DM Wiki (旧EUC版)
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ルシファー †
漫画およびアニメ「VS」シリーズの登場人物。
声優は水沢史絵氏が担当。
「VS」シリーズの勝太の新たなライバルの1人にして、互いに最強のライバル。
聖エンジェル中学の精鋭部隊「聖歌隊」の1人にしてリーダーを務め、「現デュエマ界最強」と名高い人物。
常に持ち歩いている蒼薔薇はルシファーの家に代々伝わる天然の薔薇で、「デュエマ界の奇跡」とされるルシファー自身のトレードマークともなっている事から「青薔薇の貴公子」と呼ばれる。
生き別れの妹である滝川 るるとは、額が光るという滝川一族の共通点がある。
この世の全ての音を聞き分ける「超絶音感」の持ち主で、デュエマにおいてもカードをシャッフルした時の音やめくった時の音でそのカード名を知ることができる。
さらに、全神経を集中させ、聴力を究極まで高めことで、指が動く音や血液の流れる音さえも耳でとらえられるようになり、その音からカードの内容がわかるという技術「究極音感 Requiem Duel」を持つ。
だが、レクイエムデュエルの使用には体に負担がかかる。
デュエマ甲子園準々決勝のべんちゃんとのデュエマでは、未来の音を聞く予知能力も会得した。
また、何らか手段でこれらの能力を封じられると苦戦を強いられやすい。
5才で名門大学の卒業資格を取得し、全てのスポーツでプロ並の実力、書道や茶道、華道といった芸術にも精通し、調理師免許や気象予報士の資格も持ち、「超」が付くほどの大金持ち。
全てにおいて完璧な彼であるが、持病があるためデュエマを行える時間は限られる。後に、この弱点は克服している。
少年時代にコジローを身分的にも実力的にも打ちのめしてしまった事で、逆恨み的にライバル視されている。
また、コジローと同じく両親がトレジャーハンターをしており、財宝の発掘で大成功を収めているが、そのことがコジロー一家の貧乏暮らしの遠因になってしまっている。
ドラグハートのカードを探し求めるるるに対してアドバイスを送り、勝太が《熱血星龍 ガイギンガ》を手にする切っ掛けを与えたほか、昔にも《頂天聖 レオザワルド》の入ったお守りを渡している。
また、勝太の動向を常に気にかけ、《勝利天帝 Gメビウス》を手渡したり、
勝太が京都へ修学旅行へ行った際もヨーデルとジャスティスを通して《爆熱DX バトライ武神》を贈り(勝太はルシファーからとは聞いていない)、
ギョウの毒で意識不明の時も、ジャスティスが(独断で)《超戦龍覇 モルト NEXT》を託す等、終始2人をサポートしている。
漫画・アニメ共にエンジェル・コマンド・ドラゴンを軸にした【白単天門】を扱う。
ちなみに彼が使用する設定で登場したデッキやカードは、アニメだとジャスティス、るる、ギョウ、デュエマウスなど他人に使われることが多い。
アニメ「VSR」では「絆の連鎖」でクリーチャーを大量に並べ《時の革命 ミラダンテ》の革命0により相手の動きを封じる「タイムストップデュエル」で止めを刺す【白単連鎖】を、「VSRF」ではドレミ団を中心とした白青の革命チェンジデッキを使用。
- 青白い髪に輝きの無い目、弱い人間のデュエマを罪と考えているその風貌からMagic:The Gathering時代の白凰を彷彿させる。
- とは言うものの、当時の白凰のように冷酷で無慈悲というわけでもなく、「弱い人間のデュエマを罪」という話はアニメでべんちゃんが解説したのみで、劇中でそういった場面は見られない。自分に挑んできた者には彼なりに評価をするなど、非常に紳士的である。
- 漫画『VS』11巻のオマケ漫画では、エピソード3でカードの売上が低迷していたことを受けて作品へのテコ入れとして編集者が勝太を中学生にすることと同時に白凰ポジションのキャラクターの導入を松本しげのぶ氏に提案したことが明かされている。
