、このカードと同じことができる上にコスト7以下なら何でも出せるあちらに見劣りするようになった。その《ルソー・モンテス/法と契約の秤》も決して環境で猛威を振るっているとは言えず、それに劣るこのカードの殿堂解除もささやかれるようになっていた。
そもそも、侵略革命チェンジなど強力なコスト踏み倒しの登場、それに対応したコスト踏み倒しメタの普及などから、主要な呼び出し先であった《大邪眼B・ロマノフ》を4ターン目に早出しする程度では、環境に影響を及ぼすほどの脅威とは言えない。当時と違い《カラフル・ダンス》殿堂入りで4ターン目の降臨も難しくなっており、進化クリーチャー破壊以外の方法で除去する手段も豊富になったことでこのカードや《黒神龍グールジェネレイド》での破壊耐性が機能しづらい、墓地肥やしメタが増加していて妨害されやすいなど、4枚使えたとしても立場が相当厳しいのが現状である。

《ルソー・モンテス/法と契約の秤》との差別点はこのクリーチャー自身がバトルゾーンを参照する進化元となれる点だろう。《法と契約の秤》では《暗黒皇グレイテスト・シーザー》《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》進化元を担う事ができない為である。

そして、《生命と大地と轟破の決断》の登場により、《悪魔神ドルバロム》《悪魔神バロム・クエイク》を降臨させるコンボも視野にはいるようになったため、まだまだ可能性はあるカードである。

殿堂解除の制度が導入されて以来、たびたび候補として名前が挙がっていたが、2020年1月1日付でようやくこのカードも解除を受けることとなった。
解除されるまでの間に、ナイトに属するダーク・ナイトメアファンキー・ナイトメア進化クリーチャーも登場したこともあり、新たなリアニメイト手段として期待される。

その他

  • 「コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい」とあるが、召喚と違いバトルゾーンに出すはコストの支払いが不要である(そもそも支払うタイミングが存在しない)。そのため「コストを支払わずに」という文字列は注釈文程度の機能しか持たない。

フレーバーテキスト

収録セット

参考