DM Wiki (旧EUC版)

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無視する

カードカード能力クリーチャーバトルゾーンに出ることによって起きる効果など、指定する何かを無いものとして扱うこと。
主にクリーチャーが対象になる。

概ね以下の4つの意味に分類される。

  1. 封印によるクリーチャーの無視
  2. 特定の能力の無視(無効化)
  3. 特定のクリーチャーの能力の無視
  4. クリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果の無視

1.封印によるクリーチャーの無視

(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印をひとつ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する

封印を付けられたクリーチャーバトルゾーンに無いものとして扱われ、無視される。
そのクリーチャーの常在能力や付与されていた能力も無視される。封印を外された場合でも、そのクリーチャー付与されていた能力は復活しない。
また封印されたクリーチャーは構成カードすべてが無視される。カード指定除去などカードを対象とする効果でも影響を受けない。

封印されていた期間の召喚酔いは無視されず、バトルゾーンに出たターン封印されて同一ターン封印が外されても召喚酔いは解けない。逆に言えばターンをまたいでさえいれば封印を外された時に召喚酔いしていないためすぐに攻撃が出来る。

封印によって無視されるのはバトルゾーンにあるクリーチャーのみで、封印の付いた禁断の鼓動は無視されない。
また、封印そのものはバトルゾーンにある裏向きのカードとして認識される。

2.特定の能力の無視(無効化)

超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜 P 光/水/闇/火/自然文明 (∞)
エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 17000
T・ブレイカー
このクリーチャーが自分の手札またはバトルゾーンにある時、自分のエグザイル・クリーチャーの持つ、エグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出せないようにする能力を無視する
ウルトラ・ドロン・ゴー:このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、エグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
卍 新世壊 卍 VR 水文明 (2)
無月フィールド
自分の魔導具を持つ呪文を持つ呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このフィールドの下に置いてカードを1枚引いてもよい。
自分の魔導具またはドルスザクを持つ呪文を唱えられなくする能力を無視する
無月の門99:自分のターンの終わりに、このフィールドの下に4枚以上カードがあれば、ゲーム中で一度、水のコスト99以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。

《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》《卍 新世壊 卍》などが持つ能力がこれに該当する。
特定の能力を無いものとして扱い、無視あるいは無効化する。

例文のカードの場合、例え自分のエグザイル・クリーチャーバトルゾーンにあっても、同じ名前を持つエグザイル・クリーチャー手札山札墓地マナゾーンシールドゾーンのどこからでも出せるようになる。

3.特定のクリーチャーの能力の無視

あたりポンの助 SR 無色[ジョーカーズ] (6)
クリーチャー:ジョーカーズ 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《あたりポンの助》以外のクリーチャーのカード名を1つ選ぶ。
選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する
めっちゃ! デンヂャラスG3 P 無色[ジョーカーズ] (10)
クリーチャー:ジョーカーズ 21300
G・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「シールドいらねえー!」と言ってもよい。そうしたら、そのターン、自分のクリーチャー3体に「G・ブレイカー」を与える。
ケッシング・ゼロ P 無色 (5)
呪文
S・トリガー
「気に入らねぇやつは消す」と言ってもよい。そうしたら、このターン、相手のクリーチャーの能力すべてを無視する

指定されたクリーチャーが持つあらゆる能力を持たないかのようにゲームを処理する。
ブロッカースピードアタッカーW・ブレイカーと言ったあらゆる能力が無視され、あたかもバニラクリーチャーかのように扱われる。
封印に似ているように思えるが、こちらは攻撃が可能で呪文や他のクリーチャーが持つ能力の対象として選ぶことができる。
また、他のカードによって付与された能力もすべて無視される。これは、付与された能力もそのクリーチャーが持つ能力として扱われるためである。
ただしパワー種族文明などの能力以外の要素、およびパワーの増減、種族文明の追加など能力以外を変更する継続的効果は無視されない。

無視が適応されるのは指定されたクリーチャーバトルゾーンにある時のみ。
《あたりポンの助》に指定されたクリーチャーバトルゾーンに出る前にシンパシーなどでコスト軽減を受けたり、マナ召喚墓地召喚などバトルゾーン以外で発揮される能力は無視されない。

処理法やルールはMtGの「能力を失う」継続的効果に近い。

4.クリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果の無視

キングダム・オウ禍武斗 MAS 自然文明 (9)
クリーチャー:グランセクト 14000
マッハファイター
T・ブレイカー
破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。
轟破天九十九語 MAS 自然文明 (10)
呪文
各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンからバトルゾーンに出す。これらのクリーチャーがバトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する。(マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない)

現在、《轟破天九十九語》にのみ、このテキストがある。
クリーチャーバトルゾーンに出ることによって引き起こる様々な効果が無視される。
クリーチャーcipはすべて無視され、他のクリーチャーバトルゾーンに出る事によってドローしたりマナブーストしたりする効果が働いていたとしてもそれらは無視される。
また、同一の文明を持つコマンドがバトルゾーンに出ても封印は外されない
これは、クリーチャー能力を無視しているのではなく、クリーチャーバトルゾーンに出ることによって起こる効果を無視しているためと思われる。
ただし、バトルゾーンに出る直前に処理される効果は無視されない。
例えば、「バトルゾーンに出すかわりに」と書かれた置換効果や、タップインなどは無視されない。

処理法やルールはMtGの「戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない」継続的効果に近い。

番外.進化元の特性の無視

進化などによってカードの下に置かれているカードは特性が無視される。
これは効果ではなくルールによるもの。

例:《コッコ・ルピア》から《超竜G・紫電・ドラゴン》に進化させた。これにより進化元になった《コッコ・ルピア》の「自分のドラゴンの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは1以下にならない」常在型能力は使えなくなる。
ちなみに《超竜G・紫電・ドラゴン》の召喚時は《コッコ・ルピア》の能力により召喚コストが2少なくなる。

その他

参考