#author("2019-08-13T10:14:50+09:00","","")
#author("2019-08-13T10:34:07+09:00","","")
*《「&ruby(なぞ){謎};」の&ruby(いただき){頂}; &ruby(ゼータ){Z};-ファイル》 [#he144f5b]

|「謎」の頂 Z-ファイル SR 無色 (10)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000|
|このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーをすべて破壊してもよい。そうした場合、デーモン・コマンドをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|
|T・ブレイカー|
|エターナル・Ω|

[[DMR-07>DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」]]で登場した[[アンノウン]]/[[ゼニス]]。

[[召喚]]すれば、自分の他の[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]することによって、[[墓地]]の[[デーモン・コマンド]]を全て[[リアニメイト]]する。

墓地から[[デーモン・コマンド]]を大量に出す方法としては[[《悪魔神デスモナーク》]]が有名だが、あちらと違い、[[召喚]]時に誘発する[[能力]]なので確実に使用することが出来る。また、デーモン・コマンドであれば[[《悪魔神ドルバロム》]]や[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]などの[[進化クリーチャー]]も出せる。

1度自分の[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]する必要があるが、[[破壊]]された[[クリーチャー]]が[[デーモン・コマンド]]なら直後に場に出すことが出来るので、[[種族デッキ]]を組んでいればさほど気にならない。むしろ1度破壊されてから場に出ることで[[cip]][[能力]]を再び使うことが出来る。

[[破壊]]した時点で[[墓地]]に[[デーモン・コマンド]]がいないと不発に終わるため、必然的に[[デーモン・コマンド]]を使う必要性が生じる。[[デッキ]]構築は他の[[ゼニス]]と比べると制約が大きくなるため、[[ゼニス]]の中でも[[汎用性]]は低く、幾分不遇な扱いを受けている。

とはいえ、呼び出す先が[[重量級]]だらけであるため、ある程度の条件は妥当。特に[[リアニメイト]]する[[デーモン・コマンド]]の文明を指定していないため、[[闇]]と[[光]]どちらの[[デーモン・コマンド]]デッキでも活躍が見込める。[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]など、[[除去]]持ちの[[W・ブレイカー]]持ちを3、4体出すことができればほぼゲームセットである。

デッキの構成は縛られるが、他の[[ゼニス]]と比べても決して見劣りしない決定力を持っている。専用デッキについては[[【Z-ファイル】]]を参照。

-「[[Ζ]]」カテゴリーに属するため、[[《ヤミノドーベル》]]や、[[《黒神龍スカル・グラヴィッツ》]]のサポートを受けられる。しかし、どちらもデーモン・コマンドではないので「[[Ζ]]」であることを生かすのは難しいかもしれない。

-裁定変更により、他のクリーチャーがいなくても[[リアニメイト]]出来るようになった(2014/5/24事務局確認)。
2012年12月22日放送の[[デュエル・マスターズ DASH TV]]において他のクリーチャーがいないのに[[リアニメイト]]を行っていたことや、[[DMR-12>DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」]]で登場した[[《戦慄の取引 ビッグ・パルサー》]]が手札が0枚でも「0枚捨てた」として「そうした場合〜」の能力を使えるという裁定に合わせたものであろう。
--以前は[[デーモン・コマンド]]を踏み倒す能力は[[バトルゾーン]]の自分のクリーチャーを1体でも破壊しなければ起動することができなかった。

-[[デーモン・コマンド]]には[[《暗黒導師ブラックルシファー》]]や[[《死神明王ガブリエル・XENOM》]]など、[[墓地肥やし]]出来るものがいくつかある。よって、問題は10マナと言う[[コスト]]の工面だろう。

-10コストも支払って出すからには、即決着をつけるかロマンを追求したい。
--[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]を複数体出せば、[[《ヴォルグ・サンダー》]]を何度も出し入れして即座に[[LO>ライブラリアウト]]を狙うことができる。
--ロマンを追求するならば[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]が狙い目か。かなりの[[重量級]]な上に[[進化元]]が3体も必要なので、大量展開できるこのカードとは相性が良い。色が合わなくても踏み倒し前提で使うとするならばそこまで気にならないだろう。

