DM Wiki (旧EUC版)
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プレミアム殿堂 †
指定されたカードは一枚もデッキに入れられないというルール。
殿堂入りの上位で、これに指定されたカードはいわゆる「禁止カード」と呼ばれる。
特定の環境において、あるカードが殿堂入り(デッキ内1枚制限)でもゲームバランスを損ねるとメーカー側が判断した場合にはこの措置が取られる。多くの場合は一度殿堂入りを経由する。
プレミアム殿堂に指定されたカードは、公式大会や公認大会において1枚もデッキに入れることができない。一見、輝かしい称号なのだが、実際は「規格外の強さが災いして、やむなく公式大会での使用を禁止せざるを得なくなったカード」ということである。
プレミアム殿堂に指定されたカードは、デッキビルディングにおける利用価値が無くなるので、基本的にシングルカード市場の価格は下落する。
ただ、メーカー主催のイベント等で、使用可能なカードに制限がない「フリー対戦スペース」が併設されることもある。フリー対戦用にデッキを組むヘビーユーザーや、純粋なカードコレクターにとっては変わらず貴重なカード資産であり、該当カードのレートも(かつての実績を考慮してか)極端に急降下することは少ない。
なお、公式には「プレミアム殿堂」と「使用禁止カード」は区別され、使用禁止カードにはプロモ版《ガルベリアス・ドラゴン》および日本語版以外のデュエル・マスターズカードが指定されている。
現在のプレミアム殿堂カード一覧 †
2006年3月15日 †
2007年1月15日 †
2007年8月15日 †
2008年10月15日 †
2009年4月15日 †
2009年12月19日 †
2010年5月15日 †
2011年1月15日 †
2012年3月15日 †
2014年3月15日 †
2015年3月14日 †
2016年2月28日 †
2016年9月15日 †
2017年2月26日 †
2018年3月1日 †
2019年7月1日 †
2020年1月1日 †
2020年1月18日 †
かつてのプレミアム殿堂カード一覧 †
2007年1月15日 †
2007年11月15日 †
2009年4月15日 †
プレミアム殿堂の主な要因 †
プレミアム殿堂に制定されるのはもちろん「強すぎる」という理由だが、《ヴォルグ・サンダー》だけは例外(後述)。また、ゲーム性を損なうほどの強さと言っても、そう判断される要素はカードによって異なる。
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| | 考えられるプレミアム殿堂要因の種別
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プレミアム殿堂しているカードは、その強さの方向性によって大きく以下のタイプに分かれると言えるだろう。
あまりにも膨大なアドバンテージが得られるカード †
強力なロック系の能力持ちのカード †
今後の新規カードの弊害になりうると判断された †
- また、現在は殿堂入りに降格しているが《凶星王ダーク・ヒドラ》も特殊種族が推され始めた時期と制定時期が一致するため、これらのカードにとって開発の妨げとなっていた可能性を《ヴォルグ・サンダー》の昇格後、指摘されるようになった。両者とも汎用性の高いカードだが、特定のギミックと新規カード開発の妨げになりかねないほど極端な相性を持つカードという側面も有していたといえる。
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- 殿堂入りが制定された段階ではプレミアム殿堂という制度は存在せず、当初は《無双竜機ボルバルザーク》への例外的な措置であったのだろう。だが、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》等を皮切りに、その後も少しずつ数を増やしていった。
- 殿堂入りから昇格する場合、その多くは殿堂入り後も採用率が衰えず、「運ゲー」「先に出したもの勝ち」といった評価を受けてから昇格しており、総じて殿堂入りでは効果が薄かったカード群が名を連ねている。
その他 †
- 殿堂入りの場合と同じく、「プレミアム殿堂にするなら最初から作らないで欲しい」という意見も多く聞かれる。しかし、メーカーとしては拡張パックの売り上げのために少しずつ新しく出るカードの性能を上げていかなければならず、それが結果としてパワーカードの出現やインフレにつながり、プレミアム殿堂カードを生むことになっている。また、後に出たカードとの相性やカードプールの増加によって突然強化されてしまうこともある。どの道、プレミアム殿堂カードはこれからも少しずつ増えていくだろう。とは言え、プレミアム殿堂には環境を切り替え、ゲーム性の変化をもたらす作用もある。単なる規制ととらえず好意的に解釈するのがよいだろう。
- プレミアム殿堂入りの最速記録は《緊急プレミアム殿堂》の-7日(発売日の1週間前)。これはデュエルマスターズ内ではもちろんのことあらゆるカードゲームを見ても最速記録であり、それまでのMTGの最速記録0日を大幅更新している。
参考 †