- また、アイデアが出ず作品が書けなくて困っていた松本に対して編集者はルシファーを死なせることを提案した(実際は死んだと読者に思わせて生かしておいたのだが)。
- 名前の由来は、キリスト教にて大天使でありながら自ら堕天使となった、魔王『ルシファー』。ちなみに、名前の由来が同じであるだけで《暗黒導師ブラックルシファー》との関係はない。
- 今引き演出は光と音がテーマ。教会の聖堂で奏でられる讃美歌をイメージしたものになっている。
- アニメ「VS」では勝太に人生最後のデュエマを挑むが、続編「VSR」の予告や公式ホームページでは早々とルシファーの続投が発表されており、視聴者には最終回を迎える前にルシファーの生存がネタバレされる形となった。
- アニメ「VSR」でも当初は海外で療養生活を送っていたが、完治すると、デュエマーランドの企みを防ぎ、妹るるの窮状を救うために帰国し、カードショップ滝川で暮らすことに。地下にコントロールルームを作ったり、いつの間にか手に入れた《革命の鉄拳》を勝太にくれたりする。
- 作中の他のキャラクターが大概おかしい中、常識人にも見えるが、上述のコントロールルームのキーになぜか中トロを模したスイッチを用意したり、勝太をある意味で「バカ」と認識した上で好きになったりと、VSキャラだけあって彼もどこかしらズレたセンスが見受けられる。
- 「VSR」第22〜23話でのバサラとのデュエルのように、自身の命を掛けることも躊躇しない危ない一面もある。デュエルに勝ったからよかったものの実際、敗北したバサラのバイクはミサイルで爆破されていた。敗北した場合、本当に死んでしまっていたかもしれなかったので、これには勝太に叱責された。
- その後、バサラとの2戦目で禁断のレジェンドカードに破れ死亡したと思われたが、第37話にデュエわんことして登場。
- 「VSRF」22話でのバサラとの再戦時には、彼を世界を脅かす可能性を持った禁断と共に葬る事を躊躇しなかった。ただしこれも、彼を消し去ることによって自分に降りかかる罪を覚悟しての事である。
- 最終決戦から約12年後の「VSRF」48話にて、有名な指揮者として活動していたことが判明。同時に甥であるジョーに対しては非常に甘く、(ジョーをデュエマから離れさせる為でもあったとはいえ)お土産にミイラの棺桶や大量のヘラクレスオオカブトを買ってきたり、デュエマーランドを再現したりと、金持ちである故にやることのスケールが凄まじい。あまりに甘やかす為、ジョーの母親となったるるからも注意を受けている。
- このように彼がジョーに対して甘いのは、かつて家族であるるると共に過ごせなかった過去がある為だと語っている。同じくジョーの叔父となった切札 勝舞も似た境遇である為か、彼もジョーに対して非常に甘い。
- ジョーとのデュエマでは、講演の合間に特訓して再取得した「超絶音感シンフォニーデュエル」や「究極音感レクイエムデュエル」を披露した。ただしこれらを使用することで体に負担を与えることは変わらない。
- 尚、ジョーの作ったカードはルシファー曰く「この世に存在しない音」らしく、シンフォニーデュエルやレクイエムデュエルではジョーの作ったカードがどんなものかを読み取ることはできない模様。
- 「VSRF」最終話では切札 ジョーが彼をモチーフとしたカードを作成。これまでジョーが戦ってきた相手をモチーフとしたカードの中で唯一の呪文であるが、性能は《タイムストップン Joe》と同じく呪文版《終末の時計 ザ・クロック》といったところ。最後のシールドから登場したことで発動し、ジョーに反撃のチャンスを与えた。また自身をモチーフにされたカードを使われてルシファー本人は大喜びの様子だった。
ルシファー 光/水文明 (8) |