-前述のとおり[[進化クリーチャー]]も出せるが、[[《悪魔神バロム》]]や[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]を出すと《「謎」の頂 Z-ファイル》が[[破壊]]されるので相性が悪い。一応、《「謎」の頂 Z-ファイル》は[[エターナル・Ω]]で戻ってくるので使いまわすことができるが。
--なお、[[進化元]]となる[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]は使うことができる。[[墓地進化]]とは異なり、[[バトルゾーン]]に出た[[クリーチャー]]に重ねている為である。
--また[[クリーチャー]]を出す順番を[[進化クリーチャー]]→非[[進化クリーチャー]]とすれば、通常の[[進化クリーチャー]]ならば不発になり、非[[進化クリーチャー]]のみを並べることも出来る。[[進化クリーチャー]]を出すと不利になってしまう状況などに使いたいテクニックである。

-名前の由来はアメリカで製作されたテレビドラマ「Xファイル」と思われる。[[ミステリー>《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》]]というよりはSFに近い作品であるが、[[光]]の[[デーモン・コマンド]]の命名法則を満たしている。

-イラストは白い体に白い翼、悪魔のような顔と、[[光]]の[[デーモン・コマンド]]を意識したようなデザインであり、[[背景ストーリー]]では、[[《「呪」の頂 サスペンス》]]の盟友となっている。しかしながら、[[DMデッキ開発部]]によると[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]を率いる[[ゼニス]]とのことである。元になった[[カード]]は[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]だろうか。

-デッキ開発部では、「あくまでも《「呪」の頂 サスペンス》の盟友であり、《Z-ファイル》が光デーモンを従えているわけではない」「[[《「呪」の頂 サスペンス》]]が[[光]][[デーモン・コマンド]]を率いる[[ゼニス]]に対し、こちらは[[闇]][[デーモン・コマンド]]を率いるゼニス」「召喚時のリアニメイトは闇デーモンに近しい能力」という解説がなされた。
-[[DMデッキ開発部]]では、「あくまでも《「呪」の頂 サスペンス》の盟友であり、《Z-ファイル》が光デーモンを従えているわけではない」「[[《「呪」の頂 サスペンス》]]が[[光]][[デーモン・コマンド]]を率いる[[ゼニス]]に対し、こちらは[[闇]][[デーモン・コマンド]]を率いるゼニス」「召喚時のリアニメイトは闇デーモンに近しい能力」という解説がなされた。
だが、[[エピソード2]]で登場した[[闇]][[単色]]の[[デーモン・コマンド]]は[[《ギャンブル将軍ゴーサウザンド》]]、[[《無情プリンス デスシックス》]]、[[《絆の戦士ファンク》]]の3体のみである。しかも、この3体は種族に[[アンノウン]]や[[アンノイズ]]を含んでいない。一体誰が《Z-ファイル》の下にいたのか、それこそ「謎」である。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、荻原麗奈が荻原連炎戦で使用。[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]でこの[[カード]]と[[《天運ゼニスクラッチ》]]を[[山札]]に残し、[[ドロー]]した[[《天運ゼニスクラッチ》]]の[[効果]]で[[召喚]]。[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]によって極限まで溜まった[[墓地]]から、[[デーモン・コマンド]]を一気に12体繰り出した。[[ライブラリアウト]]対策に[[セイバー]]で[[《アレス・ドラグーン》]]を場に残すなど、麗奈の用意周到さも伺える。

**関連カード [#a64d163a]
-[[《「呪」の頂 サスペンス》]]

**収録セット [#hab52a48]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」]]

**参考 [#la8aa173]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[スーサイド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[リアニメイト]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[Ζ]]
-[[【Z-ファイル】]]