DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 メタ > コスト踏み倒しメタ コスト踏み倒しメタ †相手がコスト踏み倒し能力を利用する際、それを妨害できる能力のこと。あるいはそのような能力を持ったカードの総称。 多くはコスト踏み倒しでクリーチャーがバトルゾーンに出た時に反応し、即座にそのクリーチャーを除去するというトリガー能力の形をとっている。 コスト踏み倒しメタの分類 †気をつけなければならないのは、『コスト踏み倒しメタ』と一纏めに呼ばれるカード群でも、実際にはコスト踏み倒しを判定する条件がそれぞれ違う点。したがって対策できるコスト踏み倒しの種類も異なってくる。
太字は置換効果による除去。※は相手ターンのみ。 例えば、革命チェンジで出たクリーチャーに対しては《異端流し オニカマス》でも《ウソと盗みのエンターテイナー》でも除去できるが、G・ゼロで出たクリーチャーの場合、召喚扱いなので《異端流し オニカマス》では除去できない。また、仮にコスト踏み倒しで出たクリーチャーだとしても、そのコストよりも多いマナを相手が持っていれば《制御の翼 オリオティス》では除去できない。 また、この範囲の違いから厳密にはコスト踏み倒し以外に対してもメタを発揮するものも存在する。
対策 †コスト踏み倒しメタに対する対策はまず除去することである。多くはサイズも小さく大した除去耐性を持たないため《KAMASE-BURN!》や《デモンズ・ライト》などの軽量除去で十分だが、《デスマッチ・ビートル》などのパワーが高いクリーチャーにはパワーを問わない除去であることが常のバウンスが有効。また、《異端流し オニカマス》はアンタッチャブルが付いているため、選ばせ除去や全体除去でないと原則退かせない。 また、コスト踏み倒しを主体とするデッキの場合、コスト踏み倒しメタを立てられるとゲームにならない場合がある。そこで、素出しから1ショットキルに向かうプランを用意したり、軽量ビートダウン要員を使ったりすると良い。 コスト踏み倒しメタの多くは反応した際に出されたクリーチャーを除去するため、除去耐性のあるクリーチャーを利用するのも良い。《時空の不滅ギャラクシー》や《気高き魂 不動》や《煌龍 サッヴァーク》などはその典型である。 環境において †不死鳥編環境のDM-20において初のコスト踏み倒しメタとなる《百発人形マグナム》が登場する。だが自分にもメタ効果がかかることや、選ばせる除去という性質から適当なウィニーを生贄にすればフィニッシャーの犠牲を回避できるなど、決定力に欠けたため当時の評価は高くなかった。 戦国編環境では実質当時のコスト踏み倒しメタをすべて無効にする《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》をエースとする【ギャラクシーコントロール】が活躍したため、コスト踏み倒しメタは機能しづらかった。 神化編環境からエピソード1環境にあった【エンペラー・キリコ】系統もcipによるソリティアで強引に突破できるため、やはり定着しなかった。 ところがエピソード2環境で【ミラクルとミステリーの扉】が台頭すると立場は一変。あちらが軽量除去カードをほとんど積めないこともあって、《百発人形マグナム》が環境に劇的に刺さるカードと化した。 DMR-07で《早撃人形マグナム》が登場しており、エピソード3環境において【ガネージャビート】で活躍した。エピソード2終盤には《ウソと盗みのエンターテイナー》が新たなコスト踏み倒しメタとして登場。《百発人形マグナム》と異なり踏み倒しで出たクリーチャーを確実に仕留められるため、以降の踏み倒しメタの主流となった。 DMR-15で《制御の翼 オリオティス》が登場し、以降革命ファイナル環境まで《ウソと盗みのエンターテイナー》と需要を二分した。 ただ、革命ファイナル環境では余りにコスト踏み倒しが横行したため、コスト踏み倒しメタは逆に除去でメタを張られることになり、下手すれば1ターン遅延しただけで退場することも多かった。当時の主要な踏み倒しメタは《爆炎シューター マッカラン》の射程圏内であり、不遇な時代でもあった。 新章デュエル・マスターズ以降はコスト踏み倒しメタが普及し、取り分け2コストにしてアンタッチャブル付きの《異端流し オニカマス》が主流カードとなった。《異端流し オニカマス》は攻撃可能でもあるためアタッカーとしても上質であった。勿論場持ちも非常に良く、これ1枚で詰むデッキも多かった。 双極篇になると《奇石 ミクセル》が登場。こちらはツインパクトであり呪文面の《ジャミング・チャフ》がフィニッシュ手段として強力と、汎用性を損なわないメタカードとして環境に定着した。 一方、《異端流し オニカマス》はというと、双極篇になってマッハファイターや召喚扱いのコスト踏み倒しカードが多数登場し、さらに超天篇にはGR召喚まで誕生したため、アタッカーとしての個性がどちらかというと強くなった。 備考 †参考 † |