DM Wiki (旧EUC版)

重要なお知らせ


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(おもて)()

そのカードが自分にも相手にも見える状態にする、つまりは非公開情報を公開すること。
その点を除けば扱い方は特に変わらない。

シールドを表向きにすると、シールドゾーンにあるシールドのまま公開され、山札を表向きにするのなら、山札であるまま公開される。なので「山札の最後の1枚が表向きになったからといって、「山札がないので負け」ということは起こらない[1]
また《紅神龍バルガゲイザー》効果で誤解する人も多いが、表向きにしたカードは文章に指示が無ければ捨てたりする必要は無く、元の場所に裏向きにされて戻るだけである[2]

開示後シャッフルする例

エンペラー・キリコ SR 水文明 (8)
進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 13000
進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。その3体をバトルゾーンに出し、山札をシャッフルする。
T・ブレイカー

開示後破棄する例

紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。
パワーアタッカー+1000

開示後指示が無い=元に戻す例

ザ・ユニバース・ゲート R 火文明 (6)
呪文
自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にフェニックスがあれば、1体につき1ターン、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。

※新テキストには注釈文で山札に戻すと書かれている

表向きのままにする例

アクア・マスター SR 水文明 (6)
クリーチャー:リキッド・ピープル 4000
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、相手のシールドをひとつ選び、表向きにする。(シールドゾーンにある間、そのシールドは表向きのままプレイする)

山札手札シールド、つまり元々非公開情報であるものは表向きにされる可能性がある。一方、マナゾーン墓地超次元ゾーンカードは常に公開情報、つまり表向きであるのでいつでも誰でも見ることができる。

裏向きのカードを表向きにする効果は、ゾーンや位置を移動させない場合、原則として解決後には元通りの順番で裏向きに戻す。例えば上記《ザ・ユニバース・ゲート》は表向きにしたカードを裏向きに戻すいう指示はないが、唱えた後に裏にする。山札の一番下に置いたりシャッフルしたりする場合も裏向きにして送る。
《アクア・マスター》《捜索甲冑ゴロンガー》等、表向きにしてそのままにする能力も存在する。このタイプの能力カードを表向きにしたままゲームを続行するという意味で「プレイ」という語を使っているものが多い。

シールド・ゴー《Dの天牢 ジェイルハウスロック》《神聖で新生な霊樹》などゾーン追加時に表向きにして置く能力の場合も、特に注釈は無いが表向きでゲームを続行する。

常にランダム性が求められる山札カードを表向きのままにする能力はほとんどないが、シールドの場合はS・トリガーの位置が重要になったり、シールド・ゴー裁きの紋章のようにシールドゾーンでの存在を明示することが戦略となったりするため、一度表向きにしたらそのままになるものがいくらか存在する。

表向きになったカードは公開情報となるため、本来なら「非公開ゾーンにおけるカードの選択はテキスト強制であっても任意となる[3]」という裁定が適応されるゾーンであっても、表向きになっているカードによって処理が可能ならば結局強制になる。
例えば、相手が呪文を唱えたことにより《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》の能力がトリガーした時、この能力で自分のシールドを見た場合、見たシールドの中に仮に呪文があっても唱えないという選択ができる。しかし表向きの呪文があれば、シールドの中に呪文がある事は明らかであるため唱えなければならない。

  • 「表向きにする」ではなく「見る」の場合は相手に見せる必要はない。

参考


[1] その後のカードの処理の結果によって山札切れが起こり得るだけであって、山札切れとの直接の関係は無い。
[2] もちろん、「表向きのままプレイする」など注釈があればその限りではない。
[3] 相手は非公開ゾーンに該当カードがあるかどうか判別できないため