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葉鳴妖精(はんなりようせい)ハキリ》

葉鳴妖精ハキリ VR 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 2000+
相手のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。

DMRP-11で登場したスノーフェアリー

相手ターン中限定でパワーが6000まで上昇するパンプアップを持ち、アタックトリガー手札から自分のマナゾーン枚数以下のコストクリーチャー1体を召喚扱いでコスト踏み倒しする。

6000というパワーにより、後攻を取ったとしても、3ターン目でよくあるマッハファイター効果バトルパワー低下等の範囲から逃れやすく除去されづらい。先攻であればなおのこと。
ただ、バウンスコスト火力デメリット有り除去等にはパワーが無関係(あるいはパワーが除去圏内)であり、《SSS級天災 デッドダムド》のような高速高性能除去にも耐性がないので過信はできない。登場時の環境でウィニー軽量級非クリーチャーカード《種デスティニー》で露骨に対策されているため、そう考えると良調整である。

アタックトリガー召喚扱いで制限可変のコスト踏み倒しを行う。
実質マナゾーンカードをフルに使いきった後に、一度だけタップされたマナからマナを生み出しているようなもの。1ターンに使用できるマナが擬似的に2倍となると考えることもできる。
踏み倒しのタイミングが攻撃時というのがミソであり、マナブーストでマナを使いきった直後に、その効力を遺憾なく発揮できる。
コスト踏み倒しにありがちな非進化の制限もなく、ゼニス《正体不明》のような召喚時限定cipも問題なく使えてしまう。

出せる文明に制限がないため、そのままでは文明の支払いができないクリーチャーを出せる点も強力。

召喚扱いであるため《異端流し オニカマス》《洗脳センノー》の影響を受けずにコスト踏み倒しが出来る。
反面、通常のコスト踏み倒しと違って《暴走龍 5000GT》《時の法皇 ミラダンテXII》に引っかかってしまう点には注意が必要。
また、コストを支払っていないため《ポクチンちん》《デスマッチ・ビートル》といったタイプのコスト踏み倒しメタにも引っかかってしまう。

他のカード、デッキとの組み合わせ

大きく分けて、普通に2ターン目からバトルゾーンに出し、次のターンから通常の倍の展開力でビートダウンする運用と、マナ加速を絡めて大型を狙う運用が考えられる。

前者なら2ターン目《ハキリ》通常召喚、3ターン目メインステップ《フェアリー・ライフ》《超GR・チャージャー》《エナジー・ライト》等でアドを稼ぎつつ、アタックステップクリーチャーを手札から召喚というシンプルにして効果的な流れが狙える。
パンプアップにより殴り返しにも強く、序盤から積極的に攻めに回しても問題ないスペックだからこそである。

後者も同様にメインステップに準備を行い、アタックステップフィニッシャーを出すという動きが基本だが、大型を出せるマナがあるならその自由度はとても高い。
難しいギミックを使わずとも、《クリスタル・メモリー》でサーチしてから同じターンに《勝利宣言 鬼丸「覇」》ごり押しするプランができる。
《鬼丸「覇」》を出せる10マナもあれば、《キリモミ・ヤマアラシ》→《ハキリ》→《クリスタル・メモリー》をしても、まだ4マナ残っている状態で《鬼丸「覇」》が出せてしまう。

その他

  • 2コストらしからぬスペックであり、インフレを感じる1枚である。《最強虫 ナゾまる》が活躍ができなかったことから、デザインされ直されたのかもしれない。
  • 大型のクリーチャーを踏み倒したくなる能力だが、その分のマナは用意しなければならないのでこのカードとマナブーストに多くのスペースを取る必要がある点には注意。踏み倒ししか役割が無いので、ただでさえデッキスペースを空けるのに難儀するビッグマナ系のデッキでは逆にデッキ全体のパワーを下げてしまう。
    また、実戦で考えると当然このカードの召喚に手札とマナを消費するので、その分マナブーストに遅れがでたり手札切れが早まったりして、後が続かないといった状況にもなりやすい。
  • 「はんなり」は関西地方で使われる言葉であり、上品で華やかなものを指す。特に京都の舞妓を指すときに用いられることが多い。

関連カード

フレーバーテキスト

  • DMRP-11
    マナたっぷりのお茶、飲みはります? ― 葉鳴妖精ハキリ

収録セット

参考