DM Wiki (旧EUC版)重要なお知らせデュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。 ビッグマナ †マナが大量にある状態のこと。 転じて、マナを大きく伸ばしそれを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとするデッキタイプの総称。 デュエマにおいてマナはコストとして重要な役割を持っており、大きなマナからはより強力な動きが可能となる。 デッキタイプの総称としての「ターボ」と「ビッグマナ」の関係性 †かつては、「マナを大きく伸ばし、それを利用して強力な動きを行うことをコンセプトとするデッキ」は『ターボ』という名称で呼ばれていた。 詳しく説明すると、上のように分類してこれら2つの用語を比較した時、『ターボ』は「手段・途中経過」、『ビッグマナ』はその「目的・結果」だということができる。 【5色蒼龍】のことを「ビマナ蒼龍」と呼ばれたりすることがあるが、「ターボ蒼龍」という呼び方は多くない。 ビッグマナの変遷 †覚醒編より以前〜エピソード1前期 †「ターボ」と呼ばれていた時期。 エピソード1期後期 †ビッグマナと呼べるデッキの原型はエピソード1で活躍した【Nエクス】である。当初はビートダウンとして組まれていたが、《ボルバルザーク・エクス》の能力の性質上、マナゾーンのカードの枚数が多いほどアドバンテージを得られることから、大量にマナブーストを行う型が成立した。 研究が進むにつれ《セブンス・タワー》でマナブーストしてから《蛇手の親分ゴエモンキー!》の能力で大量にマナゾーンから展開する「サルNエクス」が成立。【エンペラー・キリコ】や【紅蓮ゾルゲ】の後を継いでエピソード1環境からエピソード2初期までメタゲーム上で暴れた。 有力なフィニッシャーである《永遠のリュウセイ・カイザー》や、マナ回収とシールド追加で序盤の守りを担う《超次元ホワイトグリーン・ホール》と《勝利のプリンプリン》はこの時期に登場した。 この辺りからエピソード2初期にかけて『ターボ』という名称から『ビッグマナ』へ名称が移り変わっていった。 エピソード2期 †エピソード2に入ると《「智」の頂 レディオ・ローゼス》や《「祝」の頂 ウェディング》などの強力なゼニスが登場。それらをフィニッシャーにした【ターボゼニス】が出現。 この時期は《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《偽りの王 ヴィルヘルム》などの10マナ前後の強力なファッティが多数登場し、グッドスタッフや【ミラクルとミステリーの扉】の強さを急激に押し上げることとなった。 この時期に登場したフィニッシャーには呪文を封じる《偽りの王 ナンバーナイン》、cipで確定除去とランデスを放つ《偽りの王 ヴィルヘルム》など。ゼニスではドラゴンとコマンドを封殺する《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》や、【カイザー「刃鬼」】の中核である《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》などを獲得した。 また、ガチンコ・ジャッジで何度でも使用できる《ガチンコ・ルーレット》が登場したのもこの時期。ビッグマナや【ミラクルとミステリーの扉】の屋台骨を支える強力なマナブーストの手段として広く使われた。 晩期には《セブンス・タワー》と《ミラクルとミステリーの扉》は殿堂入りした。 エピソード3期 †墓地肥やしと相性がいいアウトレイジに主力が移ったことで、メタゲームの中心は【墓地ソース】や【獰猛ブラスター】となる。 新たな選択肢としては《フェアリー・シャワー》を獲得。手札とマナブーストを同時にこなせる柔軟性から必須カードとして扱われる。また、DMD-13では《無敵剣 カツキングMAX》が登場した。 また、ビッグマナのメタカードとなる《未知なる弾丸 リュウセイ》が登場。マナゾーンを枚数を縛る能力を持つことから対策を迫られるようになった。 晩期には《ガチンコ・ルーレット》が殿堂入り。これによって新たなマナブーストの手段を模索することなった。 ドラゴン・サーガ期 †cipで呪文を墓地から唱える《龍素記号Sr スペルサイクリカ》が登場。これを搭載したビッグマナも現れた。 革命編期 †侵略の登場によって準備ができる前に殴り切られるなど苦境に立たされる。《調和と繁栄の罠》を《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で使い回すなど、露骨に【速攻】メタを張ることで対処するケースも見られるようになり、それだけ侵略を重く見る動きがあった。 革命ファイナル期 †《百族の長 プチョヘンザ》や《時の秘術師 ミラクルスター》などパワーカードに恵まれ、1番手とまでは行かないまでも復権。特に前者は【レッドゾーン】を完封することができるカードパワーを持っている。終期には《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を獲得し、フィニッシュ性能が増した。 新章デュエル・マスターズ期 †「デュエル・マスターズグランプリ- 4th」では入賞デッキ中の使用率4位と、殿堂レギュレーション改訂の影響はあろうが、前シリーズのカードプール拡充のおかげかデッキとしてのシェアを高めた。 双極篇期 †双極篇ではマナブースト、マナ回収を中心にかなり強化を受けたが、同じく強化を受けたビートダウン・速攻に圧倒され環境上位には進出できずにいる。 超天篇期 †シリーズ前半では【5色蒼龍】が環境入りして一時期復権したが、環境後半にミッツァイル・マスターズが到来したことにより再びマイナー化。そんなマイナーになったビッグマナに《BAKUOOON・ミッツァイル》が取り入れられ、デッキ構築が《BAKUOOON・ミッツァイル》仕様に歪むまであった。 参考 † |