DM Wiki (旧EUC版)

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ターン終了ステップ

ターン最後のステップアタックステップの後に行われる。

基本的には自分のターンの終了を宣言し、相手にターンを渡すだけのステップであり、カードのやり取りは伴わない。

ただし、カード能力には「ターンの終わりに誘発する」「ターンの終わりまで有効」といったものが存在し、これらが絡んでくると話は違ってくる。

このステップの詳細な流れは以下の通り。

  1. ターンの終わりに」誘発する能力アクティブ・プレイヤー側から好きな順番で解決する。
  2. 1によって誘発した能力が誘発するなどした場合、それを解決し、新しく能力が誘発した場合、これを繰り返す。
  3. 「このターン」または「ターンの終わりまで」の効果同時に消滅する。
  4. 3によって新たな処理を行う場合、それを行う。これによって「ターンの終わりに」誘発する能力が新たに生成した場合、2へ戻る。
  5. 相手のターン開始(→相手ターン開始ステップへの移行)となる。

例えば、

  1. 自分のターンの終わりに、《時空の斬将オルゼキア》覚醒させる
  2. このとき、《魔刻の覚醒者 G・オルゼキア》能力で2ハンデス
  3. 《クエイク・ゲート》によりパワーが上がっていた《スピア・ルピア》が相手の《ローズ・キャッスル》により破壊
  4. 《スピア・ルピア》pigで自分の山札から《黒神龍ジャグラヴィーン》サーチ
  5. 相手のターン

ここに絡んでくるカードの数が多いほど処理はややこしくなっていくので、よく順番を確認しておきたい。

「ターンの終わりに」能力のタイミングについて

  • よく勘違いされがちだが、 「ターンの終わりに」誘発する能力を持ったカードがこのステップ中に能力が誘発するゾーンに移動した場合、その能力は解決できない。ただし、ターンエンド時に誘発するゾーンにいる場合は、そのステップが来た段階で解決の条件を満たしていなくても、解決時にその条件を満たしていればそれを解決できる。

例えば、

  1. 自分のターンの終わりまでに《煉獄刃 ヘルフエズ》を装備したクリーチャーと他のクリーチャー4体。そして《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》がバトルゾーンにある。(このステップまでに相手のクリーチャーを破壊していないと仮定する)
  2. 《ウェルカム・ヘル》が龍解条件を満たしている為、《ヘルフエズ》を装備したクリーチャーを残しつつ龍解。
  3. 龍解時、《極・魔壊王 デスゴロス》の能力により相手のクリーチャーが破壊される。
  4. 相手のクリーチャーが破壊されたことにより、《ヘルフエズ》の龍解条件を満たしたため龍解。

はできるが、
逆に《Dの地獄 ハリデルベルグ》がある状態で

  1. 自分のターンの終わりまでに《煉獄刃 ヘルフエズ》を装備したクリーチャーと他のクリーチャー3体。そして《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》がバトルゾーンにある。(このステップまでに相手のクリーチャーを破壊していないと仮定する)
  2. 《ウェルカム・ヘル》が龍解条件を満たしている為、《ヘルフエズ》を装備したクリーチャーを含めて破壊して龍解。
  3. 龍解時、《極・魔壊王 デスゴロス》の能力により相手のクリーチャーが破壊される。
  4. そのあと《ハリデルベルグ》のDスイッチを起動。
  5. このターン破壊された《ヘルフエズ》を装備していたクリーチャーを含めた4体がバトルゾーンに。
  6. 《ヘルフエズ》を装備していたクリーチャーもう一度《ヘルフエズ》を装備。

《ヘルフエズ》の龍解条件は満たしているように見えるが、ターンエンド時にバトルゾーンを一度離れているので実際には龍解できない。

その他

  • 「ターンの終わりに」誘発する能力を持ったカードを使っている場合、ターン終了を宣言しているにもかかわらずアクティブ・プレイヤー側の処理を続行することになるため若干ややこしくなる。

参考


[1] ただし、エクストラターンを得ていた場合はこの限りではない。
[2] 先攻の最初のターンのみ、このステップは存在しない。
[3] ただし、エクストラターンを得ている場合はこの限りではない。