DM Wiki (旧EUC版)

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カード指定除去

カード」を対象にする除去のこと。

通常の除去クリーチャーを○体、クロスギアを○枚などと対象のカードタイプが指定されているが、カード指定除去はその条件がない。

例えば「バトルゾーンのカード」を○枚と書かれている場合、クリーチャーだけでなくフォートレスウエポンも対象にすることができる。

トンギヌスの槍 R 無色 (6)
呪文
アタック・チャンス−名前に《神(シェン)》を持つクリーチャー(自分の名前に《神(シェン)》を持つクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
相手のカードを1枚、バトルゾーン、マナゾーン、またはシールドゾーンから選ぶ。バトルゾーンに自分の 《神聖牙 UK パンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選ぶ。相手はその選んだカードを自身の山札の一番下に好きな順序で置く。
龍脈術 落城の計 C 水文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。

カード指定除去はカードタイプの指定がない分、通常の除去よりも格段に汎用性が高い。

例えば上の《トンギヌスの槍》の場合、バトルゾーンマナゾーンシールドゾーンから好きなカード山札の下に送る。バトルゾーンカードならば、クリーチャーだけでなく、クロスギアフォートレスも選べるので、幅広いカードに対処できる。

特にフォートレス除去できる点は非常に重要である。ドラゴン・サーガ以前の多くの除去では対処することができないため、それらのメタカードとして注目されることとなった。

もちろん既存の除去が完全に退いたわけではなく、カード指定除去でないカードにも十分に居場所はある。スペックの違いに合わせて使い分けていくことが大切である。

カード指定除去の難点としては、ゲームでの実用性云々よりもルールの難解さが挙げられる。進化クリーチャーG・リンクしたゴッドサイキック・スーパー・クリーチャーのような「複数枚のカードで構成されたオブジェクト」を狙った場合の処理が従来の除去とは異なるため、その点に注意する必要がある。

以下のルールを熟読し、ゲームの進行に支障を来たすことのないように心がけたい。

ルール

  • 「◯◯ゾーンのカードを1枚選ぶ」など「カード」を指定する効果ではカードタイプに関係なくアンタッチャブルでない限り指定ゾーン内のどのカードでも選ぶことができる。
  • 2014/01/17の裁定変更に伴い、テキスト中における「カードを○○枚」の扱いが変更された。バトルゾーンシールドゾーンにおけるオブジェクトを指定し、移動を強要した場合、まるまるそのオブジェクトすべてを移動させるのではなく、そのオブジェクトを構成するカードから直接カードを指定枚数選んで移動させることになった。
  • 2015/7/15の裁定変更に伴い、複数枚数で構成されるクリーチャーの扱いが変更された。変更前は、複数枚数で構成されるクリーチャーの一部のカードだけがカード指定除去によって移動した場合、いかなる場合でもクリーチャーとして離れたとは扱われなかった。変更後は以下のとおりである。
  • 非常にややこしいが、「複数枚で構成された対象はそれぞれのカードを別個に数える」「進化元とサイキック・セルはクリーチャー扱いでない」というのが原則である。この2点を覚えておきたい。

その他

  • カード指定除去と通常の除去が区別されるようになったのは2014/01/17の裁定変更がきっかけである。これによって非常に複雑なルールが生まれたため、デュエル・マスターズが低年齢層向けのカードゲームであることも相まって批判の声もあった。

代表的なカード指定除去

無色

自然

多色

参考