DM Wiki (旧EUC版)

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【青黒緑デッドダムド】

《SSS級天災 デッドダムド》による除去封印外し、その他各種侵略を主眼に置いた中速ビートダウンDMBD-10の発売によりそちらを雛形に成立したデッキタイプ。
アナカラーデッドダムド】とも呼ばれる。

SSS級天災 デッドダムド P 水/闇/自然文明 (8)
進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000
進化:自分の水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。
SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。

主要カード

《SSS級天災 デッドダムド》核 除去封印外し、侵略ビートダウン。《デドダム》で墓地に置いても平気
《天災 デドダム》ドローマナブースト、封印外し、侵略元を1体でこなす
《虹速 ザ・ヴェルデ》MFによる踏み倒しメタ除去、封印外し、侵略元を担当
《禁断機関 VV-8》上に挙げた主要カードに不足するフィニッシュ力をエクストラターンで補う

候補カード

クリーチャー

《悪魔妖精ベラドンナ》初動。自壊を伴うモードハンデスマナブーストを選べる。基本こちらが優先
《電脳鎧冑アナリス》初動。自壊を伴うモード手札補充マナブーストを選べる。役割的に二番手
《ディオーネ》速攻対策。
《凶鬼09号 ギャリベータ》置きドロー兼侵略元。基本ピン積み。《デドダム》で墓地に置いても平気
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》呪文コスト踏み倒し墓地回収を行う水の定番1枚積み
《蒼き団長 ドギラゴン剣》サブフィニッシャー

進化クリーチャー

《不死 デッド55》墓地進化ができるソニック・コマンド
《超奇天烈 ギャブル》相手の呪文を横取りしつつ封印外し
《S級宇宙 アダムスキー》STなどのトリガーを許さない山札破壊。サブフィニッシャー
《S級不死 デッドゾーン》盤面制圧と更なる打点形成に。《デドダム》で墓地に置いても平気。サブフィニッシャー

呪文

ツインパクト

その他

超次元ゾーン

超GRゾーン

《イイネIV》攻撃誘導
《ザーク卍ウィンガー》このデッキでは事実上の4000バニラ
《シニガミ 丁-四式》パワー4000が目当てで墓地肥やしはオマケ
《ポクタマたま》墓地利用メタ
《スカップIII》条件付き3000MF
《C.A.P. カイト》条件付きでcipプリン効果が発動
《オコ・ラッタ》マナドライブ5(水)で確定バウンス
《天啓 CX-20》マナドライブ5(水)で3ドロー
《マリゴルドIII》《ヴェルデ》や《デジルムカデ》をマナから踏み倒し

このデッキの回し方

《天災 デドダム》などのマナブーストドローで体勢を整え、5マナ貯まったら《無修羅デジルムカデ》プレイする。相手をタップインで縛ったことによる余裕を活かして《虹速 ザ・ヴェルデ》コスト踏み倒しメタを処理するなり《禁断機関 VV-8》を召喚するなりしてから、あらかじめ立てた《天災 デドダム》あたりで《SSS級天災 デッドダムド》に侵略し、《禁断機関 VV-8》封印外しや盤面の処理に努める。

相手の盤面を十分に処理したら、そこから《禁断機関 VV-8》禁断機動で制圧したり、毎ターン《S級宇宙 アダムスキー》へ侵略し安全に勝ちに行ったりする。

弱点

環境において

超CSIII in 山形』においては決勝ラウンド進出者128人中49人が使用し、使用率1位を記録。ベスト8に4人このデッキの使用者が残った。最高成績は3位。(ソース)
また、TOP8デッキリストでは《デッドダムド》と《VV-8》の併用率は100%であった。

このデッキに対抗するために多くのプレイヤーがDMBD-09DMBD-10期になって、天敵である【赤単ブランド】を使うようになり、そちらのチャンピオンシップ4位以内入賞が目立っていった。

DMBD-10発売から1ヶ月程度が経過するとあまりにミラーマッチが増えたため、ついに2コストマナブーストを9枚も投入した上位入賞構築まで確認された。その構築においては初動枠を増やして下がったデッキパワーが《超奇天烈 ギャブル》の3枚投入によって補われていた。また、《VV-8》をピンポイントで落とすための《解体人形ジェニー》も流行した。代わりに、《ドンドン水撒くナウ》《テック団の波壊Go!》《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などの能動的な動きに関係しにくい受け札をカットするケースが増えた。《S級宇宙 アダムスキー》型も数を減らしている。

DMSD-13期には《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》搭載型が目立った。

ところがDMRP-11期に【青赤緑ミッツァイル】が成立すると、比較的低速でありこのデッキによる除去が刺さる環境が一変し、絶対的な立場ではなくなった。当の【青赤緑ミッツァイル】は展開力、タイムラグの無さによる除去の強さから、このデッキにとって明確な不利と言える対面であった。

『DMGP-9th』では一度クリーチャーを並べると2度とターンを渡さないデッキが多かったため除去が腐ることが多く、ベスト8進出を逃した。
むしろ《デッドダムド》の除去能力を腐らせるために、クリーチャーを並べないデッキが流行したのだろう。

『DMGP-9th』では目立っていなかったカードではあったが《オコ・ラッタ》もキツい。仮に【ミッツァイル】側がそちらを投入していた場合、頼みの綱となる遅延札である《無修羅デジルムカデ》もそちらでついでのように退かされ、後は流れで2体目以降の《BAKUOOON・ミッツァイル》アンタップクリーチャーを生成され、ロクな受け札の無いこのデッキがそのまま1ショットキルされてしまうということである。

『DMGP-9th』開催後には《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》《フェアリー・ギフト》を投入した型が流行。《龍装艦 チェンジザ》は主に《超次元リバイヴ・ホール》捨てて《時空の探検家ジョン》《時空の英雄アンタッチャブル》を展開するために使われる。ところが【青赤緑ミッツァイル】へのメタカードを増やした結果、代わりに《禁断機関 VV-8》《超奇天烈 ギャブル》をカットすることになり、デッキパワーが落ちるという事態に陥った。

DMEX-07期には【青赤緑ミッツァイル】対策の《マナ・クライシス》を投入した型が浸透。だがこの頃になると《オコ・ラッタ》《DROROOON・バックラスター》などの汎用除去が流行していることもあってそこそこ見かける程度のデッキに落ち着き、チャンピオンシップ4位以内入賞もまばらになった。

DMBD-11DMBD-12期には《Wave ウェイブ》も入るようになり、すっかりランデス色が強まった。

2020年1月1日に《禁断機関 VV-8》《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》殿堂入りし、大幅弱体化。同時に【ミッツァイル】等不利な相手も消滅したのはせめてもの救いか。主要パーツの殿堂入りは逆に《Wave ウェイブ》《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》を主軸とした型が普及するチャンスであるとも言える。

【ハンデスデッドダムド】

【青黒ハンデス超次元】などに使われるハンデスカードを搭載したコントロール寄りの型。

マナブーストの枠をハンデスに置き替えた構築となっており、速度は遅いが一たび相手を縛れば通常の型以上のロック力を発揮する。

【墳墓デッドダムド】

《天使と悪魔の墳墓》以外をすべて1枚積みにした型で、ほぼハイランダー抜き4色で組まれる。2019年末のチャンピオンシップを準優勝して話題になった。

《ドンジャングルS7》《怒流牙 サイゾウミスト》などの重量級のカードが投入され、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》《グレープ・ダール》など優秀なジョーカーズも投入されている。

参考