DM Wiki (旧EUC版)
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【ジョバンニスコール】 †
《天雷王機ジョバンニX世》の効果を利用し、毎ターン《ドリル・スコール》を打ち続けるデッキ。登場した当初は主に白青赤で組まれていたが、このデッキがトップメタ入りした革命ファイナル環境においては、白赤の2色で安定性を高めた構築が主流であった。
《天雷王機ジョバンニX世》のプレミアム殿堂入りを持って消滅したが、その性質上デュエル・マスターズの長い歴史にあって非常に稀有なデッキとなった。
天雷王機ジョバンニX世 R 光文明 (2) |
クリーチャー:グレートメカオー/ナイト 1000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは、相手のプレイヤーを攻撃できない。 |
自分のターンの終わりに、自分の墓地にあるコスト1の呪文を好きな枚数、自分の手札に戻す。 |
※プレミアム殿堂 |
ドリル・スコール C 火文明 (1) |
呪文 |
カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。その後、相手はカードを1枚、自分自身のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。 |
※殿堂入り |
戦略は超簡単。
- 《天雷王機ジョバンニX世》をバトルゾーンに出す。
- 《ドリル・スコール》を毎ターン唱え続けて相手のマナゾーンのカードを破壊し続ける。
- 隙を見つけ次第、途中で《クルトの気合釣り》を唱え、自分の山札が減るのを防ぐ。
- あとは2〜3の流れを繰り返し続け、山札の枚数に差が出た相手がライブラリアウトするまで待つ。
これだけである。極端な話だと《天雷王機ジョバンニX世》と《ドリル・スコール》がそれぞれ4枚ずつ、《クルトの気合釣り》を2枚程用意できればデッキとして構築可能。
一度《ドリル・スコール》を撃ってから《天雷王機ジョバンニX世》を出せば、相手が2マナしか溜まっていない状況からでもロック可能。その場合自分のマナもコンボ始動時点で拘束されるため、その事を意識した構築をしたい。
相手に《ルナ・コスモビュー》や《魔光帝フェルナンドVII世》といったコスト軽減できる大型クリーチャーや、《火炎流星弾》や《沈黙の戦士 ダンプ・タンク》といった超低コストで破壊できるカードが無い限り、ほぼゲームセットである。《天雷王機ジョバンニX世》は2マナ以下の呪文でも除去されやすいため、相手がロック解除手段を手にしない内に勝利へと駒を進めたい。
天敵である《光波の守護者テルス・ルース》を繰り返し除去できる《火炎流星弾》も投入しておきたい。《火炎流星弾》はマナにすれば《ドリル・スコール》のタネにもなるので無駄がない。
- 長らく地雷として潜伏していたが、公認グランプリ「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」において、安定性重視で初動がやや遅めか一撃奪取のようなコスト軽減が主流でマナブーストの少なくなった革命ファイナル環境の裏をかき、全く同じデッキを握った14人中5人がベスト64に進出という快挙を遂げた。メタゲームとの相性もあり、以降メタゲームの一角として活躍した。
- 今まで目立たなかったカードやデッキが、新カードの登場によって躍進を果たすというのはよくある話。だが、それでも尚このデッキはひと際異彩を放つデッキであった。
別段新カードの登場によってパワーアップを果たした訳ではない(せいぜい踏み倒しメタの《オリオティス・ジャッジ》や、横に並ぶデッキ対策の《メガ・マグマ・ドラゴン》位のもの)。純粋な環境の変化により典型的な地雷とされ忘れられていたデッキが、突如トップメタに躍り出るというのはある意味夢のある話と言えるだろう。結果としてあっさり規制されてしまったが、全く使われることなく忘れられてしまうよりは遥かにマシである。
主要カード †
候補カード †
サンプルデッキ †
「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」14人使用中ベスト64入り5人
レシピは大会事務局公表のデッキリストより。
参考 †