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龍秘陣(りゅうひじん) 滅殺(めっさつ)咆哮(ほうこう)

龍秘陣 滅殺の咆哮 R 闇文明 (6)
呪文
このターン、自分のマナゾーンにあるドラゴン1体につき、バトルゾーンにある相手のクリーチャー1体のパワーは-1000される。

DMR-15で登場した呪文
マナゾーンにあるドラゴン1枚につき、相手クリーチャー1体のパワーを-1000する。

多くのプレイヤーが目を疑うほどスペックが酷く、それは《デーモン・ハンド》《チェイン・スラッシュ》などを見れば明らかで、登場した時点で既にそれらの下位互換。下記で色々このカードが採用するに値しないかについて述べられているが、下位互換であるという時点で、このカードを採用する余地は全くないことは明白である。

割り振り火力と解釈できなくもないテキストであり、1体だけしか選べないのは割に合わないこともあって(割り振り火力でも割に合っているか些か疑問だが)、割り振り火力に違いないと述べるプレイヤーもいたが、残念ながら選べるのは1体だけである。

ドラゴンさえあればある程度は仕事が可能な他サイクルカードとは異なり、マナゾーンドラゴンが6枚以下だと同弾のコモンである《狼牙獣銃拳》、5枚以下だと《生死の天秤》、4枚以下だと《ポイズン・ティー》、3枚以下だとマナ武装非発動《魔狼月下城の咆哮》完全下位互換という、目も当てられない悲惨な性能となってしまう。
そしてこのカードコストは6で、S・トリガーもない。《龍秘陣 古代龍万歳》《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》のような爆発力も持たず、下位互換になろうと腐りにくい《龍秘陣 龍知の計》や直接の上位互換を持たない《龍秘陣 ヘブン・アンセム》のような汎用性・独自性も持たず、つまるところこのカードである必要性は全くない有様になってしまっている。

さらに、優位性を発揮できる「マナゾーンに7枚以上ドラゴンがある」という状況が作り出せるが入るデッキならば、《凶英雄 ツミトバツ》《真実の王 ヴィヴァルディ》を始めとした、優秀なカードの採用が検討できるはずである。

仮にここまでしても1:1交換が関の山である。マナゾーンドラゴンを揃える手間の割にリターンがあまりに小さいため、残念ながら龍秘陣サイクル中最弱と言わざるを得ない。

前述した《狼牙獣銃拳》《魔狼月下城の咆哮》、そして自身を巻き込むが条件の緩い《炎獄デス・サンライズ》の存在を考えれば、5コスト全体除去でも決してバチは当たらなかっただろう。

さすがにデザインミスだと思われるが、公式からは何も語られていないので、断言できない。

サイクル

DMR-15の「龍秘陣」サイクル。いずれも自分のマナゾーンのドラゴンの枚数に関係している。

フレーバーテキスト

収録セット

参考