DM Wiki (旧EUC版)

重要なお知らせ


デュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。
今後はデュエル・マスターズ Wiki (UTF-8版)をご利用ください。
旧EUC版は今後もこちらで保管予定です。


龍装者(りゅうそうしゃ) バルチュリス》

龍装者 バルチュリス UC 火文明 (5)
クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 4000
自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーが自分の手札にあり、その攻撃がこのターン2度目のクリーチャーによる攻撃で、このターン自分の《龍装者 バルチュリス》をバトルゾーンに出していなければ、攻撃の後、このクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。
スピードアタッカー

DMRP-05で登場したドラゴンギルド/ビートジョッキー

自分のクリーチャーの2度目の攻撃時、まだこのカードと同名のカードを出していなければ、その攻撃の後これを手札からバトルゾーンへ出せる。さらに自前でスピードアタッカーを持っており、コスト5以上のドラゴンなので、《蒼き団長 ドギラゴン剣》などに革命チェンジできる。

下記のような2ターンキルを狙わなくとも、予め盤面の条件を整えてから《ワ・タンポーポ・タンク》《異端流し オニカマス》を処理するコースなら、《蒼き団長 ドギラゴン剣》による3ターンキルが安定する。《蒼き団長 ドギラゴン剣》から並べた6打点でダイレクトアタックまで届かない状況で最後の一押しとして踏み倒すのもグッド。

ただ、手札にこれ自体を予め抱える必要がある上に2度目の攻撃ができるように盤面を維持できないと腐る。最初の攻撃によるブレイクS・トリガーを踏んで盤面を荒らされて踏み倒しの機会を逸したら、こればかりは仕方ないだろう。

《プラチナ・ワルスラS》《勝利のアパッチ・ウララー》が無制限であったころの【赤青ドギラゴン剣】では、【速攻】の速度を1ターン分か2ターン分程度落とす代わりに《プラチナ・ワルスラS》で過剰打点と潤沢な手札を用意するプレイングを行った上でこれを投げると正直オーバーキルになってしまう点が痛かった。

ルール

  • 「このターン自分の《龍装者 バルチュリス》をバトルゾーンに出していなければ」というのは素出しも含まれるので注意。
  • 自身の能力使用宣言してからバトルゾーンに出すまでの間は手札に存在している扱い。そのため、使用宣言誘発要員によるブレイクS・トリガーでの《ゴースト・タッチ》などを踏んでこのカードがハンデスされると自己コスト踏み倒しは不発に終わる。
    • もし、《バルチュリス》が手札に2枚あって、1枚しか使用宣言していなかった時に《バルチュリス》を1枚ハンデスされた場合は、どちらの《バルチュリス》が使用宣言されたか証明できないため、この場合も不発に終わる。2枚使用宣言していれば、どちらが落とされても問題なくバトルゾーンに出せる。

2ターンキル

1ターン目に《スナイプ・モスキート》を、2ターン目に2コストで出せるスピードアタッカーを用意し、1回目の《スナイプ・モスキート》の攻撃でこのカードを手札に加え、2回目の攻撃の後これを踏み倒し、これからそのまま《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジし、そのままファイナル革命《無頼勇騎タイガ》などの適当な多色クリーチャーを踏み倒せば2ターンキルも十分可能である。

ただ、《蒼き団長 ドギラゴン剣》2ターンキルはパーツ要求値が高く、マナに埋めるカードや初手にあるカードに制約が掛かる。色の都合などからも上記のようなコンボを行う場合は、必要パーツとしてマナ埋めするための自然単色のカードが事実上1枚追加される。そのため、コンボ用パーツの内1枚は先攻なら必然と2ターン目に今引きで引き当てなければならない理屈になる。

《“破舞”チュリス》《超音速 レッドゾーンNeo》《超音速 ターボ3》を軸として、1ターン目にマナに埋めた《勝利のアパッチ・ウララー》《蒼き団長 ドギラゴン剣》での踏み倒し先にする2ターンキルコンボではマナの管理はそこまで煩雑ではないが、前提として《超音速 ターボ3》の能力で手札補充した3枚から《蒼き団長 ドギラゴン剣》を供給する必要がある。

環境において

効果判明当初は《蒼き団長 ドギラゴン剣》の2ターンキルの新たなるお供として大いに騒がれたが、実際に登場するころには長期戦には向かない上に短期決戦に使用するにも癖のあるカードあるとして過小評価されるようになった。だが《プラチナ・ワルスラS》と《勝利のアパッチ・ウララー》が殿堂入りすると1ショットキルに必要な打点を揃えるのが比較的難しくなったため、打点補強として重宝されるようになった。《勝利のアパッチ・ウララー》の殿堂入りが囁かれていた時期に開催された『DMGP-6th』で【トゥリオドギラゴン剣】のパーツとして使用されて有用性が認められたのが直接のブレイクの要因。

その後、『超CSII in 金沢』あたりから【墓地ソース】の打点補強としての採用が目立った。《カツラデランス》《埋葬の守護者ドルル・フィン》と続ければ、相手の攻撃を《埋葬の守護者ドルル・フィン》でブロックしてpig発動まで持ち込む必要があるが、4ターン目には《暴走龍 5000GT》《百万超邪 クロスファイア》、このカードにより6打点を形成でき、そのまま《暴走龍 5000GT》召喚ロックで安全に1ショットキルできる。自己踏み倒しで出す場合は当然召喚ではないので味方の《暴走龍 5000GT》能力には引っかからない。

DMBD-09DMBD-10期には【サンマックス】における需要が高まった。《S級原始 サンマックス》T・ブレイクして《テック団の波壊Go!》S・トリガーで踏むと自分の《伝説の禁断 ドキンダムX》禁断解放されるが、《伝説の禁断 ドキンダムX》単騎の状態でこのカードの使用宣言をすることで一気にダイレクトアタックまで持って行けるということが注目されたのが需要の要因である。当然禁断解放によって封印による全体除去を放つため、あらゆるコスト踏み倒しメタを退かした状態で悠々着地することが可能。《テック団の波壊Go!》の全体バウンスで封印6枚を手札に加えることができるので、手札に抱えるのも楽。軽量除去マッハファイターが蔓延しており多くのコスト踏み倒しメタの影響を受けないGR召喚が普及している影響からコスト踏み倒しメタが少なくなったため、ただでさえ着地が容易である状況となった。

その他

  • プレイヤーを攻撃することを自己踏み倒しの使用宣言条件としている訳ではないため、軽量マッハファイターで手軽に使用条件達成に近付くことができる。

関連カード

収録セット

参考