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超神羅ロマノフカイザー・NEX SR 火文明 (7) |
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ルナーズ・サンガイザー 25000 |
究極進化MAX−自分の究極進化クリーチャー1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを2体破壊する。その後、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。 |
ワールド・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、自分の山札を見る。その中からアーマード・ドラゴンまたは名前に《ロマノフ》とあるクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
DM-35では《超神羅ロマノフカイザー・NEX》など、種族にルナーズ・サンガイザーを持つクリーチャーが有する。
冠詞は「超神羅」で、命名が不規則なNEX以外は名前にギャラクシーを含む。
数ある進化条件の中でも、究極進化MAXは最高難易度を誇る。
残念ながら、現段階ではとても実戦で使えるような進化条件ではないのが実情である。
究極進化MAXを使うには、通常クリーチャー→進化クリーチャー→究極進化クリーチャー→これ、という手順を踏む必要があり、3回も進化しなければならない。これだけでもかなりの手間だが、そこに「進化の途中で除去されてしまうとまた1から進化し直さなければならないリスク」が上乗せされる。
次に問題になるのがデッキ構築の難易度。進化クリーチャー、究極進化クリーチャー、そしてこの究極進化MAXクリーチャーをデッキに入れる必要がある。ただでさえ、進化クリーチャーは通常のクリーチャーよりも手札で腐りやすく、それに加えて、その進化クリーチャーよりもさらに腐りやすい究極進化クリーチャー、そしてその究極進化クリーチャーよりもさらに腐りやすい究極進化MAXクリーチャー全てをデッキに入れなければならない。それらのカードをデッキに入れすぎると当然事故が起こりやすくなるが、かといって進化クリーチャーの比率を減らすと、それはそれで究極進化MAX達成までに必要な進化クリーチャーがなかなか手札に来ない。多ければ事故、少なければ素材不足というジレンマが生じる。
バトルゾーンに進化元を必要としない墓地進化やマナ進化を使えば、実質進化の手間が1段階省けはするが、どちらにせよ通常クリーチャーまたは呪文などの比率をなるべく減らさないようにしなければならない。
以上の手間とデッキ構築の縛りのきつさを考えれば、究極進化MAXを使うことを目的としないデッキでわざわざ究極進化MAXを使う必要性はほとんどない。
同じく3体の進化元が必要な進化GVがと比べても、その手間と構築難易度は比べ物にならないくらいの大きな差がある。
上記のとおり究極進化MAXは実戦に耐えうる能力ではないが、もしこれを使ったデッキを構築するのであれば、除去対策や進化プロセスの効率化を極限まで突き詰め専用デッキになるのは必至。少なくとも「あらゆるデッキに投入を検討できる」類のものではない。