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煉獄と魔弾の印 P 闇/火文明 (6) |
呪文:ナイト |
コスト7以下の進化ではない闇か火のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。 |
非進化コスト7以下の闇または火のクリーチャーをスピードアタッカーを与えつつリアニメイトする新たな「エターナル」呪文。
スピードアタッカーで現れるため、当然ながらアタックトリガーと相性が良い。DMD-25で収録された《邪眼皇ロマノフI世》はもちろん、《殲滅の英雄ハンニバルZ》で敵を殲滅したり、《無双恐皇ガラムタ》で敵のS・トリガーを抑えつつ一斉攻撃など、様々なカードとのコンボが考えられる。
また、cipとアタックトリガーで能力が誘発するクリーチャーは能力が二度使用できる。強烈な多色メタを有する《メガ・マナロック・ドラゴン》、闇の筆頭ドラグナーである《極・龍覇 ヘルボロフ》からの《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》などが挙げられるだろう。
他にも《神龍のイザナイ ガーリック》などの光臨能力、また《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》などのシールド焼却と組み合わせてみるのも面白い。《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》で2回攻撃するのもいいだろう。
それまでタイムラグがあって使用し辛かった闇と火のアタックトリガー持ちに活路を見出した強力な呪文である。特にこの呪文の登場で【ロマノフサイン】が復活したのは大きな功績と言えるだろう。
しかし、新章デュエル・マスターズに入ると、革命編から続く高速環境を是正すべく、《異端流し オニカマス》や《洗脳センノー》などの軽量級のコスト踏み倒しメタが大幅に数を増やし、運用が厳しくなってしまう。
DMRP-04では、このカードのスピードアタッカー付与を腐らせるタップイン能力を持つ《卍 デ・スザーク 卍》が登場。無月の門で3〜5ターン目に早期で召喚できるので、対面すると非常に厳しい相手となった。
DMEX-02では、【デ・スザーク】対策のためか、墓地利用メタかつコスト踏み倒しメタの《ポクチンちん》が登場。墓地を活用するこのカードは、とばっちりを食らう形となった。
上述した通り、コスト踏み倒しメタ、タップイン、墓地利用メタ、呪文メタには非常に弱い。そうしたメタカードが流行るようであれば、採用を見送った方が無難だろう。幸いにも《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》や《ゼンメツー・スクラッパー》といった先述のメタに対抗するカードも並行するように登場しているので、対策をした上での運用も不可能ではない。
このカード自体のスペック自体は非常に優れているので使い手の手腕が試される1枚と言えるだろう。