DM Wiki (旧EUC版)

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【5色蒼龍】

【5色フェアリー・ミラクル】《蒼龍の大地》に寄せた専用デッキ。
DMR-22にて《蒼龍の大地》が登場したことにより【ミステリー・キューブ】リペアとして復活した。

蒼龍の大地 R 火/自然文明 (8)
呪文
S・トリガー
自分のマナゾーンにあるカードの枚数より小さいコストを持つ、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。それが火または自然のクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。

主要カード

候補クリーチャー

《ニコル・ボーラス》cipで実質的なオールハンデスATで1体確定除去。速度を考えるとビートダウンにはそれほど刺さらない
《古代楽園モアイランド》呪文詠唱フィールド展開ロックバトル勝利時に3枚のシールド焼却
《偽りの王 ヴィルヘルム》cipで1確定除去1ランデス。相手のカードがどこからでも墓地に置かれた時ブースト常在型能力
《煌メク聖壁 灰瞳》最大5枚シールド追加の防御札。シールド回収手札補充にも。
《伝説のレジェンド ドギラゴン》《蒼龍》から出せば防御札に。1ショット時に使えば敗北回避が実質的なカウンターへの保険に。
《スペリオル・シルキード》敵味方問わず12000未満全体除去BZからのゾーン変更誘発によるコスト10以下非進化踏み倒しコスト踏み倒しメタに強いデザイン
《ドキンダム・アポカリプス》相手ターン中に踏み倒しで出すと強い全体除去マナ基盤としても優秀。自分への封印は主にコマンド《ヴィル》で外す。
《怒流牙 サイゾウミスト》ビッグマナ御用達のNS。山札回復と一時的なシールド追加
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》小型から中型はなるべく積まないデッキだが、スレイヤーカード指定除去で2体除去できるため【速攻】対策に
《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》ドラゴンSAスレイヤーマナ召喚付与。ドラゴン以外は対象外なので注意
《勝利宣言 鬼丸「覇」》不確定ながらGJに勝利すれば最強クラスのフィニッシャー。高コストカードが多いのでエクストラターンも得やすい
《“乱振”舞神 G・W・D》B・A・Dで出してよし、6マナ払って出してよし、時に《蒼龍》で複数回バトルしてよしと運用性抜群のSA
《電脳鎧冑アナリス》自壊して1ドローか1ブーストトップで腐りにくい初動
《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》STでカードタイプを問わない墓地回収またはマナ回収。高い汎用性を誇る
《天災 デドダム》呪文メタに引っ掛からず、メインデッキ多色比率も下げずに済むマナブースト
《トップ・オブ・ロマネスク》

候補呪文

《ボーイズ・トゥ・メン》1タップ1ドロー1ブーストの呪文。マナ基盤S・トリガー前提の疑似《フェアリー・シャワー》として
《コクーン・シャナバガン》6マナで2ブースト1マナ回収ST付き呪文。SST自然非進化2体までを踏み倒し
《謎帥の艦隊》多色マナ武装発動時に敵一掃、味方獣のcip再利用など器用なカード
《支配のオラクルジュエル》マナ基盤として優秀な防御札。確定除去を放ちながらオールタップにより1ターン凌げる
《超次元ホワイトグリーン・ホール》4コストにして手札から1枚のシールド追加、1枚マナ回収、5コスト以下の覚醒獣呼び出しなど汎用性抜群
《ホーガン・ブラスター》キューブブラスターや蒼龍ブラスター時代の切り札。安定性は無いが最速で《覇》が出れば勝負が決まる

超次元ゾーン

《勝利のプリンプリン》《超次元ホワイトグリーン・ホール》と組み合わせるとシールド追加とマナ回収が行える強力な定番足止めサイキック
《イオの伝道師ガガ・パックン》メインデッキの枠を食わない呪文メタ
《アルプスの使徒メリーアン》文明であるため《超次元ホワイトグリーン・ホール》シールドを増やせるブロッカー
《シルバー・ヴォルグ》《アルプスの使徒メリーアン》よりパワーが大きいブロッカー
《サンダー・ティーガー》相手のパワーを-2000させる。エスケープを持つパワー2000クリーチャーを確実に破壊可能
《ブーストグレンオー》《サンダー・ティーガー》と比較すると素の状態ではパワー2001以上2999以下のクリーチャーを破壊できる上、パンプアップで更に範囲を広げられる
《時空の英雄アンタッチャブル》アンタッチャブル文明であるため《超次元ホワイトグリーン・ホール》シールドを増やせる
《激相撲!ツッパリキシ》自分の他のクリーチャーをパンプアップ自然文明であるため《超次元ホワイトグリーン・ホール》マナ回収が可能
《時空の花カイマン》相手プレイヤーへの攻撃がブロックされなかったとき、マナブースト自然文明であるため《超次元ホワイトグリーン・ホール》マナ回収が可能
《時空の探検家ジョン》他にクリーチャーを2体出していれば2回攻撃が可能な《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》に。自然文明であるため《超次元ホワイトグリーン・ホール》マナ回収が可能
《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》《時空の探検家ジョン》の覚醒後の面。《超次元ホワイトグリーン・ホール》で直接出せる。自分のクリーチャーの3度目の攻撃時にアンタップされる。
《小結 座美の花》一度の攻撃で相手のブロッカーが全て強制ブロック
《時空の戦猫シンカイヤヌス》自分のターン中に火のクリーチャーがバトルゾーンに出ると《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》に覚醒し、自分のクリーチャー1体がスピードアタッカー

