DM Wiki (旧EUC版)

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代替(だいたい)コスト

代替コストとは、メインステップカードプレイする(またはクロスギアクロスする)際に、本来支払うマナコストの代わりに支払うことのできるコストのこと。
後述のようにマナコストの支払いを免除し実際にはコストを支払わない場合も、支払い形態を変化させているため代替コストに分類される。

代替コストはカード能力によって定義される。自身のプレイの際に代替コストを与えるものと他のカードプレイの際に代替コストを与えるものがある。

代替コスト能力は大きく分けて以下の種類がある。

  1. マナコストとは別のコストを支払うもの
    1. 本来のマナコストとは別のマナの支払いを要求するもの
    2. マナの支払い以外の何らかの動作を要求するもの(コストを支払うかわりに、〜してもよい)
  2. マナコストの支払いを免除するもの(コストを支払わずにプレイしてもよい)

1.1.の解説

ビートル・モグッタン C 自然文明 (3)
クリーチャー:ビークル・ビー 3000
W・ソウル
マナ爆誕4(このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト4を支払って召喚してもよい)
連唱 ハルカス・ドロー C 水文明 (2)
呪文
カードを1枚引く。
リサイクル3(この呪文を墓地からコスト3を支払って唱えてもよい。そうして唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く)

このタイプに該当するのはマナ爆誕リサイクル能力である。いずれも手札以外から出す特殊なプレイを行うに際し、通常と異なるマナコストを要求するもの。
これらの代替コストはマナを要求するので、通常通りマナが必要であるほか、コスト軽減マナ数変化の影響を受ける。

例外的にマナ爆誕0は2.にも該当し、マナコストを支払う必要はない。

1.2.の解説

ジョルジュ・バタイユ SR 闇文明 (8)
クリーチャー:マフィ・ギャング 12000
コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを4体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードを数える。それと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにカードを6枚、自分の墓地から好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。
龍覇 ザ=デッドマン R 自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ドラグナー 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自然のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
コストを支払ってクリーチャーを召喚する時または呪文を唱える時、そのコストを支払うかわりに自分のマナゾーンにある光のカード、水のカード、闇のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ1枚ずつタップしてもよい。
W・ブレイカー

このタイプは「コストを支払う時、コストを支払うかわりに〜してもよい」「コストを支払うかわりに〜して、このカードプレイしてもよい」というテキストで表現される。
キーワード能力能力語化されているものはなく、カード毎に個別の条件を持つ。

代替コストの支払いが不可能な場合は代替コストでプレイする事はできない。例えば《ジョルジュ・バタイユ》クリーチャー4体を破壊することを要求するが、バトルゾーンにある自分のクリーチャーが4体に満たない場合は代替コストによる召喚はできない。

このタイプのコストの支払いは置換効果に該当する。例えば《ジョルジュ・バタイユ》破壊することを選んだクリーチャーは、モヤシなどの置換効果でその破壊をさらに置き換えるということはできない。

マナの支払い以外の代替コストを与えるカード

2.の解説

無重力(ゼロゼロ) ナイン C 火文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 1000
G・ゼロ―バトルゾーンに自分のアウトレイジがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
龍素王 Q.E.D. VIC 水文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 11000
呪文の効果で相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。
各ターン、自分の水のクリーチャー1体目を、コストを支払わずに召喚してもよい。
各ターン、自分の水の呪文1枚目を、コストを支払わずに唱えてもよい。
W・ブレイカー

「〜をコストを支払わずにプレイしてもよい」というテキストで表現される、いわゆるコスト踏み倒し能力の一種。
代表的なキーワード能力G・ゼロが存在する。

代替コストとは言うものの、上記と違ってコストの支払いそのものが免除され、いわばタダでカードプレイすることができる。
強力である代わりに条件付きのものが多い。

コストを支払わずにプレイできる能力を持ったカード

コストを支払わずにクロスできる能力を持ったカード

共通ルール

そのカードマナコストの支払うために必要なマナを捻出できない状況であっても、代替コストの支払いができる状態ならば代替コストを支払ってプレイすることが可能。

代替コストを支払うことを選んだ時点でそのカードプレイするための総コストの中には既にマナコストは含まれていない。このため、複数の代替コストを適用することはできず、一つのみを選ばなければならない。

B・A・Dなど、コストを支払う際に軽減するか否かを選べる能力は代替コストではないが、選択のタイミングは同じ。

代替コスト自体は支払うコストを変更しているのであって、イベントを置き換えているのではないので置換効果ではない。
ただし、いくつかのルールの論理は置換効果と共通している。

参考