DM Wiki (旧EUC版)

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不死鳥編(スペクタル・ノヴァ)環境(かんきょう)

BEFORE⇒転生編環境

メタゲーム

DM-19DM-20

転生編終盤からトップメタの座を得た《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は、DM-19に入っても暴れ続ける。

DM-18まで《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》《大勇者「ふたつ牙」》などのマナブーストで高速召喚する【牙サファイア】が暴れていたが、DM-19期にデュエル・マスターズ初のリアニメイトスペルである《インフェルノ・ゲート》が登場。
これにより、《ダンディ・ナスオ》または《ロスト・チャージャー》によってサファイアを墓地に送り、《インフェルノ・ゲート》で4・5ターン目にサファイアをバトルゾーンに出す【茄子サファイア】が登場し、【牙サファイア】をトップメタから押しのけた。

他方、転生編を経て強化された【単色速攻】ビートダウンはまだ勢力を保っていた。【パシフィック青単】【緑単速攻】【準黒単】などが勢力を競っていたが、特に【赤単速攻】が強力なデッキタイプだった。

不死鳥編で追加されたハイブリッド種族たちは、ほとんどがファンデッキに甘んじたが、グランド・デビルはその粘り強いビート性から公式大会でもそこそこの成績を収める。
また、聖拳編の頃から存在していた【アクアンホワイトブラック】【白青黒赤ライブラリアウト】といったコントロールデッキの強豪達もそれらに続いた。

2006年夏の公式大会サマーギャラクシーリーグでは、【茄子サファイア】に対して有利な【白青黒赤ライブラリアウト】改造型【除去サファイア】が主に活躍しつつも、上記のデッキが並立して各大会を制した。
レギュレーションの問題で【牙サファイア】以外のすべてのデッキが否定されていたスプリングギャラクシーリーグに比べれば、一見するとバランスがとれていたように思えるものの、その実態は【サファイア】か、【速攻】か、【除去コントロール】か」の鼎立であり、それら以外のデッキで勝ち上がることは不可能に近かったと言える。

ところがサマーギャラクシーリーグオープンクラスでは、汎用性を全く無視した【サファイア】に対する徹底的なメタデッキである【チューザビートダウン】が優勝を果たしている。それだけ【サファイア】が圧倒的な地位にあったことを示す結果となった。

DM-21

長らく上記の固まったメタゲームが続き、まさに不死鳥編の一年間はサファイアが牛耳る一年間となっていたが、大方の予想に反して《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は1年を待たずしてプレミアム殿堂入りとなる。
《無双竜機ボルバルザーク》が当初殿堂入りすら渋られていたことを考えると、異例の措置となった。

同時にライブラリアウトデッキの生命線である三種の神器《ロスト・チャージャー》《ヘル・スラッシュ》《フューチャー・スラッシュ》プレミアム殿堂入り。
これによりライブラリアウトデッキはDMR-02において《ヴォルグ・サンダー》が登場するまでメタゲームから消えることとなった。

これに対して【速攻】系統は殿堂入りの影響を全くと言っていいほど受けず、【赤単速攻】【パシフィック青単】【緑単速攻】【準黒単】は以前に増して勢力を強めた。【白青黒】赤ライブラリアウトの後継である【除去ガーディアン】や、サファイア系列の後継となる【牙バジュラズ】【ドラゴンランデス】なども登場し、主要カードが禁止となったそれらの後釜となる。

ハイブリット種族では【グランド・デビル】にフィニッシャーの《超神星ネプチューン・シュトローム》、手札補充の《悪魔提督アルゴ・バルディオル》が追加され、名実ともに最強のハイブリット種族として名を馳せた。

【アーク・セラフィム】では《霊騎ラーゼ・ミケランジェ》《聖霊提督セフィア・パルテノン》が登場し、大量展開デッキとして環境に進出したが、構築の要となる《聖帝ソルダリオス》《霊騎プリウスライザ》が入手困難なプロモーション・カードの為、多くのプレイヤーが作れず終いになった。

【ティラノ・ドレイク】ではDMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」でフューチャーされたこともあり、《激竜凰ドランベルク》《衝撃のロウバンレイ》を主軸としたデッキがそこそこ広まった。それでも、《超神星マーズ・ディザスター》は条件が厳しすぎて殆ど使われなかったが。

DM-22DM-23

DM-22では《光神龍スペル・デル・フィン》《黒神龍グールジェネレイド》《インフィニティ・ドラゴン》などの強力なドラゴンがこぞって登場し、【牙デルフィン】【グールジェネレイド】などのデッキを生み、闘魂編より細々と組まれてきた【連ドラ】を一気にメタ格へと強化させるなどした。

【アクアンホワイトブラック】は聖拳編より安定した強さを持ってはいたものの、やや使用率は低下していく。これにより、の主力種族はアクアンホワイトブラックを中心とした【イニシエート】よりも、除去ガーディアンに活躍の場を得た【ガーディアン】に再シフト。
ガーディアンは流行するランデスへの対抗策《光波の守護者テルス・ルース》をDM-23で得たのも追い風だった。

【ドリームメイト】では《伝説のサンテ・ガト・デ・パコ》《囚われのパコネコ》を中心としたデッキが考案され、アニメや雑誌で広く紹介され話題となった。

《究極銀河ユニバース》《超神星ビッグバン・アナスタシス》といったド派手な能力を持つフェニックスも登場したが、まだまだ進化元が充実しなかったため、それらが活躍できるようになったのは何年も後の事になった。

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当時の主流デッキ

主なカード

参考