このデッキの回し方

最初にマナブースト《ニコル・ボーラス》あたりをコストを支払うことにより召喚できる8マナまでには到達しよう。

あとはひたすらマナを伸ばしながら《蒼龍の大地》でクリーチャーを呼び出し、打点を揃えてから《古代楽園モアイランド》ロックシールド焼却などを生かした安全なフィニッシュに向かう。

長所

マナが伸びる上に《異端流し オニカマス》を除去する手段に事欠かないのでコスト踏み倒しメタには強い。自分のターン中であれば《異端流し オニカマス》でバウンスされるのを承知でバトルに勝った時のシールド焼却を目当てに《蒼龍の大地》《古代楽園モアイランド》を呼び出すのもアリ。最悪《支配のオラクルジュエル》タップキルしたり《ドキンダム・アポカリプス》で封印したりできるので、プレイそのものを邪魔されないのであればシステムクリーチャーにはあまり神経質になる必要はない。

カードパワーで圧殺できるため地雷耐性は高い。

S・トリガーが上質なので、捲り運次第では苦手な対面にも対処しやすい。

DMGP-8th」開催前後にあたる2019年4月頃には【速攻】も減少傾向であり、このデッキが動きやすい状況となっていた。

短所

始動が遅いのでとにかく《音奏 プーンギ》などの軽量呪文メタには弱い。マナが伸びきる前に《ジャミング・チャフ》でロックされるのもまずい展開。また、1ターンを確実に凌げるS・トリガーが入って2枚程度の《支配のオラクルジュエル》ぐらいしかなく、ある程度マナが増える前に頭数で押し切るデッキには非常に不利。だがこのデッキが話題になった「DMGP-8th」開催前後の環境では《謎帥の艦隊》がフルスペックを発揮する前に物量で圧倒するデッキ自体が少なく、だからこそ環境で結果を残すようになったと言える。呪文メタに関しても《ジャミング・チャフ》などで唱えること自体をロックされでもしない限りS・トリガーで何とかなる面もある。

アドバンテージの取りにくい軽量カードはなるべくカットされた構築であり、一見相性の良さそうな《フェアリー・ライフ》《白米男しゃく》などのマナブースト、マナ回収は枠潰しとみなされあまり採用されない。その影響で、特に軽量のマナ回収手段には窮乏しがちで、デッキの中で最も軽いものが6コストの《コクーン・シャナバガン》というケースもざら。

しかし何と言っても《天使と悪魔の墳墓》に対して脆弱。15マナ以上に達することも多いこのデッキでは《天使と悪魔の墳墓》対策は《古代楽園モアイランド》の呪文ロックで雑に封じる程度しかない。

環境において

当初はDMR-22で登場した《蒼龍の大地》による【ミステリー・キューブ】リペアとして考案された。
後の2019年1月21日に《ミステリー・キューブ》殿堂解除されたが、思うように結果を残せず、大型クリーチャーの踏み倒し戦術自体も環境では軽視されていた。その後DMRP-08期にマナゾーンから好きなクリーチャーを確実に呼び出せる《蒼龍の大地》にTwitterや非公式の対戦ツール内で再び注目が集まり、「DMGP-8th」のDay2(殿堂レギュレーション)ベスト8入賞によって脚光を浴びた。

DMGP-8th開催前後の数ヶ月間、何件かチャンピオンシップ4位以内入賞も果たした実績のあるアーキタイプと言える。

DMBD-10《天災 デドダム》を獲得。これにより《天災 デドダム》→《トップ・オブ・ロマネスク》といった具合に3→5→8と動けるようになった。しかもこの場合、呪文メタに引っ掛からずメインデッキ多色比率もいたずらに下げずに済む。

その他

【ミステリー・キューブ】系列の常として、構築費用は高い。2大高額カード《ニコル・ボーラス》《偽りの王 ヴィルヘルム》がそれぞれ複数枚採用される上、各種ファッティ《怒流牙 サイゾウミスト》などシングル価格の高いカードが多く、気軽に組めるとは言い難い。

参考