DM Wiki (旧EUC版)

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召喚(しょうかん)

クリーチャーカードマナコストを支払って手札からバトルゾーンに出すこと。

クリーチャーバトルゾーンに出すための、最も基本的な手段である。

カード効果によって召喚が行われる場合もあり、その場合は「マナコストを払わずに出す」「山札の1番上から出す」など、通常と違った手順になる場合がある。

召喚の詳細な手順

  1. 召喚するクリーチャーカードを今あるゾーンから公開する。
  2. 追加コストを持つ場合、どれを支払うか宣言する。
  3. コスト増加コスト軽減がある場合、それらを適用する。
  4. 総コストを好きな順番で支払う。
  5. クリーチャーカードをバトルゾーンに出す。

原則として「メインステップ中」、「手札にあるクリーチャー・カード」のみ召喚を行うことができる。
しかし、上記の手順や原則を守らずにクリーチャーを場に出す手段も存在する。

特殊な例

上記の手順のうち、いくつかを変更するもの。
変更された部分以外は全て正規の手順を守らなければならないので注意。
文中には例外なく「召喚」と書かれているが、キーワード能力注釈文が省略されることもあるので注意。

「召喚」と「バトルゾーンに出す」の違い

デュエル・マスターズルールでは「バトルゾーンに出す」というテキストと「召喚」するというテキストは区別される。

例えば、「バトルゾーンに出た時」に誘発する能力(いわゆるcip能力)は召喚でもコスト踏み倒しでも誘発するが、召喚時にしか誘発しない能力もある。

召喚でしか誘発しない能力はフォートEO・ドライブ等、カードは《キリモミ・ヤマアラシ》《神秘と創造の石碑》《死神の蘇生者シュタイナー》《大地竜機シロガシラ・ジュカイ》、各種ゼニス等がある。

例えば、《インフェルノ・サイン》《猛菌恐皇ビューティシャン》《護精霊騎ヴァルチャー》を出しても、O・ドライブは使用できない。

同じように、《魔龍バベルギヌス》《獰猛なる大地》《「祝」の頂 ウェディング》を出しても、相手のカードシールド送りにはできない。

これらの能力は誘発条件に「召喚した時」「召喚する時」と明記されていることが多い。例外として、たとえばフォートEでは効果節の条件に召喚したか否かを問う構成となっている。しかし、召喚・非召喚の情報を後付けすることはできないため、実質的に前者と意味はまったく同じである。
「召喚してバトルゾーンに出した時」と書かれることもある。

《聖霊王アルファディオス》は召喚しか規制できないので、《超次元ガード・ホール》以外のサイキック・クリーチャーバトルゾーンに出るのを防ぐことはできない。《ボルシャック・ドギラゴン》革命0トリガーによって登場する場合も防げない。

召喚ではないが、「バトルゾーンに出す」を行うもの

単に「バトルゾーンに出す」と書かれている場合には、「召喚」された扱いにはならない。漫画やアニメなどのメディアではコスト踏み倒しによってクリーチャーバトルゾーンに出す時でも「召喚」と言いながら行うことが多いので誤解を招きやすい。

召喚せず「バトルゾーンに出す」のみを行うカードの例はコスト踏み倒しの項を参照

「召喚」のみを行い「バトルゾーンに出す」を行わないケース

厳密には召喚したからといって無条件でバトルゾーンに出すことにはならない。

例えば、相手の《獣軍隊 ヤドック》がある中で、自分のマナゾーンの枚数より大きいコストの《卍 デ・スザーク 卍》無月の門によってコストを支払わず召喚したとする。

この場合、召喚は行われるがバトルゾーンに出ることは《獣軍隊 ヤドック》にヤドックに置き換えられ、結果としては「召喚はされたがバトルゾーンには出てない」という状況になる。

すると、バトルゾーンに出たことを参照する効果は誘発しないが、召喚されたことを参照する効果は誘発する。上記の例場合、《追憶人形ラビリピト》でのオールハンデスは発動する。

「クリーチャーを召喚する」と「カードを使う」の関係性

「カードを使う」とは、手札にあるカードをコストを支払い使用することを指す。したがって、ルール上「クリーチャーを召喚する」ことは「カードを使う」ことに含まれる。ただし、誘発条件としてクリーチャーが「カードを使った時」の条件を満たしたとしても、「召喚した時」の条件は満たさないケースが存在する。これは「召喚した時」という誘発条件が「召喚してバトルゾーンに出した時」の省略表記であるがゆえに発生する誤謬である。つまりどういうことかというと、たとえば《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》で実際にバトルゾーンには出なくとも、「カードを使った時」という条件は満たされるが、「召喚した時」という条件は(一見バトルゾーンに出たか否か問われていないように読めるが)満たされないという違いが発生する。

その他

  • 前述の「コストを支払わずに召喚〜」と書かれているテキストのケースでは、テキストに「召喚」と書かれているため召喚扱いとなる。よって、コスト踏み倒しであるにも関わらず、ゼニス能力O・ドライブが使用可能。テキストに「カードを使う」という能力で、クリーチャーを使う時も召喚扱いとなる。
  • よくある変換ミスで気づいていない人も多いが「召還」ではない。
    「召還」は“呼び戻す”という意味で、“呼び出す”という意味の「召喚」とは正反対である。

参考