#author("2018-08-11T17:21:01+09:00","","")
*闇 [#j686078e]
#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","")
*&ruby(やみ){闇}; [#j686078e]
 
死や犠牲、利己を表す[[デュエル・マスターズ]]の五大[[文明]]の一つ。
地下世界に生息する[[クリーチャー]]たちの軍団であり、勝利のためにはいかなる犠牲も惜しまない[[文明]]である。
科学力をほとんど持たない替わりに死体の復活、悪魔崇拝、生贄の文化、魔術が発展しており、最もファンタジー色が強い。
支配種族は[[ダークロード]]。(ここまでの設定は[[不死鳥編]]以前のもの)
//かつてはこの[[文明]]は高貴な貴族だったが、禁断の果実(オーブ)を食べたことで上記のような世界に変わってしまった。
//この文明の[[オリジン]]は、禁断の果実(オーブ)を食す以前の闇文明の[[クリーチャー]]であり、イラストの赤い宝石や黄金の装飾は彼らが貴族であることから身に着けているもの。
かつてはこの[[文明]]は高貴な貴族だったが、禁断の果実(オーブ)を食べたことで上記のような世界に変わってしまった。
この文明の[[オリジン]]は、禁断の果実(オーブ)を食す以前の闇文明の[[クリーチャー]]であり、イラストの赤い宝石や黄金の装飾は彼らが貴族であることから身に着けているもの。

実際のゲームでは、[[クリーチャー]][[破壊]]や[[パワー低下]]、[[ハンデス]]などが特徴。
[[墓地回収]]や[[墓地進化]]、[[リアニメイト]]など、[[墓地]]を利用することも得意である。通常の[[プレイ]]とは別に、[[墓地肥やし]]によってあえて[[カード]]を[[墓地]]に送ってから利用するというものも多い。

自分の[[クリーチャー]]や[[手札]]、[[シールド]]などを犠牲にする[[スーサイド]][[能力]]やお互いに不利益をもたらす[[カード]]など、ハイリスク・ハイリターンなデザインの[[カード]]が多いのも特徴の一つである。

[[呪文]]が強い[[文明]]でもある。(上記の設定を考えると当然だろう)
反面、[[クリーチャー]]の[[パワー]]は総じて低めだが、何らかの[[デメリット]]と引き換えに高い[[パワー]]を得ているものも多い。

一方で[[サーチ]][[能力]]を持つ[[カード]]が非常に少なく(良くて[[《黒神龍ドボルザーク》]]、[[《ゴッド・ガット》]]等の[[ゴッド]]関連くらい)、必要な[[カード]]を持ってくるときは他の[[文明]]に頼らざるを得ないという弱点がある。[[闇]]だけで[[クリーチャー]]を持ってくるときも、[[墓地]]を介さなければいけないことが多いため、他の[[文明]]と比べるとどうしてもワンテンポ遅れてしまう。

[[ブロッカー]]は存在するが、[[光]]や[[水]]ほど数は多くなく、しかもコストパフォーマンスが悪い。さらに、パワーが高いものはほとんどがデメリット持ちで使いにくく、光や水に比べるとかなり冷遇されていると言わざるを得ない。一応、[[《ブラッディ・イヤリング》]]や[[《封魔メールワスプ》]]など強力なものも存在する。

-[[山札]]から[[カード]]を[[墓地]]へ送る[[効果]]もこの[[色]]の特徴だったが、そういった[[カード]]は多くが[[プレミアム殿堂]]に入ってしまっている。(→[[ライブラリアウト]])現環境で使用できるものとしては[[《ギガザンダ》]]の[[アクセル]][[能力]]や[[《ブラッディ・クロス》]]、[[《ヴォルグ・サンダー》]]などがあげられる。
-[[山札]]から[[カード]]を[[墓地]]へ送る[[効果]]もこの[[色]]の特徴だったが、そういった[[カード]]は多くが[[プレミアム殿堂]]に入ってしまっている。(→[[ライブラリアウト]])現環境で使用できるものとしては[[《ギガザンダ》]]の[[アクセル]][[能力]]や[[《ブラッディ・クロス》]]、[[《伊達人形ナスロスチャ》]]などがあげられる。

-グロテスクな[[イラスト>カードイラスト]]の[[カード]]が多く、中には子供向けのカードゲームとは思えないような、見るだけでゾッとするような[[カード]]もある。

-全体[[火力]]や[[ブロッカー]][[破壊]]など、[[火]][[文明]]の[[能力]]を単体で持っているものが少ないながら存在する。コストパフォーマンスは火文明とほぼ同等である。なお、[[シールド焼却]]はどちらも同じくらい所有している。

-[[火力]]に相当するものとして[[パワー低下]]がある。[[除去]]としてみると[[汎用性]]が大きいためか、同[[コスト]]で比較すると[[火力]]の範囲と[[パワー低下]]の範囲は後者のほうが数値は小さい事が多い。

-[[クリーチャー]][[破壊]]が得意な一方、[[カード指定除去]]には乏しい。[[《時空の封殺ディアス Z》]]・[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]・[[《オールデリート》]]の3枚しか存在しない。《ディアス》と《ガルーダ》は相手依存の側面が強く、《ガルーダ》に至ってはあまりにも実用性がない。[[カード]]を直接[[墓地送り]]にする[[除去]]はむしろ[[火]][[文明]]のほうが長けている。
-[[クリーチャー]][[破壊]]が得意な一方、[[カード指定除去]]には乏しい。[[《時空の封殺ディアス Z》]]・[[《超神龍スカイ・ガルーダ》]]・[[《オールデリート》]]・[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]・[[《針柩医 ゼントヨウ》]]・[[《堕魔 ドゥンブレ》]]・[[《コダマの気合掘り》]]の7枚しか存在しない。《ディアス》と《ガルーダ》と《ゼントヨウ》は相手依存の側面が強く、《ガルーダ》に至ってはあまりにも実用性がない。[[カード]]を直接[[墓地送り]]にする[[除去]]はむしろ[[火]][[文明]]のほうが長けている。
--当然[[火]]なので[[墓地送り]]対象にはコスト制限が掛けられている。これはすなわち、[[《デーモン・ハンド》]]のように無制限で[[カード]]を[[墓地送り]]にする[[除去]]はほぼ存在しないことを意味する。

