DM Wiki (旧EUC版)

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青黒緑(あおくろみどり)シャコガイル】

双極篇環境最初期に確立した、【青黒緑コントロール】《水上第九院 シャコガイル》に寄せたビッグマナ
【青緑コントロール】のカウンター戦術をベースとしながらも《ロスト・ソウル》《テック団の波壊Go!》《キラードン》などのように除去ハンデスを活かした内容となっている。

水上第九院 シャコガイル SR 水文明 (9)
クリーチャー:ムートピア 13000
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。
相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。
ロスト・ソウル UC(R) 闇文明 (7)
呪文
相手は自身の手札をすべて捨てる。

主要カード

《水上第九院 シャコガイル》
《テック団の波壊Go!》除去の要
《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》マナ武装を満たせばパワーコストも関係なく根こそぎ手札へ強制送還
《斬隠蒼頭龍バイケン》定番マッドネス
《ロスト・ソウル》ハンデスの要
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》水の呪文コスト踏み倒しの手段
《怒流牙 サイゾウミスト》1体の攻撃を原則確実に凌げるカウンター札
《超次元ガロウズ・ホール》手打ちしてよし、《ダイス》でカウンター化してよしという汎用札
《電脳鎧冑アナリス》初動マナブースト。終盤に《シャコガイル》のエクストラウィンをささやかながら補助できる
《フェアリー・シャワー》手打ちして2→4と動いてよし、S・トリガーニンジャ・ストライクの達成条件を満たしてもよしと、器用な札
《怒流牙 佐助の超人》4コストのシノビ。マナカーブ的にも《バイケン》とのコンボによる防御も優秀
《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》呪文の効果を倍増する
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》呪文戦略における定番札

候補カード

《フェアリー・ライフ》S・トリガーでカウンター性を発揮できる初動マナブースト。埋めてもマナにならないのがデメリット
《獅子王の遺跡》多色戦術と相性の良い高速マナブースト
《デモンズ・ライト》除去ドローを一度に行える札。最終盤なら半端なパワー系は1発で吹っ飛ぶ威力に
《サイバー・チューン》手札交換マッドネス起動に。S・トリガーも付いている
《超次元ミカド・ホール》限定だが呼び出し範囲が広い超次元呪文溶かせる範囲は狭いが、ウィニーを溶かすには十分
《キラードン》大規模除去。残ったクリーチャーはシノビなどで対処すれば良い
《ストリーミング・シェイパー》系のデッキ御用達の手札補充
《英知と追撃の宝剣》2体除去と2ランデスを行える強力な札
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》デッキに超次元呪文が《ガロウズ》唯1枚というケースもざらなので、これでサーチする戦術もある
《パクリオ》擬似ハンデス攻撃しないためシールドが増えても問題ない
《埋没のカルマ オリーブオイル》山札回復
《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》
《斬隠オロチ》《伝説の禁断 ドキンダムX》対策
《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》呪文面でマナブーストとマナ回収を行い、クリーチャー面のロック性能で今引きからのダイレクトアタックを阻止
《悪魔の契約》エクストラウィンの補助
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》呪文面で《シャコガイル》複数体出しを狙おう

超次元ゾーン

《勝利のガイアール・カイザー》単なる5000除去であってもデッキ確立時の環境ではそこそこ美味しい
《勝利のリュウセイ・カイザー》ミラーマッチを始めとした低速系統に刺さる疑似ランデス
《時空の脅威スヴァ》コスト指定除去に強い5000ブロッカー
《ヴォルグ・サンダー》定番山札破壊
《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》置きドローソース
《激天下!シャチホコ・カイザー》《アナリス》を繰り返しリアニメイトすることで闇の超次元呪文から出せる疑似《パンツァー》に

このデッキの回し方

序盤は《電脳鎧冑アナリス》からの《怒流牙 佐助の超人》でマナを伸ばし、中盤は相手の攻撃をシノビで受けつつ《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を立てる。

十分マナが溜まったら《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》《怒流牙 サイゾウミスト》などの重量級カウンター札で凌ぎ、《水上第九院 シャコガイル》を召喚した後もコントロールを続けてエクストラウィンに向かう。

長所

シノビ《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》を軸とした受けのおかげでビートダウンに強く、除去やハンデスのおかげでコントロールにも耐性がある。

一見すると【速攻】には《ロスト・ソウル》が腐るが、運良く捲れた《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》から《テック団の波壊Go!》を踏み倒せば返しのターンに《ロスト・ソウル》を唱えて盤面も手札も一掃できる。

【青緑コントロール】系統と比べると、相手の手札バトルゾーンにあるリソースを墓地という比較的再利用が困難なゾーンに置かせるため、除去を連打したこちら側がジリ貧になるケースに陥りにくい。

短所

このデッキの成立背景としては《“龍装”チュリス》を獲得した《ガンバトラーG7》登場後の【赤青ドギラゴン剣】【ジョーカーズ】など、3ターンキルが頻繁に起こるデッキが登場している。そのため、ループ系統にはとにかくそうした速攻を前提とした受け札が腐る。

また、呪文メタも厳しい。《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の導入化が進む中、【ロージアミラダンテ】の対策は切らざるを得ないほどである。

呪文カードの比率が高い上に、後でマナ回収で手札に補充できるように積極的に呪文マナゾーンに置くデッキなので、《害悪のカルマ スタバック》も刺さりに刺さる。ただ、《害悪のカルマ スタバック》は稀に見かける程度のメタカードなので、それほど警戒する必要はないか。

バウンスを主軸とした構築の場合、《巨人の覚醒者セツダン》であっさり除去が腐ってしまうのも弱点。

環境において

DMGP-6th」(3人1チーム戦)ではベスト8進出者8組24人中3人が使用。最高成績はベスト4。

しかしハンデスが【ジョット・ガン・ジョラゴン】系統に裏目になるため次第に数を減らし、後に【シャコガイル】としては山札削り特化である【ゴクガサイクル】が登場すると主流をそちらに譲った。

後に2019年3月1日の殿堂レギュレーション改訂の影響で環境がやや低速になると、このデッキのチャンピオンシップ上位入賞も再びよく報告されるようになった。【クラッシュ“覇道”】に有利が付くのが大きい。

参考