DM Wiki (旧EUC版)
重要なお知らせ
デュエル・マスターズ WikiはEUC版からUTF-8版に変更しました。
今後はデュエル・マスターズ Wiki (UTF-8版)をご利用ください。
※旧EUC版は今後もこちらで保管予定です。
邪藩 牛次郎 †
漫画・アニメ「デュエル・マスターズ」シリーズに登場するキャラクター。
名前の読みは「じゃぱん ぎゅうじろう」。
とても老けて見えるが12歳の小学生で、IQ200(後に400に向上)の天才。
一人称は「オレ」「ぼく」「ぼくちゃん」「ぼくちん」。
アニメ版の声は志賀克也氏が担当。
漫画・アニメともに最初は白凰の部下として切札 勝舞の前に現れるが、ミミ達とは違い白凰を尊敬する気持ちなどは最初から全くなく、白凰を倒すのが目的。
最終的には世界征服を考えており「じゃぱん ぎゅうじろう」の名も「日本(=ジャパン)牛耳ろう」が由来なのだろう。
デュエルの実力はかなり高いが、相手のデッキ作成や手札を盗み見たりイカサマをしたり、嘘の話で同情させようとしたり人質を取ったりと、
勝つためには手段を選ばず正々堂々とかけ離れているため、度々勝舞達を怒らせる。
漫画とアニメともに、その本性が初めて表れた話ではサブタイトルが「最低のデュエリスト」(漫画では「決闘者」に「デュエリスト」の読み)となっている。
特に勝舞と白凰への恨みが強く、本気で殺そうとする事もあり、アニメ「VSR」では勝太もその対象となっている。
デッキのメインカラーは水。
DMカードを持っての登場は日本大会が初だが、とある事情で本戦(トーナメント)には出場していない。
しかし大会中、罠を張ったステージを用意し、非公式のデュエルを白凰に挑む。
そのデュエルは《エメラル》や《アストラル・リーフ》を駆使し、天才を自称するだけある見事な【青単速攻】を展開。
《アクア・サーファー》の劇中最初の使い手でもある。
《キャンディ・ドロップ》や、シールドから飛び出した《アクア・チャージャー》などで数を増やし、8体のクリーチャーで白凰を包囲するも、その全てを《風撃の求道者ラ・バイル》1体に足止めされる。
そこでさらに小細工をし、ステージにあるスイッチを押してデッキのカードとは無関係にシールドにあるカード(「ラ・バイルは死ぬ」という台詞から恐らく《デーモン・ハンド》)を仕掛けるが、《聖霊王アルカディアス》により封じられて敗北[1]。
アニメではアルカディアス対策として、スイッチを押してシールドに仕掛けたのは《アクア・サーファー》だが、アルカディアスに最後のシールドをブレイクされた後、最後に残った白凰の攻撃可能クリーチャーは、選ばれない《光器ペトローバ》。
《アクア・サーファー》の能力は不発となって敗北。
余談だが、上記の一戦にて白凰が《浄化の精霊ウルス》を召喚した際、人質となっている三国と愛善は「ウルスが降臨した。もう牛次郎に勝ち目はない…」と勝利を確信したような発言をしている。
だが牛次郎の場にはパンプアップの作動している《アングラー・クラスター》が2体おり、加えて白凰は牛次郎の大量展開に対する防御のすべをほとんど備えていないなど、実際は全く油断ならない状況となっている。
これは白凰が圧倒的な実力を持ち、牛次郎が侮られているがゆえの発言だろうか。
アニメの同場面においても、ウルスの登場時にほぼ同じ発言があるが、漫画に比べて牛次郎の場はそこまで充実していなかった。
上記の白凰戦後、幽からサバイバーデッキを受け取り、その場で勝舞と珍しく小細工無しのデュエルに。
サバイバーの大量展開で勝舞を圧倒するが、勝舞の奇跡的なS・トリガー《ホーリー・スパーク》と、《バザガジール・ドラゴン》により逆転負けを喫した。
アニメの同場面ではウェーブストライカーデッキを使い、大会の試合として対戦。
幽の能力で「大会で使用するデッキを途中で変えるのは禁止」というルールを無視し、実況のデュエルジャッカー・ショーや観客全員(角古 れく太、真中 紗雪、難波 金太郎、蛇美羅も含む)を操って自分を応援かつ勝舞を責めさせ、デュエルだけでなく精神的にも追い詰めた。