-[[クリーチャー]]を[[攻撃]]できる[[ブロッカー]]が存在する。基本的に[[光]]以外の[[ブロッカー]]は[[攻撃]]できるかできないかの二択なのだが、闇[[文明]]にはどのタイプも存在している。ただし、闇のブロッカーの大半は攻撃できない。

-[[破壊]]や[[ハンデス]]等、[[【速攻】]]のような極端な構成のデッキでない限りはどのデッキでも有効に働く効果を持つカードが多い。それ故に他文明との親和性は5つの文明の中でも随一。

-[[デュエル・マスターズ]]誕生当初から、主力種族を一つないし少数に絞って展開してきた他の文明に比べて、闇は[[ゴースト]]、パラサイトワーム、[[キマイラ]]、[[ヘドリアン]]、[[デスパペット]]他、統一せずにクリーチャーや進化クリーチャーが増えてきたと言える。単体[[種族デッキ]]としては[[不死鳥編]]での2[[文明]]種族である[[グランド・デビル]]以外、大きく[[メタゲーム]]上にあがった歴史がない。

-[[プレミアム殿堂]][[カード]]が最も多い。これは[[山札]]破壊[[呪文]]が3枚と[[ハンデス]][[呪文]]2枚が入っているのが大きい。

-[[超次元]][[呪文]]は他の[[文明]]よりも[[重い]]傾向がある。他の[[文明]]の[[軽い]][[サイキック・クリーチャー]]を大量に出すか、重くパワフルな[[サイキック・クリーチャー]]を出すかのどちらかが主な戦略となる。

-[[エピソード2]]では[[ヒューマノイド]]、[[エンジェル・コマンド]]、[[ガーディアン]]と他文明の3つもの[[種族]]が闇[[文明]]としてフィーチャーされた。

-基本的に闇文明に関しては、極端でない限りはデメリットを持っていたほうが有利になるという特徴があり、そのため他の文明と比べるとかなり異質な動きを求められる。初心者にはそのアドバンテージの取り方が難しいかもしれない。

-[[コスト踏み倒し]][[メタ]]は4コストのものが充実しているが、2コストのものは[[《マタドール・マルクーゼ》]]のような[[耐性]]面で[[カードパワー]]が控えめのものしかない。コスト踏み倒しに反応して[[除去]]する先の[[ゾーン]]が[[墓地]]([[破壊]])であり、元々[[墓地回収]]や[[除去]]などで粘り強く戦える都合上耐性のある2コストのカードが登場しては困るという開発側の判断はあろうが、これは色の役割と割り切るしかなかろう。
-[[コスト踏み倒しメタ]]は4コストのものが充実しているが、2コストのものは[[《マタドール・マルクーゼ》]]のような[[耐性]]面で[[カードパワー]]が控えめのものしかない。コスト踏み倒しに反応して[[除去]]する先の[[ゾーン]]が[[墓地]]([[破壊]])であり、元々[[墓地回収]]や[[除去]]などで粘り強く戦える都合上耐性のある2コストのカードが登場しては困るという開発側の判断はあろうが、これは色の役割と割り切るしかなかろう。

-[[デュエル・マスターズ]]のゲームにおいて、[[赤単]]や[[青単]]などの[[単色]]をコンセプトにした[[デッキ]]ならまだしも、[[多色]]の[[デッキ]]において、[[闇]]が入らないということは、基本的に相手の戦術の妨害が、ほとんどできないことを意味する。[[環境]]等にも左右されるが、自分の[[デッキ]]における戦術で、相手を圧倒するような状況が難しければ、[[タッチ]]だとしても[[闇]]の[[除去]]や[[ハンデス]]などを加え、積極的に[[アドバンテージ]]を取りに行くことを考慮するべきだと言えるだろう。他の[[文明]]と比較すると[[グッドスタッフ]]色の強いカードの割合も高い。

-利己の心を持ち、他者を欺く知を持っている[[水]]とは相性が良い。
-犠牲の重要さを理解し、死を恐れない[[火]]とは相性が良い。
-利己を否定し、集団の為に個人に制約を科す[[光]]とは相性が悪い。
-犠牲の精神を持たず、生命の尊さを重要視する[[自然]]とは相性が悪い。

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**闇文明の種族 [#tca98b93]
-[[ガーゴイル]]
-[[キマイラ]]
-[[グランド・デビル]]
-[[ゴースト]]
-[[ダーク・ナイトメア]]
-[[ダーク・モンスター]]
-[[ダークロード]]
-[[ディープ・マリーン]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[デスパペット]]
-[[デビルマスク]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[パラサイトワーム]]
-[[パンドラボックス]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[ブラック・コマンド・ドラゴン]]
-[[ブレイブ・スピリット]]
-[[ブレインジャッカー]]
-[[ヘドリアン]]
-[[魔導具]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[ムーゲッツ]]
-[[リビング・デッド]]

**参考 [#a2a3adcb]
-[[文明]]
-[[デッキカラー]]