DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 【クイーン・アマテラスループ】 †《クイーン・アマテラス》の強力なcipを《Dの機関 オール・フォー・ワン》と《龍素知新》のサポートによって無限ループできるようにしたデッキタイプの総称。大きく分けて《クイーン・アマテラス》を起点としてループ機構を《邪眼皇アレクサンドルIII世》に委ねる「アレクサンドルループ型」と、《クイーン・アマテラス》で唱える呪文によってcipを無限に誘発させる「アマテラスエンジン型」があったが、《龍素知新》の殿堂入りを受け、《失われし禁術の復元》と《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》でリペアされた「ゴクガ・ロイザーループ」が中心となる。
主要カード †概要 †《クイーン・アマテラス》で山札から《龍素知新》/《失われし禁術の復元》をリクルートして手札から唱えることができる。《龍素知新》/《失われし禁術の復元》によって墓地から唱えられた呪文は山札に行き、この《龍素知新》/《失われし禁術の復元》は墓地に残存する。したがって、続けて《クイーン・アマテラス》、ないしは《邪眼皇アレクサンドルIII世》で再び山札から《龍素知新》/《失われし禁術の復元》を唱えると、墓地の《龍素知新》/《失われし禁術の復元》を介して様々な呪文にアクセスできるようになり、無限ループが成立する。 アレクサンドルループ型 †アレクサンドルループの仕組みについては、《龍素知新》に詳しく記載されている。ここではループへの突入の仕方を説明する。
アマテラスエンジン型 †《蒼狼の始祖アマテラス》を使い回せる呪文を何度も唱える【アマテラスエンジン】が、《クイーン・アマテラス》の登場によって無限ループとなって帰ってきた。
の状態で《クイーン・アマテラス》のcipを発動させると、
によって、「山札に《龍素知新》/《失われし禁術の復元》1枚・《フォース・アゲイン》1枚、墓地に《龍素知新》/《失われし禁術の復元》1枚」の状態を保ちつつ無限に呪文を詠唱可能となる。 そのままではただの遅延行為になってしまうが、ループ中に行われる行動である「呪文を唱える」「クリーチャーがバトルゾーンに出る」「クリーチャーが破壊される」等をトリガーとするカードがある場合、その能力を無限に使用可能となる。 Q-ENDループ †唱えた呪文のコスト未満の呪文を墓地から山札へ戻して詠唱できる《ν・龍素王 Q-END》が存在する場合、上記の無限ループは以下のように変形できる。
これにより《クイーン・アマテラス》のcip3回分で《クイーン・アマテラス》のcipを4回使用する事ができるため、デッキからコスト6以下のクリーチャー以外のカードを無限にプレイできるループが完成する。 この手のデッキの弱点として「相手ターンをまたいでシステムクリーチャーを生存させなければならない」のが常であるが、《Dの機関 オール・フォー・ワン》を使用する場合、《クイーン・アマテラス》cip誘発を「ターンの終わりに」のタイミングにずらすことができる点、および《超龍素要塞 エビデシュタイン》の龍解の誘発条件が「ターンの終わりに」のタイミングを迎えるだけである点に着目し、手札に《クイーン・アマテラス》さえいればターンの終わりにいきなり無限ループを決める事が可能となる。
《超龍素要塞 エビデシュタイン》の龍解条件はトリガー能力である。これを「誘発条件」と「効果」に分解するとこのように分かれる
つまり、《超龍素要塞 エビデシュタイン》存在下でターンエンドを迎えるだけで、実は龍解は常に処理される。その後の解決の時点で呪文3枚の条件を満たさないから不発に終わっているだけなのである。 また、誤解しているプレイヤーは多いが、「ターンの終わりに」のトリガー能力が誘発してもそのターンは終了しない。「そのターンの終わりまで」「そのターン」「このターン中」に有効な継続的効果が失効するまでは、実はそのターンは終わらない。更に言うと「次のターンのはじめまで」がそのターンに含められる。「次のターンのはじめに」の処理に移ることで、はじめて「その次のターン」となる。 ここで白羽の矢が当たるのが《Dの機関 オール・フォー・ワン》である。先述の通り、これでコスト6以上のクリーチャーを破壊すれば、「ターンの終わりに」のトリガー能力解決タイミングと《クイーン・アマテラス》cipを同時並行させることができる。コスト6以上のクリーチャーとしては、《超龍素要塞 エビデシュタイン》を建てるのに必須である《ν・龍覇 メタルアベンジャー R》が適任だろう。 上記の【アマテラスエンジン】によって呪文3枚以上の条件を容易に満たせるので、解決待ちの《超龍素要塞 エビデシュタイン》を適宜龍解させて《ν・龍素王 Q-END》にさせてしまおう。 特筆すべきは、ここまで《Dの機関 オール・フォー・ワン》のDスイッチ使っていない点である。究極的には事前準備の段階で《パクリオ》等に使ってしまってもいいのである。事実上《Dの機関 オール・フォー・ワン》は相手にターンを渡して《ν・龍素王 Q-END》を除去する機会を与えないためのサポートであるため、最悪《Dの機関 オール・フォー・ワン》が無くともコンボが成立する。 《フォース・アゲイン》の盾落ちが心配なのであれば、Dスイッチして《ヴァリアブル・ポーカー》を撃てる余白を作れば、大幅に事故を軽減できる。相手に《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》がいて龍解できない場合でも、Dスイッチして除去呪文等を撃つ余地を作ればそれで済む。 従来の《Q-END》デッキは、《Q-END》の設置にタイムラグが生じるというところが難点だった。その部分を抜本的に解消したという意味では、非常に画期的な呪文ループである。 コスト5であることが重要だった《龍素知新》が2018年3月1日付で殿堂入りしたため、現在はこの機構を再現することはできない。後継であるゴクガ・ロイザーループのほうが条件が容易いこともあり、過去の遺物となった。 ゴクガ・ロイザーループ †《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》は手札の呪文を2回唱えるため、容易にループが発生する。《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》自身がコスト6のクリーチャーで除去耐性があり、ドローソースでもあるので、マナカーブとしても適任である。《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》を《Dの機関 オール・フォー・ワン》で破壊した場合、ループの起点と終点が《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》のリアニメイトで収束する。 参考 † |