しかしS・トリガー《ホーリー・スパーク》の光で幽の力は無力化し、《無双竜機ボルバルザーク》によって敗北。
一時期不亞 幽と協力関係にあり「ダーリン」と呼ばれ、同棲に近い生活を送っていたが、幽が本性を表した後は牛次郎も彼女との関係を断ち切っている。
アニメでは後に小細工をして幽を精神的に苦しめ、「誰か(記憶を失った白凰だがその場の誰も気づかなかった)が作った5色デッキを幽が使って幽が負けたら幽は自分のもの」とする。
しかしミミ達に小細工がばれ、幽はデッキの特長を理解し、幽の勝利に終わる。
勝舞に強い恨みを抱いている一方で実力は認めており、漫画無印71話では「普段はクソマヌケだがデュエルになるとめちゃくちゃ頭いい」と評価している。
アニメ「クロス」「クロスショック」にも登場。
こちらの設定では神殿で勝舞と会っていないが(勝舞は神殿で他に金太郎や黒城にも会っていない)、牛次郎は勝舞を知っている。
「絶対ぶっ潰してやるリスト」というものを作っており、こちらの設定でも勝舞と白凰を潰す気満々である。
三国と愛善を人質に、大会とは別に白凰に挑むも、パーフェクトデュエルで敗北、しかし「チャージ」同様、白凰をやぐらの下敷きにして瀕死にさせる。
大会では「茶番 馬太郎」というロボットの振りをして勝ち進む。
が、勝舞との対戦中、ミミ達により、超小型メカで相手の手札を盗み見ていた事とともにばれ、対戦を中断するまでもない勝舞の「怒りのデュエマ」の前に敗北。
後に勝舞に復讐しようと再登場。
勝舞に代わって挑んできた天地 龍牙を「リストの付録にも載っていないザコ」とし、イメルダのお面を使って龍牙がイメルダに負けた時の恐怖を思い出させようとする。
しかし龍牙は完全に克服しており、ショックを受けた振りに驚かされ、その後は龍牙のペースで一気に敗北。
デッキは山札破壊や連鎖を中心としたものも使用。
白凰との対戦では火文明も使用。
コロコロコミックで実施されたキャラクター人気投票では最下位で、投票数は1票。
さらに本人が投票したと書かれており、このキャラクターの不人気さがわかる。
白凰を非道な手段で倒した際、他の四天衆に「牛次郎!殺す!」と言われ、Dr.ルートはこれを受けて勝舞に「牛次郎とかいうガキを殺せ」と命令している[2]。
黒幕であるザキラですら助命される作品で、容赦ない殺意を示される嫌われぶりは、全編を通しても圧倒的である。
不評が多い彼も「SX」最終回では勝舞の葬式に喪服を着て参列している。
普段の彼からは想像もつかないシーンであり、真意はどうあれ世界を救った英雄の訃報には普段の卑劣さを曝け出すことはできなかったようだ。
このことから、彼は心からの悪人と言うより、単なる卑怯者な可能性が濃厚である。
漫画ではその後登場していないが、アニメでは「VS」第38話以降のオープニングに登場、第40話で本編に登場。
ギョウと協力関係にあり、ルシファーに有効な毒を彼から頼まれて作るなど、相変わらず非道なことをしているが、
過去の事で多少は反省したのか、ルシファーの命を奪いかねない行為に関しては静止するもギョウは従わなかった。
かつてのシリーズの時に比べて容姿は頭が大きくなっており、唇は非常に厚く、鼻毛も出ている。
+
| | 以下ネタバレ
|
- 実はデュエマーランド社長の正体である。二つ名は「伝説の卑怯者」。詳しくは社長を参照。
|
戦績 †
漫画「デュエル・マスターズ(無印)」 †
アニメ「デュエル・マスターズVSR」 †
- 通算成績:2戦1勝1敗
話数 | 対戦相手 | 勝敗 | デッキ名 |
49話 | デュエマウス | 勝利 | 正体不明の正体…! |
50-51話 | 切札 勝太 | 敗北 | 最凶最悪、伝説のショータイム! |
関連カード †
デッキを覗き見したものの「アルカディアスとラ・バイルの効果を忘れる」という致命的なミスをやらかしている
単行本では「牛次郎を潰せ」に修正されている。後々の描写と矛盾してくるからだと思われる