呪文 |
S・トリガー |
このカードをつかった時、相手と相手のクリーチャーの時は止まる。 |
戦績 †
通算成績:18戦12勝4敗2中断
アニメ「デュエル・マスターズVS」 †
アニメ「デュエル・マスターズVSR」 †
- 通算成績:5戦4勝1敗
話数 | 対戦相手 | 勝敗 | デッキ名 |
13話 | 魔太郎 | 勝利 | 天王の時空支配! |
22-23話 | バサラ | 時の革命 |
30話 | バサラ | 敗北 |
43話 | チューやん | 勝利 | ワンダフル・ワン |
47話 | ギョウ | ミラクルを超えたミラクル |
アニメ「デュエル・マスターズVSRF」 †
主力カード †
History †
滝川一族の生まれ。幼少時代に妹である滝川 るるの元を去り、兄妹生き別れの状態で療養生活を送る事になる。
そんな中、テレビで見た「日本一ビクトリーなヤツだ〜れだ選手権」の決勝戦にて、勝太がそのターンで引いた《永遠のリュウセイ・カイザー》でオンセンに勝利した事で元気づけられ、自らもデュエマを始める。この頃から光単色のデッキを使っていたようだ。
最初は弱かったが、少年時代のコジローとの対戦時はすでに天才と呼ばれる程の実力を持つ。
そして時は過ぎ、中学生になった頃、町内デュエマ大会決勝で念願の勝太とのデュエマを実現させる。《聖霊龍王 バラディオス》の能力で優位に立ち、《天命王 エバーラスト》を龍解させるが、ダイレクトアタック直前で持病によるタイムリミットが来てしまい、勝利を逃す。
この時すでにるるを認知していたが、お互いの立場の関係からか、自らが兄だということは伝えていない。
再び勝太と戦うため、自らも出場する「ルシファーワールドカップ」を開催。
準決勝では《聖霊龍王 アルカディアスD》の能力で、仕込まれたS・トリガー呪文を封じてべんちゃんを破るが、別ブロックの準決勝で勝太はコジローに敗北してしまう。
決勝では、コジローの「狼牙龍星拳」に対し「究極音感Requiem Duel」を展開し、《悪魔龍王 ドルバロムD》に対して《救護の翼 フィルミエ》のセイバーと《獅子頂龍 ライオネル》の能力を使い見事優勝。
大会の記者会見で、勝太に自らの高みに登ってくるようにと《勝利天帝 Gメビウス》を手渡す。
勝太たちが京都へ修学旅行に行った際は、るるの3Dカードを奪ったギョウから自らの持つ3Dカードを狙われ京都タワーで襲撃を受ける。
ギョウから逃れた後、るるを守れず落ち込む勝太に、サイファーとジャスティスを通して《爆熱DX バトライ武神》を渡す。
続くデュエマ甲子園ではエリア代表を勝ち取り、持病による時間制限を克服した状態でべんちゃんと再戦。
そのデュエマで未来の音を聞く予知能力を会得し、S・トリガーで出た《グローリー・スノー》の能力で《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》のマナ武装条件を達成し勝利した。
準決勝を前にヘレンらを人質にとられ、毒々植物園ドーム内でギョウに場外デュエマを挑まれる。
牛次郎が仕掛けたドーム内を超高温にする罠で消耗し、レクイエム・デュエルを封じられピンチに陥るが、ヘレンらが呼んだ勝太たちの応援と、べんちゃんによる植物園へのハッキングで室温が元に戻り、予知能力が復活。
ギョウが使った《黒神龍デヴォリューション》の能力で《提督の精霊龍 ボンソワール》のマッドネスを発動し《天命讃華 ネバーラスト》の龍解条件を達成、《純潔の翼 メダロス》のマナ武装で《五邪王 ニガ=ヴェルムート》のマナ送りを、《天命讃華 ネバーラスト》の効果でS・トリガーで出た《古龍遺跡エウル=ブッカ》を封殺して勝利する。
準決勝のコジローとの再戦では、ギョウによって体内に仕込まれた毒の効果で、レクイエム・デュエルを使うたびに体を蝕まれ、カードの音を聞けなくなってしまう。
