DM Wiki (旧EUC版)

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劇場版(げきじょうばん)デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰(カース・オブ・ザ・デスフェニックス)

デュエル・マスターズのアニメシリーズにおける映画第1作。
2005年3月12日に全国東宝系にて公開。『劇場版ロックマンエグゼ 光と闇の遺産(ひかりとやみのプログラム)』との同時上映。
監督/絵コンテ:鈴木輪流郎。脚本:西園悟。上映時間47分。

真のデュエリストではなくとも、デュエルでは召喚したクリーチャーが実体化する、闇の力に覆われたヤーク島(とう)。
島のハデス城に住む謎のデュエリスト・オルフェと姉のエレクトラが主催するデュエル大会に切札 勝舞達が参加するが、そこには2人の罠が仕掛けられていた。

公開直前の月刊コロコロコミックに前日談が掲載され、後にコミックスに収録。
また、劇場ではDM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」の先行販売が行われた。

ゲスト声優は北陽の虻川美穂子(オルフェ役)、伊藤さおり(エレクトラ役)。

アニメ第2シリーズ「チャージ」の時期に制作。
当時のDMは聖拳編に入り売り上げが絶好調で、まさに飛躍の時期を迎えており、そんな中でさらなる飛躍を狙って製作された作品。

クリーチャーのCGはテレビシリーズより遥かにクオリティが高く、映画館の大スクリーンに映し出される姿は見る者を圧倒し、大いに話題を集めた。
タイアップした実商品の人気も相当なものに達した。

アニメ本編や次回作との話のつながりは無いが、
「敵は何らかの理由で世界に復讐しようとしている」、「戦いの舞台は映画にのみ登場する島」、「勝舞が敵との初戦は敗北して自信をなくし、仲間(特にミミ)の励ましで復活する」、「決戦直前に重要な切り札を手に入れる」、「敵とも最後は友達になる」といった大まかな流れは2作目も共通。
コロコロコミックに前日談の漫画が掲載される事は、2作目や3作目も同様。
重要カードについても、劇場入場特典と劇場先行販売エキスパンションの目玉カードが勝舞のカード、その1つ前のエキスパンションと前売券購入特典が敵役のカード、という法則が今作と次回作で成り立っている。

また、ロックマンエグゼとの共通点に、「戦いの舞台となった島が最後は崩壊し、間一髪で脱出する」というものがある。
さらに、映画冒頭では勝舞とロックマン(正確には光熱斗が変身したクロスフュージョンロックマン)が共闘し、《超神龍アブゾ・ドルバ》や、ロックマンエグゼの敵キャラであるデザートマンを倒している。
本編にもロックマンエグゼには勝舞と《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が、DMには光熱斗、桜井メイル、氷川透、大山チサオがゲスト出演している(氷川透と大山チサオは台詞なし)。

劇場ではロックマンエグゼの後にDMという流れ。
ロックマンエグゼが始まる前に、でんぢゃらすじーさんと孫が出演している。
DVDはセル・レンタルともにロックマンエグゼとは別のため、DMにもじーさんの場面が収録されている。

  • 前述の通り、ゲスト声優として有名芸能人である北陽の2人が抜擢された。しかし、2人の台詞に棒読みな面があることを非難する声もあった。そのためか、劇場版2作目・3作目ではゲスト声優に有名な本業声優を配している。

・前売券購入特典:《神滅竜騎ガルザーク》
・劇場入場特典:《無双竜機ドルザーク》(DVDに3枚付録)

矛盾点

この映画はアニメ「チャージ」に準拠した作品だが、「チャージ」とは話に矛盾点がある。

映画では勝舞が父である勝利と再会したにもかかわらず、「チャージ」の51話では勝舞がザキラDr.ルートから勝利が3年前に死亡したことを知らされた時にショックを受けた。勝利と再会しているのだから、この2人の言うことは虚偽だとわかるはずである。

参考