DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 【チェイングラスパーループ】 †《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》と《グレート・グラスパー》の互いをコスト踏み倒しで出し合う関係を活かして、《グラスパー》の攻撃をループさせることによって無限ループを実現するコンボデッキ。緑単ないし準緑単で組まれる。
概要 †《チェインレックス》を正規コストで召喚するための10マナが貯まるまでマナ加速、クリーチャーサーチ、除去などを行って、時にはコントロール気味にしながらターボする。 革命編環境から続く環境の高速化に対してマナ加速できるタイミングも無いように思えるが、《桜風妖精ステップル》と《霞み妖精ジャスミン》による2コストマナ加速最大8枚体制、最大3マナ加速の《剛撃古龍テラネスク》によって、5ターン目に10マナ用意してループを始動させることが比較的容易である。 《幻影 ミスキュー》や、時には《邪帝斧 ボアロアックス》をも使ってループを補助することもできるため、テンプレ的な流れに囚われることなくループすることが可能。 早ければ5ターン目にループに入れるこのデッキは、《チェインレックス》の重さを感じさせないとても強力なデッキである。ループ自体も比較的簡便であることから、ある程度デュエマを知っているプレイヤーなら手を出せるデッキタイプであり、《グラスパー》の登場以降このデッキは流行するに至った。 主要カード †
候補カード †
ドラグハート †
ループの方法 †手札に《チェインレックス》1体、バトルゾーンに自然のクリーチャー1体、マナゾーンに《グラスパー》2体、《チェインレックス》2体、《恐・龍覇 サソリスレイジ》1体、《グラスパー》を重ねるための6コストクリーチャー1体が必要。 1.《チェインレックス》召喚、マナゾーンから《グラスパー》、《グラスパー》攻撃時マナゾーンから《チェインレックス》。 足りないパーツはこのループの応用で《剛撃古龍テラネスク》のcipを無限に使って集めると良い。 モアイゾルゲ †サブフィニッシャーとして《古代楽園モアイランド》と《偽りの名 ゾルゲ》をそれぞれピン挿ししておくのも考えられる。《チェインレックス》の能力で簡単に《ゾルゲ》の能力を必要分誘発できるので、これによって相手のシールドを全て焼却が可能。これが「モアイゾルゲ」である。あとはパワー14000と高パワーで、《革命の鉄拳》や《ボルシャック・ドギラゴン》をある程度無視できる《グラスパー》でダイレクトアタックするだけである。 弱点 †
注釈:
環境において †DMRP-02からDMRP-04裁期まで活躍していたが、DMRP-04魔のリリースによって【ゲイル・ヴェスパー】が強化・安定化に至り、プレイングが単純明快なあちらにシェアを奪われ主流デッキの座からは陥落。 双極篇で《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》、《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》、《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》など強化札を得たが、10マナでより簡単にフィニッシュできる自然系統のデッキとしては【轟破天九十九語】が登場しており、こちらは確実なフィニッシュという差別化点を活かす必要が生まれた。 DMRP-06期になると、《自然星人》の導入によってマナブースト手段の枠を節約しつつ、《ミステリー・ディザスター》によって高速化を図る構築が主流化し、《グレート・グラスパー》ですら3枚程度に抑える構築も見られるようになった。《ボント・プラントボ》を採用した型も結果を残し、《ミステリー・ディザスター》による捲りを重視した重量級デッキの側面が強くなった。心配されていた【轟破天九十九語】との差別化に関しても、《ミステリー・ディザスター》での高速化によって図ることに成功。コスト踏み倒しメタもマッハファイターのおかげで恐れる必要が無く、そうでなくとも全体除去、ドラグハート戦術によってアドバンテージを取れるので最悪コスト踏み倒しメタを残したまま無理やり踏み倒しを行っても構わない。 DMRP-07で《ドンジャングルS7》を獲得。《ドンジャングルS7》の攻撃対象固定能力で勝負が決まることが多々あり、この頃から実際の大会シーンではループをせずに《ドンジャングルS7》で守りを固めて1ショットキルに向かうゲーム運びが多くなった。 超天篇で諸GRクリーチャーが登場し、【チェインシルキードループ】が成立。それでも《グラスパー》の踏み倒し能力は依然として強力であり、こちらのデッキは需要を保った。実際のところ『超CSIII in 山形』においては決勝ラウンド進出者128人中5人が使用、使用率7位と健闘。 参考 † |