周囲の制止を振り切り、何も聞こえなくなった状態でコジローをあと一歩まで追い詰めるが、《爆弾団 ボンバク・タイガ》と2体の《凶英雄 ツミトバツ》によるパワー低下でクリーチャーが全滅し敗北。デュエマ終了と同時に倒れてしまう。
その後はサイファー記念病院に意識不明で入院していたが、デュエマ甲子園準決勝の勝太とギョウの対戦中に霊体となって現れ、勝太を勝利に導いた後、デュエマ終了と同時に復活を遂げる。
デュエマ甲子園終了後、額の輝きでるるを導き、遂にるると妹として再会した。
そして、自らの予知能力で死期を悟った彼は、勝太のたちのクラスに突如転校する。
クラスメイトやコジローらのライバル達ともすぐに打ち解け、デュエマ甲子園で優勝して時の人となっていた勝太を差し置いて一躍人気者になるが、その後、勝太に予知能力により死期を悟ったこと、さらに勝太とのデュエマに勝利した瞬間に自らの命が尽きる事を告白。人生最後のデュエマを彼に挑んだ。
勝太との最終決戦では、予知でS・トリガーを引き当て、《頂天聖 レオザワルド》と《天命讃華 ネバーラスト》を龍解。
相手の行動はおろか、自らのドローまでも見通し達観してしまっていたが、未来を変えようとする勝太やライバル達を見て、自分がこの状況を楽しんでいる事に気づく。
《無敵王剣 ギガハート》で破壊されなくなった《二刀龍覇 グレンモルト「王」》によって、《熱血星龍 ガイギンガ》と《最強熱血 オウギンガ》のW龍解を許した彼は、《天命讃華 ネバーラスト》のすべてのバトルに勝つブロックで《最強熱血 オウギンガ》を破壊するものの、アタックトリガーで《熱血龍 GENJI「天」》を出され、《天命讃華 ネバーラスト》を破壊されてしまう。
《頂天聖 レオザワルド》の置換効果で敗北を免れた後、返しのターンで《真聖教会 エンドレス・ヘブン》を出し、殴り返しで《熱血龍 GENJI「天」》を破壊するが、すでに予知能力はおろか、レクイエム・デュエルによるカードの音を聞く力も失われていた。死を忘れて楽しむ事が、『幼い頃から常に病弱で、限られた時間の中でこの世界の事を知りたいという願望』から生まれた能力を打ち消していた。
すべての能力を失った中、《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》のアタックトリガーと《真聖教会 エンドレス・ヘブン》の能力でシールドを4枚に増やし、《真・天命王 ネバーエンド》を天命龍解させる。この時、ルシファーの心臓は限界に達し、ルシファー自身も死を完全に受け入れていた。
除去耐性を失った《頂天聖 レオザワルド》を《爆竜 GENJI・XX》のアタックトリガーで失うが、《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》による殴り返しで破壊。《真・天命王 ネバーエンド》で勝太の残りシールドを全てブレイクした。
《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》と手打ちした《龍秘陣 ヘブン・アンセム》の効果でシールドは初期の5枚にまで回復、対する勝太はバトルゾーン、シールドともにゼロという圧倒的勝勢のなか、復活した予知能力によって自らの敗北を予知してしまう。
そして、勝太がドロドロドローで引いた《超戦龍覇 モルト NEXT》の龍マナ武装で《超戦覇龍 ガイNEXT》が龍解。《超戦龍覇 モルト NEXT》のダイレクトアタックで1ショットキルを達成され敗北した。
予知通りデュエマ終了と同時に心臓が停止してしまったが、デュエマによる勝太の熱血エネルギーが心臓マッサージとなり奇跡的に蘇生。皆に礼を言うと勝太たちのクラスを転校し、治療の為に海外の名医のもとへ旅立っていった。
使用カード
参考 †